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社内のWeb担当者を支援する、専門チームがいる理由

こんにちは。サイボウズWebチームです。
サイボウズのWebチーム内には、「Webインフラチーム」と「Webコンサルチーム」の2チームがあり、今回は「Webコンサルチーム」についてご紹介します。

メンバーは、2022年時点で4名。制作会社、事業会社など異なるバックグランドのメンバーが、東京、千葉、山梨、大阪からリモートで勤務しています。

Webコンサルチームがやっていることは主に以下の2点です。

1)Web担当者の支援 
・相談受付 
・プロジェクト運営支援 
・勉強会開催 
・社内ルールの整備

2)主体的な改善
・Webチーム担当サイトアップデート
・改善企画

サイボウズには50を超えるWebサイトがある

サイボウズには50を超えるWebサイトがあり、マーケティング部門だけでなく、ほぼすべての部門がWebサイトを運営し、携わる担当者は200名を超えています。

担当者によって、Webサイトの知識はバラバラなので、我々にはそういった担当者から「相談を受け付ける」という業務があります。

どんな相談かというと、「サイトをリニューアルしたいんだけど、どこから手をつけたらいいか教えてください」といった初期の段階のご相談もあれば、「テストアップまで行ったので、コーディングレビューをして欲しい」というようなサイト公開直前のご相談、さらには「公開中のWebサイトがおかしいので見て欲しい」と、緊急を要するご相談など、種類や内容、緊急度の異なるさまざまなご相談を受けています。

どうしてWebチームがWebサイトの担当をしないの?

サイボウズでも、最初はWebチームのメンバーがメイン担当者として、各Webサイトのリニューアルをガツガツと実施していました。

ただ、サイボウズの活動の幅が増えていくにつれ、Webサイト案件は年々増えていき、Webチームだけがメイン担当となってしまうと、仕事量に対応できなくなったりと、それがボトルネックになってしまうことに。
Webチームは可能な限り案件を直接担当せず、Web担当者の応援に注力することにシフトしました。

さらに、各担当者の応援に注力するために、Web制作会社をはじめとした社外パートナーの力を借りることで、Webチームが直接Webサイトを担当するよりも何倍も、多く、速く依頼に対応できる体制に変化していきました。

具体的な社外パートナーとしては、

・Web制作
・アクセス解析
・CMSの保守・カスタマイズ
・Webサイトの更新管理

など、さまざまな種類の会社と保守契約を結び、Web担当者を応援するメニューをサイボウズ社内で提供しています。

Webコンサルチームの必要性

社外パートナー会社がいるなら、Webコンサルチームは何をするのか。どんな必要性があるのか。疑問に思った方もいるかもしれません。

たとえば、Webサイト制作時、プロジェクトの成功確率を高めるには、すべてのプロセスについて十分な知識、スキル、経験を持ち、リソースを確保することが有効です。

しかし、サイボウズ側のWebサイトの担当者は、マーケティングから人事など、幅広い職種で、社歴や社会人経験も各個人によって異なり、普段からサイトのことばかりやっているわけではないので、何から始めてよいかわからないことも少なくありません。

また、依頼する先の制作会社も分析、戦略、設計、コンテンツ、ビジュアルデザイン、セキュリティ、CMSなどすべての分野が得意とは限らず、得意であっても発注側の予算やスケジュールの事情ですべてを発注できない場合もあります。

プロジェクト推進の際、お互いの役割や対応する範囲の認識にギャップが生まれるケースがあるのです。そのギャップを埋める役割をWebコンサルチームが担います。

Web制作時や運用時のルールを整備したり、勉強会を開催したり、相談に対応してギャップの発生を軽減し、時にはプロジェクトに参画して直接ギャップを埋めてリスクを軽減しにいきます。

簡単にいえば、いわゆる「丸投げ」や「無茶ぶり」の削減ですね。それを続けることで個々の案件のみならず、長期的に成功の確率を高めることに貢献する。

それがWebコンサルチームです。

この他にもWebサイトに関わることなら、多岐に渡って首を突っ込んでいるのですが、そういった詳細はまた別の機会にnoteで発信していこうと思います!

Webコンサルチームメンバーのnoteはこちら!

Webチームができた歴史を知りたいかたはこちらの記事をお読みください。


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