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Cybozu Product Design Magazine

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サイボウズのプロダクトデザインに関わるメンバーの記事をまとめたマガジンです
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記事一覧

サイボウズの新しいデザイン組織についてマネージャーが語る!

オープニング(00:00)篠原/皆さんお久しぶりです。篠原です。このポッドキャストは、サイボウズのプロダクトデザインに関する取り組みを雑談形式で紹介する番組です。真面目な話から現場の笑える裏話まで、色々とお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします。 篠原/なんと一年ぶりの更新になります!最後の更新は昨年の6月でした。聞いてくれている人はいるのかな?っていう感じなんですけれど。これからまた定期的に発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。 篠原/今回のテーマ

【長寿プロダクトの進化】カラーパレット再設計への挑戦

こんにちは〜!サイボウズのプロダクトデザイナーをしているおごし(@ogoshi_cy)です。 最近はイベントノベルティグッズ制作記事を書いていましたが、普段はkintoneのデザイン改善や新機能デザインを行っています。 今回は、デザイン改善として行った「カラーパレット再設計」についてお話します。 1|カラーパレットを整理する理由十余年以上使われているkintoneは、デザイン側も歴史は長く、様々な検討がなされてきました。長い歴史の検討中に生まれた色たちは、時が経つにつれ、

フロントエンドエンジニアがデザインテクノロジストのお仕事をしてみた話

Design Stageではデザイナー・デザインテクノロジストを中心にデザインに関する各種ノウハウや取り組みなどを発信します。 こんにちは。サイボウズ24新卒フロントエンドエンジニアのsaku(@sakupi01)です。 弊社の開発新人研修には、「2週間、興味のあるチームの体験に行ける」というコンテンツがあります。 私はその一環としてkintone Design Systemチームにデザインテクノロジスト職能として体験に行きました。 今回は、新卒(フロントエンド)エンジ

モバイルでのターゲットサイズ(Target Size)のデザインと向き合う

サイボウズ株式会社でサイボウズ Officeのプロダクトデザインを行っているkamimuです。 普段はサイボウズ Officeのネイティブアプリ版のデザインを行っていますが、ボタンを設置する度にモバイルでのボタンの適切なサイズ・理想のサイズについてよく考えることが多いです。 今回はボタンのサイズを決定する上で必要な要素であるターゲットサイズについて少し深堀りしてみました。 最初にターゲットサイズについて説明ボタンにはターゲットサイズ (タッチ領域、タップ領域)というタッ

kintoneのプロダクトデザイナーがStructured Designと向き合った話

こんにちは、サイボウズのkintoneプロダクトデザイナーのおぎしおです! 私は、サイボウズのプロダクトデザインチームの中で、主にデザインと実装をつなぎこむ「Structured Design」の部分に注力して、毎日お仕事をしています。 Freeform DesignとStructured Design「Structured Design」は、ソフトウェア開発におけるデザインプロセスのフェーズの話で、Freeform DesignとStructured Designの二つ

Central と Local モデルで進化するデザインシステムの拡張と戦略

こんにちは、sakito です。 現在、私はサイボウズでプロダクトデザイン全体の戦略を担当しています。その中でも、デザインシステムの活用とその促進は非常に重要なテーマです。 この記事では、デザインシステムを「Central」と「Local」という 2 つのモデルに分けて解説し、それぞれを活用する戦略について考察します。 デザインシステムの階層化デザインシステムは、通常、特定のプロダクトに結びついていますが、一つのプロダクト内でも、管理画面やユーザー画面など、異なる用途があ

配属から一年 デザイン検討で意識したい5つのこと

こんにちは!サイボウズのプロダクトデザイナーのKayaです。 昨年7月にkintone デザインチームに配属となり、早一年が経ちました。 配属後は、OJT形式で3人の先輩に3ヶ月ずつメンターをしてもらいながらデザイン業務に取り組んできました。kintone デザインチームには現在7人のデザイナーがいるのですが、それぞれにデザインの進め方や考え方も様々な中で、自分に合う進め方や真似したい部分を吸収させてもらうことができて、とても充実した期間でした。 現在はOJTで学んだこと

エンジニアリング視点でデザインをレビューする──サイボウズのデザインテクノロジストの業務

こんにちは、サイボウズのkintone開発チームでデザインテクノロジストをしている小林大輔(@sukoyakarizumu)です。デザインテクノロジストとは、デザイナーとエンジニアの間に立ち、デザインと実装のコミュニケーションの橋渡しを共におこなう職種です。 デザインテクノロジストの業務のひとつは、デザイナーさんが日々作る画面やUIのデザインプロトタイプについて、エンジニアリングの視点からアドバイスやレビューをすることです。この記事では、デザインテクノロジストである私が、デザ

出戻りデザイナー、マネージャーになる。

サイボウズでkintoneのデザイン責任者兼プロダクトデザイナーのマネージャーをやっている樋田です。 この記事ではデザイナーがマネージャーになった経緯、その苦労と魅力について書きます。 デザイナーがマネジメントに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。 サイボウズを辞めてから戻ってくるまで私は2016年に中途採用でサイボウズにプロダクトデザイナーとして入社し、2021年の夏に一度退職しました。特に大きな問題があったわけではなく、もっと小さな組織でデザインチームを作りたいとい

デザインシステム啓発のためのアプローチ|kintone Design Systemのオンボーディング改善とリリースブログ

こんにちは。kintone Design Systemチームのトビ(@0b1tk)です。 8月になり夏真っ只中ですね!アドベントカレンダーならぬアツい"夏フェス"が開かれているサイボウズのブログ祭り「CYBOZU SUMMER BLOG FES'24」で、noteを久々に執筆しています🍉 この記事はデザインシステムの社内啓発についてです。 プロダクトデザイン業界で「デザインシステム」に耳目が集まってから数年。ただ作って終わりではなく、ステークホルダーを巻き込みながら開発の軌

デザインシステム運用の裏側:使う側から作る側へ

こんにちは、kintone Design Systemチームでkintone Design Systemというデザインシステムを開発している中川遼太郎です。 私はこれまでkintone開発チームでアプリケーションエンジニアとして機能開発に携わってきました。その中で、デザインシステムを活用する側として日々開発をしてきました。しかし、今年に入ってからそのデザインシステムを開発・運用する側に立場が変わりました。この変化を通じて、私は多くのことを学び、デザインシステムの重要性を理解し

iOSDC Japan 2024スペシャルノベルティのサイボウズサコッシュをデザインしました

2024年8月22日から8月24日に早稲田大学で開催される「iOSDC Japan 2024」にサイボウズはプラチナスポンサーとして協賛しています。 会場ではブースを出展します。 会場でスタッフが身に着けるおそろいのアイテム&スペシャルノベルティとして、今年はサコッシュを制作しました。 このサコッシュ制作の裏側をブログにしてみました! ※ノベルティ記事ばかり書いていますが、私はプロダクトデザイナーです。 1|制作経緯冒頭でも説明したように、「iOSDC Japan 20

kintone Design Systemのミッションと運営理念を公開

Design Stageではデザイナー・デザインテクノロジストを中心にデザインに関する各種ノウハウや取り組みなどを発信します。 サイボウズでkintone Design Systemチームのリーダーをしている白鳥亜美(@__amishiratori)です。 kintone Design Systemは利用者である、製品チームのエンジニアやデザイナーと共に協力して成長させているデザインシステムです。 多くの方々にkintone Design Systemの取り組みに共感し、

キャリア採用のデザイナーに聞いた、サイボウズの変わっているところ

サイボウズでデザインプログラムマネージャーとして採用周りを担当しているKazuMax(@ka3zu1ma10)です。 今回は、サイボウズにキャリア入社したメンバー6人に、サイボウズに入社して気になった「サイボウズの変わっているところ」を聞いて見てその内容をまとめてみました。 サイボウズの雰囲気について気になっている方に少しでも参考になればと思っています。 サイボウズの変わっているところデザイナーに優しい環境 サイボウズのプロダクトデザイナーはデザインに専念できる環境が整