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日本神話の熊本宮崎の旅

こんにちは青リンゴです。
皆さんは日本神話の断片をどこかで耳にしているのではないでしょうか?
日本神話とは古事記と日本書紀のなかに書かれている神々のお話
これらの書物は712年と720年といずれも
8世紀のはじめにまとめられた歴史書

フィクションのおはなしながら、
ゆかりとなる地があり、神事がずっと行われてきており
今もなお守られている
その地に立ち、大昔の人も同じ景色を
見たのかなって考えるとなんだか楽しくなってきます


今回の旅はそんな日本神話の中の“天岩戸神話”ゆかりの地
宮崎県と熊本県を熊本空港からレンタカーを借りて
高千穂峡、高千穂神社、天岩戸神社、
上色見熊野座神社を巡る一泊2日の旅です

天岩戸神話(ざっくりver.)
アマテラスとスサノオとツクヨミの神様3兄弟がいました
ある日、スサノオがアマテラスが収める高天原を
訪ねてきたのだが、元々やんちゃな性格のスサノオくん
乱暴な振る舞いばかりするものだから
太陽神であるアマテラス姉さんが怒って
岩戸に引きこもってしまい世界は闇よに包まれて
さあ大変!
岩戸から出てきてもらおうと神々達が
作戦会議を開いて考えたのが“宴会作戦”
天岩戸の前でドンチャン騒ぎ→
天岩戸の前に鏡を置く→
楽しげな雰囲気が気になって岩の隙間から
顔を覗かせ→鏡に映った自分の姿を見て
驚きと喜びで出てくる→力づくでこじ開け
岩戸を押し開きアマテラス姉さん確保
八百万の神達の連携プレーの勝利!!
再び光が戻ったとさ。めでたしめでたし☀️

天岩戸神社に行かれる際のプチ情報〜
アマテラスが隠れていた天岩戸は
西本宮の裏手に遥拝所がありますが
神域の為、神職の方の定期案内になります
時間になったら休憩所に集合で代金は無料です
※写真撮影NG

岩の扉を開けた神「手力男命」
作戦会議をした場所「天安河原」


高千穂峡は阿蘇火山活動の噴出した
火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し
急激に冷却されできた渓谷です
渓谷に沿って片道15〜20分くらいの遊歩道が
あり、エメラルドグリーンの水面を見ながら歩いて
いくと“仙人の屏風岩”と言われている自然の造形美
や神話ゆかりの“鬼八の大石”や”おのころ池“
そして最大の目玉はやはり”真名井の滝“
様々な見どころがあるので有意義な散策でした

遊歩道
真名井の滝

上色見熊野座神社⛩はテレビの何かの番組で見て
神秘的な景色に一目惚れした
いつかは訪れてみたいと思っていた場所です
午前9時頃到着
人はまだほとんどいないのでとても静か
聞こえるのは鳥のさえずりだけ
幻想的なこの景色
両脇には苔むした石灯篭が
ずっと並んでいて100基はあるだろうか
階段を登っていくと拝殿があります
言葉では表現できないなんとも
心地よい気持ち
実際に来て感じてほしい
拝殿の裏にある道をさらに5分ほど上に登ると”穿戸岩“という
大風穴があります。

ここにも”鬼八伝説”という神話が残っています
阿蘇の神”健磐龍命“(タケイワタツノミコト)と家来“鬼八”
命が往生岳から遥か彼方の的石へ矢を射り
鬼八はその矢を取ってくるのが役目
99本までは真面目に取ってきていたのだが
疲れてしまい100本目は足の指に
挟んで投げ返したところ、大明神の足に
当たってしまい怒って追いかけてきたので
鬼八は高森のこの岩を蹴破って天に逃げたという言い伝えです

巨大な岩山を大きな風穴が貫いていることから
どんなに困難な目標でも必ず達成できる象徴として
合格必勝のご利益があるという
パワースポットなので少し急な上りには
なりますが頑張って登ってみてほしいです

上色見熊野座神社参道
拝殿
穿戸岩


熊本は馬刺しや赤牛など
美味しいものもたくさん食べて温泉にも入れたし
満喫した旅になりました

今度は天の岩戸開き神話つながりで
戸隠神社に行ってみたいです





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