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海との出会いで家族で移住し、人生が変わった話

話を聞いたオーナー

freely (宮崎県日向市)

瓶内さんご夫妻
たかゆきさん:
兵庫県出身、大手スポーツメーカーに約15年勤めた後、趣味のサーフィンをきっかけに繰り返し訪れていた宮崎県日向市が気に入り家族で移住。その後、ご夫婦で「freely」を開業し、事業の一貫として今回の滞在拠点を運営中。

きりこさん:メーカーで19年マーケティング業務を経験。たかゆきさん同様サーフィン・日向の海が好きすぎて家族で移住。滞在拠点運営の傍ら、今もマーケティング業務・SNS運用などを行っている。

ー お二人は宮崎県日向市に地方移住に興味がある人に向けた滞在施設をオープンされて、今回は民家の一室をcircleの滞在拠点として連携していただけるとのことなのですが、まずオープンにはどんな経緯があったんでしょうか。

たかゆきさん:まず、前提として別に二人とも宮崎県出身・日向市出身ではないんです(笑)

私は兵庫県出身で、二人とも神戸で会社員をしていました。

特に仕事・生活共に問題はなく、それを続けて行っても良かったんですが、たまたま二人ともサーフィンが凄く好きだったんですね。普段から良い波に乗りに日本中の色んな海に家族で出かけたりしていました。日向市はサーファーの中で実は有名な海で、サーフィンをしに前からよく来ていたんです。定期的に来ているうちに、町自体も凄く良いところだし、サーフィンをする自分たちからすると「特別な海」でもあって。「移住したいな」という気持ちになり…移住をすることに決めました。

ー そういったご経緯があったんですね。お二人がサーフィンがご趣味でなければ、日向の海に出会い、近くに暮らすまでには至らなかったと思うと、日向の海は本当にお二人の人生を変えた特別な存在という感じですね。

たかゆきさん:はい。移住してきた後、日向市の会社に二人とも転職できたので最初は会社勤めをしていたんですが、そのうち「せっかく移住までしてきたのに、これでいいのかな…」という気持ちになってきて。不安定な部分があり大変かもしれないけど、二人ともフリーランスで活動しようと決めました。

その中で、自分たちの地方移住経験を活かし、移住を検討している人や「生き方を変えてみたい」と思っている人が色々と考える機会になるような空間を提供したいと思い、滞在できる場所を作りました。

ちょっと自分の今後について考える時間が欲しいなあとか、次のステップに進むために場を変えて自然の中で一息入れたいなあとか、別に今の生活に不自由はしていないけれども漠然とした不安があったり、もしくは何か挑戦したいけど何していいか分からないなあとか…そんな方にぜひ一度滞在してもらえれば、と考えています。せっかく来てくださる人には、一人一人にじっくり向き合うことができればと考えています。

ー まさにcircleが大切にしているコンセプトとぴったりです!実際にお二人が移住されて、宮崎県、日向市はいかがでしょうか。

たかゆきさん:季節的に一番過ごしやすいのはやはり夏ですね。日中はめちゃくちゃ暑いですが(笑)朝夕はちょっと寒いくらいの涼しさで、都会のようにコンクリートで覆われている部分がないので、熱もこもらずゆったりと過ごしやすいです。

とはいえ年中暖かくて、本当に生活圏内の中に大自然があるという感じですね。時間がゆっくりで、人がせかせかしていない雰囲気です。電車とかバスもないので、スローな感じで街が動いていますね。
海・山・川が近くて、魚、肉、野菜が新鮮でとても美味しいです。

きりこさん:地域の人に関しても、温かくて陽気で、ポジティブな方が多いですね。やってみたいことを話すと、どんどん人をつなげてくださったり。「やってみなよ、やろうよ!」みたいに後押ししてくださって。私たちは子供がいて、子供も一緒に移住してきたのですが、子供たち同士も上手く繋げてくださったり。子供のほうも地域の子と一緒にサーフィンを習ったりしているんですよ(笑)

九州ならではの台風対策とか暮らしの知恵なんかも、積極的に教えてくださる地元の方が多いので助かっています。

たかゆきさん:後は、ここは毎日海に入ろうと思えば入れるくらい海が近いので、気軽にチルアウトできるというか。何かあっても「まあいっか!」という感じでとりあえず海に行って眺めて休憩する時間が取れるようになりましたね。

ー なるほど。
海の近くで色々と考える機会を持ちたい方、地方移住に興味がある方、サーフィンが趣味だという方はもちろん(笑)のこと、瓶内さんの所に是非訪れてみていただけると嬉しいです。
瓶内さん、色々とお話しいただき、本当にありがとうございました!


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