「格差、分配の是非について」④(全4回)

みなさん、こんにちは!KMCです!

昨日の台風は大丈夫だったでしょうか。日本に暮らしてると自然の脅威を身近に感じますよね。皆さんに特段被害がなかったことを願います。

さて、前回は

Do the rich have a responsibility to help the poor in society?


をテーマにしたライティングのBody②を共有しました。Body②が気になる方は

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https://note.com/cute_phlox850/n/n3f657c3d812f

今回はBody③で使った資料を共有します

③格差を放置すると民主制が不安定化するから

Disparity destabilizes democracy.


ここでの民主制は国民国家における民主制と言ったほうが正確かもしれません。国民国家における民主制は、「同じ国民だから」という同胞意識が土台にあるから成り立つと考えられています。逆に、格差が広がりすぎると同胞意識が希薄になり、民主制が不安定化し、国力が低下します。この例が19世紀のイギリスにあります。当時の首相ディズレーリ(保守党)は深刻な格差による分断をtwo nations(二つの国民)と表現し、労働者や低所得者保護の政策を進めました。この辺の話は以下の本を参考にしました。


保守とは何だろうか (NHK出版新書) https://www.amazon.co.jp/dp/B00MW31VRY/ref=cm_sw_r_apan_G8NKPHKQRBZEHQT2MCZ6


同胞意識の英訳としては、fellowshipを使いました。これも①で紹介したマイケル・サンデルさんの著書を参考にしました。

なんか、現在の日本も「上級国民」という言葉が出てくるぐらいですし、所得の中央値も30年前と比較して100万程下がり、所得一億円以上の割合が過去最高になるなど、格差が拡大してますよね。SNSも情報発信・収集で役に立つ一方、分断を助長しているような気もしますし。。。はたして、日本は民主制の国民国家を何年続けられるんでしょうかね。崩壊しつつあるような気もしますね。。。

ということで、今回のテーマはここまで!
格差や分配って常に人類が考えさせられている問題ですよね。

今回の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!

それでは、次の記事までごきげんよう🙌🙌

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