MSX対応スマートウォッチ・8bit腕時計特集
嫁がそろそろスマートウォッチが欲しいと言うので
「これなんかどうだ?」
とセイコーRC1000を勧めたらシバかれました。なんでや!Apple Watchなんかより全然カッコイイよ!。MSXだけじゃなくてPC-9801・PC-8801・PC-8001・FM-7・FM-8・X1にも接続可能って無敵ですよ。
それじゃこいつはどうだ!エプソンの誇るRC-20ですよ。正真正銘CPUは我らがZilog Z80!時計部分にも4ビットワンチップCPUが入ってデュアルCPU構成という贅沢仕様。これぞ真のパソコンウォッチです。値段もカシオMSXのPV-7より高いですが💦
光り輝くパーツが眩しいですね。
RC-20はRC-1000と違って単体での使用を前提とした「腕時計コンピュータ」というコンセプト。非常に凝った作りで液晶パネル上を18個の入力キーと5個のファンクションキーに分割し、それぞれをキーボードとして使用します。後述の動画を見てみると液晶パネルに薄っすらと6X3のキーがるのが解ります。
本体の左側にはなんとRS232C端子を備えています。この端子を他のパソコンにつなぐことでプログラムをRC-20に転送することが可能になります。マニュアルも充実していて、実際にZ80の機械語でプログラムを組んだ人もいるそうです。
何とEPSONから供給されたRC-20専用のROMソフトも存在するようです。広告を見る限りゲームのカートリッジ方式ではなく、むき出しのチップのままみたいですね。これを専用のROMローダーを利用して転送します。ビジネスソフト以外にもレージングゲームなどもあったとか。
最後に真打登場!ど~ですかお客さん、このセイコーUC2000の素晴らしすぎるデザイン!もうこれ芸術品ですよね。何とBEEP(音楽)機能も搭載。オプション機器を接続するとZ80でプログラムを動作させることが出来るだけでなく、BASICも作動すると言うポケコン近い構造のようです。
UC-2000のコンセプトはずばり「合体型腕時計パソコン」。本体の腕時計・キーボード・プリンタ付属コントローラ・RS‐232C装備インターフェイスアダプタの四つのパーツから構成されています。腕時計は独自の4ビットCPUを使用、コントローラ部にはZ80A相当のCPUを内蔵しているのでこちらが本体という見方も出来ます。
海外の「80年代レトロテクノロジー」と題した番組の中で特集されたUC2000を使用するシーンを発見、切り抜いて投稿してみました。海外でも販売されていたみたいですね、ちゃんとゲームやプリントも出来るようです。
90年あたりまで日本ではこういったIT系ガジェットが盛んに開発、販売されていました。残念ながら定着には至りませんでしたが、何時の時代でも男の子はこういうアイテムに弱いのですよ。
最後に外人のPCマニアさんが「Epson RC-20 コンピューター・ウォッチをようやく手に入れた。」ことを記念してGoogleのゲームを移植してくれています。素晴らしい出来栄えですね。
やはりこれらの8bitスマートウォッチはパソコン少年を惹きつける魅力に満ち溢れています。
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