47才のキャンパスライフ 〜慶應一年生ミュージシャンの日々〜5 「健康診断と図書館」
新入生も在校生も、新学期はじめに健康診断があるとのこと。
学校での健康診断なんて何年ぶりだろうとふわふわする。
小学校の予防接種は鉄砲注射で痛かった記憶あるなあと、遥か昔を思い出したりしながら、オンラインで事前問診と日時予約を済ませて、当日を待った。
会場は入学式が催されたのと同じ、日吉記念館という大きい建物である。そこを順路通りに、身長体重のコーナー、血圧のコーナーという風にまわっていくんだけど、なにせ大きな組織というものに属した経験がないので、これだけの多くの人が集まってシステマチックかつゾロゾロと裁かれていくことが新鮮で、気分はまるでテーマパークに来たのごとしである。
大人になってから身長なんて測ってもらう機会がなかったので、「公称より低かったらどうしよう!」なんてどきどきする。まあ、どっちにせよ五十歩百歩というか、僕を含め誰も気にしていないであろう数値ではあるが。
その他視力や血圧など通常のメニューのほか、新入生は心電図やレントゲンなどもあってなかなかのボリューム。45分ほどかかって終了した。
最後に先生の問診が少しあって、はれて
あなたは体育を履修してもいいでしょう!
というお墨付き的な証明書をもらう。よかった! ぼちぼち健康だった!
何を隠そう結局私は体育に申し込んでいるのです。あれだけびびっていたのに。健康維持のためにも良い機会だと思って。抽選落ちるかもだけど。
健康診断を終えて、初めて大学構内の図書館に行ってみた。
日吉の図書館の内容はYouTubeで公式の案内を観た事があって大体了解していたんだけど、実際に行ってみるとやはりテンションあがった。
とても静かなので、バッグのジッパーを開ける音にも気を遣う。
ジ、ジ、ジジー なんてゆっくりあけるとその分時間がかかってかえって迷惑だったりしてね。そこで少しお仕事もしてみた。
これまではカフェなんかでこなしていた内容も、違う環境だと新鮮である。こういう新鮮さを活かして、活動のクオリティアップに繋げていきたい。
次回はいよいよ授業開始! 大学の授業初体験である。47才真夏(春か)の大冒険である。よかったらまた読んでくださいね!
それはそうと、「健康診断」を何度も「身体検査」と言い間違えてしまう。歳か。それか後ろめたいところでもあるのだろうか‥。
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