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地元の絵画展感想

友達の「絵画展」に行ってきた。

テーマは、「人物画」

それぞれ、自分の顔を書いているのは当たり前だが、題名はその人の思いが詰まっている。

・ 希望に満ちて
・ 遺影にするつもり
・ 笑顔
・    命の雫
など…。

描く前に題名を考えて書き始めたのか、
自分の顔を見ながら、
自分のこれまでの人生を思い出しながら、これからの人生を考えながら、
鏡に問いかけたのだろう。

昔、自画像を書いたことがあるが、
今の私は、自分の顔を鏡で、
じっと見つめるのは重すぎて、
描こうとは思わない。
(今の心境であって、
これから描こうと思うかもしれない。)

私の好きな自画像は、ピカソかゴッホが描いたらしい「人物画? 自画像?」
目の不自由な人が、パンを食べている様子を描いたものだ。
原田マハさんが、この解説にこう述べていた。
「誰にも希望がある」
作者はそういうことを伝えたかったのか、と驚いた。解説と自分の感想は全然違う。

自画像の解説は、人、それぞれ。
その作者のことや時代背景などを知っていると見る人の感想が、いろいろ。
見る人のその時の心境によっても違うし。

昨日、作品展に出した友達から
お礼の葉書が届いた。

「…生きている証を描きたいと言う思いだけで描いています。あなたの笑顔が私の力になります。これからもどうぞよろしくお願いします…」
と言う文章もあった。
(彼女は私より11歳年上。)


6月と言えば、紫陽花。
花の静物画も展示してありました。
花を見ると、描きたくなりますよね。
絵筆を握る人にとっては、花は魅力的存在。


お付き合いありがとうございました。

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