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【高校生の進路】世界のスポーツマンや起業家、偉人達の言葉《特集》


第1回目Dropbox の創業者『ドリュー・ヒューストン』の言葉

Dropbox…オンラインストレージサービス

2013 年、彼の母校であるマサチューセッツ工科大学の卒業式にて行われた際のスピーチより
母校の後輩たちへ贈る『成功へのカンニングペーパー』として3つの言葉を伝えています。

①テニスボール

“最も幸せで成功している人たち”=“自分の好きなことをしている人”ではなく“自分にとってのチャレンジを攻略することに夢中になっている人”の事をいう
公園でテニスボールを追いかけている犬は、ボールを追いかけることに夢中でワクワクし
ている。リードを振り払ってでも走っていく。
何かに夢中になって攻略をしている人たちは“テニスボールを追いかける犬”に似ている

「人が一生懸命働けるというのは、人より優れているわけではない。
問題を解決するのが楽しいから一生懸命働く。
だから、自分自身を追い詰め、一生懸命やるのではなく、
自分自身を惹きつけるテニスボールを見つけてほしい。」
テニスボールが見つかるのは明日かもしれない、
5 年後、10 年後かもしれない。でも
「見つかるまでは自分の声に耳を傾け続けてほしい。」

と伝えています。
夢中になれるワクワクする何か(テニスボール)を見つけることが、
人生を豊かにする一歩になりそうですね。

②サークル(コミュニティ)

自分に刺激を与えてくれる人と一緒に過ごすということは、自分に才能がある事や一生懸命に仕事をすることと同じくらいに大切であると学びました。
彼が大学時代のサークルで出会った人、卒業後のコミュニティでの出会いがなければDropbox は生まれてこなかった

安定を求めて落ち着いた場所にいることは”気持ちは楽”でも、自分の尊敬する人たちと出会い、彼らから学べることは自分自身にとって大きなメリットになる。
『こうなりたい』『素敵だ』と思うような尊敬する人たちと出会い、
その人たち方学ぶことがとても大切だということがわかります。

③30,000

人生は30,000 日と言われます。(365 日×人生80 年=約30,000 日)
ドリューは24 歳の時“あなたの人生は30,000 日“という言葉をみつけ、
自分はもう9,000 日近く終わっていることに気付きました。
以前までのドリューは失敗したらどうしよう、この事業がうまくいかなかったら終わってしまうのか…とかなり心配性だったようです。
しかし、この言葉をきっかけに失敗を悔やんでいる暇はない、
失敗は大した問題ではなく、人生でたった一度、正しければそれでいい。
と考えるようになり、IT 起業家の道を進んでいきます。

『人生をパーフェクトにするのではなく、代わりに面白い人生にしよう』
完璧であることを求めすぎて前に進めないより、
不完全でもいいから進んでいこうと学生たちに伝えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私たちが想像できないくらいの苦労・悩み・不安の中で
IT 起業家として活躍してきた彼から紡ぎ出される言葉たちは、
とても説得力があり、背中を押してくれるようなものばかりでした。
YouTube には本人がスピーチをしている動画が上がっています。
ぜひ一度ご覧ください。

ドリュー・ヒューストン
2007 年以降現在まで、Dropbox のCEO として活躍し続けており、Dropbox の利用者は2021 年時点で180 か国以上6億人のユーザーを抱えているサービスとなっている。


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