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「趣味がない!」のが悩みだった私がやっと見つけたもの

「あなたの趣味はなんですか?」

でたよ、この質問。
でも。。。

「書くことがない!」

いや本当に「書くことがない」のだ。
かつての私は、それぐらい趣味のない「無趣味人間」だったのだ。

趣味だけならまだしも、履歴書なんかにもよくあるのだけれど、「趣味・特技」なんて書いてある欄もあって、

「えっ特技???!」
「特技って言われてもなぁ。。。」
「私の特技は〇〇〇なんて書ける人いるの?」

みんななんて書くんだろ?

ふとしたきっかけ

「なにこの甘いトウモロコシ!!!」

ある日の食卓で、ビックリするぐらい甘い「トウモロコシ」が出てきた。

「ああそれね。知り合いが畑やってて、そこで作ったトウモロコシだって。採れたてはやっぱり甘いよね!」

いやいや、甘いったってこれ、ビックリするぐらい甘いよ。

大げさでも、話を盛ってるわけでもなく、素直な感想として本当に美味しかったのだ、そのトウモロコシ。

「採れたてのトウモロコシって、こんなに甘いんだ。。。」

貸し農園で野菜作りを始める

農家が貸してくれる「貸し農園」というものがあるらしい。

それまで自分も「市民農園」っていう存在は、なんとなく知っていたのだけれど、農家が貸してくれて、しかも種や苗まで用意してくれて、農機具まで貸してくれて、そのうえ栽培指導までやってくれる農園がある、なんてことは知らなかった。

さっきの「知り合いがやってる畑」というのが、まさにこのタイプの「貸し農園」だったのだ。

このタイプの貸し農園は「農業体験農園」といって、全国すべてにあるわけではないのだが、私の住んでいる東京では80箇所以上はある農園だ。

さっそく私は家の近くの「農業体験農園」に何ヶ所か(抽選制なので)申し込んでみた。

幸いにも、ある1つの「農業体験農園」に当選した。

そこから私の「週末農園生活」は始まったのだ。

念願の「トウモロコシ」を収穫!!!

貸し農園での農作業は思ってた以上に大変だった。

「平日はサラリーマンとして働きながら週末は畑で農作業」というような形での野菜作りだったので、その大変さは格別だった。

特に夏野菜の「キュウリ」なんかは、収穫するのをたった1日サボっただけでもみるみる大きく成長してしまい、1週間以上そのままにしてしまうと

このような「お化けキュウリ」になってしまうので注意が必要だ。
(ちなみにこれはWEBで拾った画像なので、実際にここまで大きくなってしまったわけではないです。。。)

でも確かに大変ではあったのだけれど「少しもイヤではなかった」。いやむしろとても楽しかったのだ。

畑で作業していると4~5時間は夢中になっている

なんてこともよくあるし

「頭の中を空っぽにして作業に向き合える」

という何だか不思議な力がある。

また、野菜作りには

農耕民族のDNAを刺激するかのような幸福感

を感じられることが多々あって、

● 芽が出てきたときの愛おしさ
● 実がなったときの幸福感
● たわわに実った野菜をザクっと切り落とすときの快感

など、野菜作りをしていると様々な瞬間で、本当に幸せを感じられる瞬間がとてもたくさんあるのだ。

ちなみに念願の「トウモロコシ」も、なんとか無事に収穫できて、これは今年の夏に採れたものだけれど、

こんな感じのものが収穫できて、食べてみるともちろん、

「めちゃめちゃ甘い!」

聞くところによると「トウモロコシ」の糖度は24時間で半分ぐらいになってしまうらしい。だから東京で採れたトウモロコシでも、採ってすぐに茹でて食べてしまえば「抜群の甘さ」になるのだ!

ちなみに「トウモロコシ」の甘みを最大限に引き出す調理法は、意外にも

「皮ごとレンジでチン!」

が一番うまい!。

茹でるとどうしても甘みが逃げてしまうのだが、皮付きのまま「レンジでチン!」すれば、甘みがギュッと閉じ込められて、本当に美味い!

 ↓↓↓ こんな感じの皮付きのまま「レンジでチン!」がおすすめ↓↓↓

同じように「枝豆」も採れたてが抜群に美味しい!

「枝豆」なのに「甘み」があるのだ。

この「甘み」のメカニズムも「トウモロコシ」の甘みと同じで、時間とともに糖度が抜けていくので、採れたての「枝豆」をすぐに茹でて食べるのがおすすめだ。これがまたビールとよく合う!

↓↓↓ 「枝付き」のまさに「枝豆」を味わえるのも大きな魅力 ↓↓↓

やっと見つけた趣味の「野菜作り」

畑の作業はふだんの仕事とは対照的に

● 上司もいない
● ノルマもない
● 成果(収穫)が分かりやすい

ので、達成感や自己肯定感が高くなりやすく

日ごろの疲れやストレスの解消に抜群の効果

がある。

実際、科学的にも農作業をすることで、「ストレスホルモンの1つであるコルチゾールが減少したという」報告もあるようだ。

ビジネスマンが大きな仕事を達成したときの達成感は、狩猟民族的な、何か敵に打ち勝ったような満足感があるのだが、野菜作りで得られるものは、誰かに勝つとか負けるとかいうものではなく

自然の営みから得られる癒しの幸福感

で心が満たされるのだ。

こうして私が初めて人に対して堂々と胸を張って「趣味です」と言える「野菜作り」。

もし、少しでも興味が湧いた!という方はぜひ、初めてみては如何でしょうか?

※おまけの画像(うちの畑の夏野菜たち)

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