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日常品に愛着と愛情を

日常で使うものが好き
こんにちは、ひろもりです。

民芸という考え方やものにとても惹かれます。
※民芸とは
民衆の生活の中から生まれた現実的な手工芸。民族性・郷土色を反映した素朴な味を持つ品のことをいいます。

茶道を習っているので、とんでもない価値のお道具などを拝見させていただく機会もあり、それはそれでうっとりとなるものですが、私が惹かれるのは古道具屋さんで売っているニュウがあったり継いだものだったりします。
使い込まれた面影に、どんな環境でどんな人に使われていたのだろうと思うのもまた楽しい。

大量生産された安くてプレーンなお皿も使い勝手はいいですが
作家さんが制作したぬくもりのある作品もついつい手が伸びます。
また、どんな料理やお菓子をのせるとまったく表情が変わるのも、手仕事で作った食器ならではの「味」だと思います。
本日はひろもりが集めたお気に入りの食器をご紹介したいと思います。

はじめて購入した陶器

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こちらのお茶碗(飯椀)とマグカップは信楽で陶芸をされている八木橋昇さんのものです。
母親にお茶碗をプレゼントしてもらい、とても気に入ったので自分でマグカップを購入しました。
作家さんの作品を購入したのはこれが初めての経験だと思います。
両方とも7~8年は利用していますが、まだまだ現役。
購入した時よりも色つやに味が出て愛着のある表情になってきました。
マグカップは、飲み口に若干の欠けがあるのでこれは自分で金継ぎをしようかな…と考えています。

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釉薬の雰囲気もとっても好み!

おいしいお茶で一服を

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大津にとてもおいしいお茶を入れてくれるお店があります。
そのお店で利用されていた信楽の陶房「澤鳳山」の宝瓶(ほうひん…お茶を入れる道具)を購入し、家でも時間がるときはじっくりお茶を入れるようになりました。
宝瓶は、茶こしなどの網がないので手入れも簡単でうれしい。
丁寧に入れたお茶は、ティーパックよりも甘みが引き出されて味わい深いです。
水色の蕎麦猪口はこちらも滋賀県で活躍する作家・稲村真耶さんのもので、毎日利用するほど使い勝手がよくお気に入り!
朝のコーヒーはに始まり、フルーツを入れたり、ざるそばのツユや甘酒、おやつのクッキー、ちょっとしたサラダ、ヨーグルト
固形や飲み物関係なく利用しています。

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構造はこのようにシンプル!

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蕎麦猪口のなかは自家製の善哉!お餅がはみ出しています…

柄と無地

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左のオーバル型のお皿は蕎麦猪口とおなじ稲村さんのお皿。
稲村さんのイラストの染付はついつい集めたくなるかわいさです。
右の大きな丸いお皿は長野県に行った際に民芸ファンが集まる、ちきりや工芸店で購入した愛媛県の焼き物砥部焼のお皿。
大きなお皿を持っていなかったので、パスタや炒め物をのせてくて購入しました。
真ん中のイラストは「桃の柄って縁起がいいな~」と思っていたのですが、お花なんだそうです。

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無地のお皿も大好きでついつい手を伸ばします。
左のお皿は、金沢に旅行に行った際に購入した柄はないけど九谷焼
九谷焼窯元にある型から生まれたお皿のカタチを楽しむ「型九谷」というシリーズだそうです。
右は、滋賀県で購入しましたが金沢で作陶されている宅間裕子さんのお皿です。
こちらは5年ほど前の冬に、黒壁(長浜市の観光地)を散歩しているときにお店の外から見えて気に入って購入しました。
白いお皿は長く使っていると貫入がよりいっそう浮いてきて好みの姿になってきます。

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イチゴが安かった日に作ったイチゴジャム。セブンイレブンの金の食パンにはまっています。

土を感じるお皿

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一番左が滋賀県の信楽で作陶されている山田洋次さんの焼き締めのお皿です。
なんと、滋賀県の作家さんだとは知らずに長野県の松本のお店で購入しました。一番最近購入したお皿です。
真ん中と右は、奈良県で作陶されている尾形アツシさんのお皿です。
大胆な刷毛目ですが、料理を盛ると不思議とマッチしておいしそうに見えるんです。

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家であんみつを作った時に盛り付けてみました。

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関東風の桜餅にもピッタリな趣

ちいさいものもの

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骨とう品の鶴亀の小皿
漆と布だけで制作されている豆皿
ミルクピッチャー、フラワーベース
あるとちょっと便利な作品たちです。

また、同じお菓子を盛っても
器によって雰囲気が全然変わってきます。
その日の気分や季節によって器を変えるだけで豊かな気持ちに。

日用品に愛着をもつということ

いまやお皿は100円でも購入できますが、お気に入りを見つけて手元に置いておく喜びもまたいいものです。
ただ、無理に買う必要はないと思っていて、たまたま見つけて「これだ!!」という感覚があった時だけ購入するようにしています。
昔は食事に興味がなかったのですが、器に凝るようになってから、食事や休憩のおやつタイムが楽しくなりました。
毎日を少しだけでも楽しくする。
使っているものを好きになる。
そうすると愛着がわいて、大切にしよう!と思う愛情が自然に生まれてきました。

CxCLeaterは革を取り扱うお店ですが
あなたにとってそんな商品をお届けできるお店でありたいと思っています。

本日もありがとうございました。

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