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【EdTechとは】なぜ注目されているのか?Part1

こんにちは!
Revot編集部です!

今まさに教育現場は大きく変わろうとしています。
教育×テクノロジーによる新たな未来の教室を広げようという動きが新型ウイルスの影響もうけて加速化しています。

EdTechってなに?」

授業でパソコンを使うんでしょ、生徒にタブレットが配布されるんだっけ? でも実際に何を行おうとしているのかがよくわからない……というわけで、今回の記事は「わかっていそうでわかっていない」EdTechをくわしく解説します!


1.EdTech(エドテック)とは?

EdTechはEducationとTechnologyをかけた造語ですね。
○○Techという言葉は非常に増えていて金融×テクノロジーのFinTech、広告×テクノロジーでAdTechなどがあります。

EdTechをひと言でいうならば教育分野にテクノロジーの力を入れることで変革(イノベーション)をもたらすことです。

では、より詳しく具体的にEdTechについて説明していきます。


2.EdTechが目指す「未来の教室」

日本では地域の学校へ通い、教室で着席し、先生の話を聞き黒板をうつして学ぶスタイルが非常に強く定着しています。

しかし新型ウイルスの影響で想定以上に休校が長引き、子ども達の学ぶ時間は大幅に減少しましたね。当たり前だと思っていた「学校へ通うこと」が当たり前でない日常を体験しました。

教える側の学校や教育サービスにおける「日々子どもは成長しているのに学びのチャンスをまったく与えられないこと」に対する焦りはふくらむいっぽうであり、子どもを持つ親も不安なら、学校へ行けない子ども達の不安も募りました。

経済産業省による「未来の教室プロジェクト」では

学びを止めない未来の教室」

がうたわれています。ひとたび学校に行けない状況になると「止まってしまう学び」が今の学校システムです。

それをたとえば体調により通学できない子どもも、離島や遠隔地などで学校や塾へ行けない子どもも、自然災害をはじめとした突発的な環境の変化があっても「子どもの学びを止めない」未来の教室を実現しようとしているのが、まさに教育×テクノロジーによるイノベーション(変革)なのです。

では未来の教室を作るEdTechとは実際にどんなものなのでしょう。
そのまえにまず今の教室について把握する必要があります。


3.一斉授業はもう古い?教育現場の課題

先生が黒板に書いたことをノートに書き写して覚える「一斉授業」形式がこれまでのスタンダードでした。インターネットもコンピュータもなかった時代、多くの生徒が一斉に学べる学習法は決して悪い方法ではなかったのです。

しかし今はどうでしょう。ひたすらノートに書き写して暗記するだけでは子ども達のトータル的な「学び」をカバーしきれなくなっています。今の教育現場は大きくわけると3つの課題があります。

・一斉授業の限界
・教員の負担
・教育格差

それぞれの課題について、ひとつずつ見ていきましょう。

3-1.一斉授業の限界

先生の説明を聞くだけ、席に座り授業を受けるだけでは、広がりのある学習はなかなかできません。

子どもの未来を考えたとき、どれほど勉強ができても結局AIが近い将来にはさまざまなことを行うのだとすれば、人工知能を凌駕するような創造性や積極性を育てることが教育の重要なポイントとなるでしょう。

いわゆる難関校に合格するには過去問を開き、特殊な問題を解くテクニックも必要でしたが、最近では中学・高校受験でも「考える力」が必要とされる出題傾向が増えています。

一斉授業では、生徒はどうしても受動的な態度になりがちです。受け身型の学びだけでは限界があると言わざるを得ません。


3-2.教員の負担

今にはじまったことではありませんが、教員(先生)の長時間労働が問題になっていますね。夕方6時、7時、時には9時近くまで学校に残っています。一般的な感覚では「7時? それくらいまでウチでも仕事してる」と思うかもしれませんが、教員の始業時間は8時半~17時としているところが多いものの、実際には子どもは8時すぎには登校しますし、多くの教員は朝7時半すぎには学校に到着しています。

19時半まで学校に残っていたら12時間労働です。しかも小学校の担任であれば昼休みもありませんし、中学校の先生は部活のため土日も学校へ行くというケースは少なくありません。

授業時間の間はともかく、なぜ先生はそれほど残業しなくてはならないのでしょうか。教材の準備、クラス運営と管理、授業づくりのプラン作成、事務書類の記入、保護者の対応、会議や学年での話し合い、生活指導なども含め、山ほど仕事があるからです。ペーパーレスが企業に浸透しつつある今も、保護者と先生は「連絡帳」でやり取りをしています。この課題もテクノロジーの活用で大幅に先生の負担を減らせることができるはずです。


3-3.都心と地方の格差

都心部と地方での教育格差も根強い問題です。都心部は公立学校はもとより有名私立大をはじめ、付属校や進学校が数多くあること、塾など学習サポートサービスもさまざまにあり、選択肢が広いメリットがあります。

また残念なことですがいわゆる経済格差による「受けられる教育の差」もあります。もっと言えば、海外と日本での教育格差も課題のひとつです。

子どもたちがどこにいようとも、どんな環境にあろうとも、同じように深い学びを得られるよう、ここでもテクノロジーによる解決策が待たれます。

教育×テクノロジー、まさにEdTechを推進すべき理由です。


いかがでしたでしょうか?
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