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【1分小説】21# 「見てるだけ」 :恐怖

大学生3人組が肝試しをしていた。

場所は樹海。

「まぁ昼間だし、よゆーだろ」

「おい!レン!」
「ちゃんと目印は付けて歩いてるんだろうなー!」
男性2人が後方を振り返り、少し後ろを歩いている1人の友達に声を掛ける。

「や、やってるよー…」
「なんで僕もこんな所に……」
レンは長いロープを地面に垂らしながら歩いている。
来た道を引き返せる様にしているのだ。

すると突然…
「見てて」
と、レンの耳元でささやく声。

「…」
恐怖で振り返る事も出来ないまま、その場で立ち尽くす。

「…⁉」
すると前方を歩いてた2人が透明な何かに引っ張られ、そばにあった洞窟の奥へと連れて行かれた。

「はっ!」
ガタンッ!
気が付くと、レンは講義中に目を覚ます。
居眠りをしていた様だ。

スタスタ…

最終の講義も終わり、レンは帰宅していた。

「あの夢は一体…」
「それになんだか…」

帰り道、背後からの視線を感じる。

1分間立ち寄って頂き誠にありがとうございます。
あなたの時間を奪ってしまい、大変嬉しく思います。
また次の作品であなたの時間が奪われぬよう、ご注意下さい。

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