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ドイツから日本に一時帰国して思うこと

こんにちは、プロジェクト・オフィサーのラインです🙂
11月の初めにドイツから日本に一時帰国しました📢

ドイツから日本へ

12月に入り実家がある東京もだいぶ寒くなってきましたが、ドイツよりも晴れ間が多く暖かくて過ごしやすいですね。黄金色の銀杏いちょう並木やドイツでは珍しい深紅しんくに色づいた紅葉もみじ見惚みとれることしばしば🍁

いつもはオンライン上でしか顔を合わせられない同僚やインターンの学生さんと対面でやりとりができ、身も心も何だか引きまった気がしています。

実家近くを散歩していたとき(東京近郊)

印象に残ったできごと


今回の滞在で印象に残っているのは、米国で人道支援に長らく携わりCWSとも関わりがあるDouglas Smith氏とVy Nguyen氏の来日に居合わせることができ、東日本大震災の震災遺構しんさいいこうである宮城県の石巻市立大川小学校と仙台市立荒浜小学校へ同行訪問できたことです。校舎や校庭は大津波に襲われたときのまま残されており、当時の状況がひしひしと伝わってきます。いろいろなかたちで大きな爪痕つめあとが残されている光景を目の当たりにして心が痛むとともに、平時での防災への取り組みの大切さもさることながら、自然の威力いりょくを前にいかに人が無力であるかということを強く感じました。

東日本大震災 震災遺構 石巻市立大川小学校
東日本大震災 震災遺構 仙台市立荒浜小学校

思うこと

家族と離れて単身での日本滞在。日ごろの雑事ざつじから解放され、外国人として不便もしょっちゅう感じるドイツでの生活からも開放され、つかの間の自由を堪能たんのうしましたが、そろそろドイツに戻る日が近づいています。日本を離れて早や10年。どちらの国も自分の居場所がない根なし草のような感じを持ち始めていますが、違う角度からいろいろと考え学ぶことができるものなんだという思いの芽を、ドイツに戻ってから大切に育ていかれればいいです。

ドイツでのクリスマス・イルミネーションの様子(Schloss Benrath ベンラート城)

(文:プロジェクト・オフィサー ライン静香)


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