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大学4年生。女性問題、トレードオフと仕事、就職活動。

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最近の記事

高校と大学の違い

1 はじめに 2020年から続いた大学生活がついに終わってしまった。そこで本記事を通して、大学の人間関係について考察するほか、4年間を振り返りたい。  本題に入る前に、執筆の前提となる私の経験を共有するため、自己紹介がてら中高・大学の特徴をまとめる。 <中高> ・中高一貫校 ・1学年4クラス100人余り ・ディスカッションや実験の授業が多い ・男女仲が良い <大学-基本的な生活スタイル> ・学科1学年100人弱 ・1年生、2年生は授業選択肢が少ない ・3年生は授業選択肢

    • 就活を終えた感想【24卒】

      基礎≒謙虚 応用≒自信 受験勉強や就活における基礎と応用の関係は、仕事における謙虚と自信の関係に似ていると考える。基礎・謙虚をA、応用・自信をBとおくと、時間と共にAからBへ移行する必要があるが、永遠にAをするのは良くなく、かといって早すぎるタイミングでBに移行するのもよくない。  以下の記事で触れたように、私は就活において「今は初期だから自己分析と企業研究をやろう」という心構えを1年以上持ち続けたために、先に進めず進捗が遅くなるという弊害を招いた。  また以下の記事で

      • 就活体験記【24卒】

        早く始めた割に何も進まず、直前追い込みになった就活を時系列で振り返る。 以下の記事も読んでいただくと掴みやすいかもしれない。 1年生・2年生1年生 1月-3月 就活をしようと1月に思い立ち、以下のようなことをした。 <総合> ・『大学生が就活の前に読む本』を借りて読んだ。 ・何をするべきか調べ、自己分析と企業研究が重要だという情報を得た。 ・またエントリーシートやガクチカ、自己PRについて、先輩たちは何をエピソードにしたか、悪い例は何か調べ、何をガクチカにするか考えた。

        • 民間と公務員の併願をどうにかできなかったかの検証【24卒就活】

           私は2年生までは民間か公務員かで揺れていた。3年生はどちらかというと公務員の対策を多くしていたが、1月になり、公務員試験に落ちたときのために民間の対策が必要だと考え、始めた。4年生の5月に学校推薦にて民間企業から内々定を頂いたため、公務員試験は1次試験合格後に辞退した。慌てなくて済む方法がなかったか検証したい。  なお、以下の記事に触れながら進める。 1 どちらかに絞れなかったのか1-1 絞れなかった事情  民間か公務員かどちらが適しているのか判断するのに十分な情報がな

        高校と大学の違い

        マガジン

        • 就職活動【24卒】
          4本
        • 女性問題
          3本
        • 仕事とトレードオフ
          1本

        記事

          不快ゼロ運動

           現代はハラスメントや差別など人を不快にさせる行為に対して厳しくなっている。そしてマイクロアグレッションという、悪意のない差別・偏見にも注目されている。ポリコレという言葉もきかれる。しかし、人を不快にさせない取り組みや、不快だという主張が行き過ぎではないかと思うときもある。 1 マイクロアグレッションマイクロアグレッションの例  多くのものは悪だと納得できるが、最後の「お正月休みはいつからとるの?」(宗教の決めつけ)「たったそれだけの食事で足りるの?」(大柄な人に対して)

          就活の教訓【24卒】

           私の就活の流れとしては、1年生の1月に就職活動を始めようと思い立つ→効果のある取り組みができず2年生で意欲を失う→3年生はインターン探しや夏季集中授業、公務員試験対策→年明けて公務員不合格に備え民間対策を急ピッチで取り組む→5月に学校推薦で民間企業に内定 という具合である。また理系であり、専門分野に就職する学生が多く、私もそうである。  ここでは、就活を通して得られた5つの教訓について書いていきたい。 1 教訓は汎用性の高いものであるべし 大学受験の教訓は、汎用性が低かっ

          就活の教訓【24卒】

          女性を増やす適切な方法

           近年女性活躍の一環として政治家や管理職の女性割合を増やそうという取り組みがあり、これについて考察していきたい。 積極意見 (過激な)フェミニストは「男女比は50:50じゃなきゃダメだ!」と言うが、より論理的に考えたい。出産や家事育児による業務継続の難しさ等が原因で、日本の、国会議員や管理職に占める女性割合は諸外国と比較して非常に低くなっている。衆議院の女性割合が10%とは異常な数字である。その結果組織・社会に性差別的な風潮が蔓延し、その表れとして女性差別的な発言が聞かれ

          女性を増やす適切な方法

          日本の異常な男女差

           日本では、男はこう、女はこう、という性別で分ける考え方が根付いている.これは異常な事態なのだが,「男と女は違う」「男/女のほうが○○に向いている」というアンチコメントが目立つ。そこで男女で分けて考えることがどれだけ異常なのかを考えていきたい。 人種で考えると異常  日本人は勤勉だといわれるが、課題を提出せず、単位を落とし、GPAが2くらいの日本人もいる。また日本人はマナーが良いといわれるが、迷惑行為をSNSにのせる日本人もいる。そして「日本人のくせにGPAが2しかない」と

          日本の異常な男女差

          女性問題における理想論と現実論

          今回は、性別にかかわる問題を理想論と現実論という形で整理していきたい。 0 男女を分けて考えること 「男とか女とかなんて気にしない」という意見は、気にしなければならない差別がないという望ましい状態を踏まえた意見であるため、理想論だといえるだろう。埼玉県民と千葉県民の間に差別がなく、いちいち区別する必要がないのと同じだと考えられる。  これに対して「男か女かを気にする必要がある」という意見は、社会進出の遅れやハラスメントなどの女性差別があり、(性別を意識したうえで)対処を求

          女性問題における理想論と現実論

          自信と謙虚のトレードオフ

          トレードオフの概要意味と例 トレードオフについて、wikipediaでは以下のように説明されている。  ネットを見ると「お金vs時間」「税金vs社会保障」「高品質vs低価格」「経済成長vs環境問題」「育児vsキャリア」「感染症対策vs経済活動」などがトレードオフの例として挙げられている。 対立とバランス  トレードオフは「どちらを選ぶか」という文脈で語られることが多い気がするが、私は「意見の対立」や「(数直線をイメージして)両者のバランス」に注目したい。  例えばコ

          自信と謙虚のトレードオフ

          LGBTと同性婚

          LGBT法案が国会で議論されている。保守系の記事を引用しながら反論するほか、考えをまとめたい。 保守系の記事への反論1本目はこちら。 【LGBT法案】「百害あって一利なし」島田洋一福井県立大名誉教授 - 産経ニュース (sankei.com)  「体は男で心は女の方」が女子スポーツに参加したら有利になってしまうため、女子スポーツへの参加禁止は(迷いはあるが)合理的だと考える。しかしだからといって性自認(心の性)を軽視するのは不適切である。MtFの方の「私は女だ」という気持

          はじめに

          自己紹介はじめまして。 私は大学4年生の男。大学のレベル帯や出身地は伏せておこう。専攻と併せるとかなり絞られるので。 noteを書く目的は「思考の整理」である。世の中の複雑な問題や、身の回りのことについて、あれこれ考えていることをnoteで言語化することによって、思考を整理したい。またインターネット上には極端な意見が多いため、双方の視点を踏まえたバランスの良い意見を発信したい。さらに多くの知人が行なっている「活動」のようなものをしてみたいという気持ちもある。 恥の対処発信を