グローバルな「里宮」
前回投稿で「社会の精神の安定化に効果が高いものは古代・中世の建造物」と書きましたが、国民国家を自明の前提として議論している訳ではないので、社会ではなく「世界」ないし「人類」とする方が適切でした。
さて、人類の精神の安定化に効果が高いものは古代・中世の建造物だとして、別にそれが「本物」である必要はありません。
世界遺産として登録されているような古代・中世の建造物の場合、たとえ相当に経年劣化していても、その修繕には厳格な規制があります。
そうした厳格な姿勢は学問的には価値があるか