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やる気が出ないときの意外な勉強方法

どうしても勉強のやる気が出ない。

焦りはあるのだが、参考書を読んでも頭に入ってこない。

問題を解こうとしても脳みそが動かない。

そんな経験はないだろうか。

私が受験生の頃は、そんなことがよくあった。

受験直前ですらそんな悩みはつきなかった。

人間、ストレスが一定に達すると脳みそが働かなくなるものである。

それは気合でどうにかなるものではない。

そこまでいけば、もはや休む以外に選択肢はない。

しかし、受験前にただ休むというのもそれはそれでストレスがかかるものである。

そんなときに私がよくしていたのが、「寝転んで勉強動画を流し見」である。

私はスタディサプリに登録していた。疲れて動けない時は、よく寝転んでスタサプの動画を見ていた。

これが割と良かった。

スタサプの講師の授業が結構面白く、リラックスして聞いていられるのだ。

教科書や参考書にない小話なども挟まれ、それが印象に残っていたりする。

そうすると、受験当日に知識をより思い出しやすくなるのだ。

更に私の母校である早稲田には、教科書や参考書であまり扱われないニッチな内容が出たりする。その問題に対して、スタサプ授業の小話の内容を元に推測できたりもした。

また、普段使っているものとは別の参考書を読んでみるのも良かった。

同じ参考書をずっと使っていると、自然と読み飛ばしてしまったりするものだ。

だが、新しい参考書から知識を得ると新鮮に感じられる。

特にイラストが豊富で、勉強が得意でない層にも刺さるように設計されているものなどは特に素晴らしい。

私は「ナビゲーター世界史」を受験直前にベッドの上で読み漁って1日を過ごしたこともある。

同じ知識を違う方向から再度インプットすることで、記憶が強化される旨味もある。

1度勉強から完全に離れてしまうと、戻る難易度が高まりやすい。

しかし、ベッドの上とはいえ参考書を読んでいるので、本格的な勉強に戻るハードルもぐっと下がるのだ。

疲れてしまってやる気がでない、けど完全に休むのは罪悪感が…

そんな君はベッドで寝ぼけながら勉強すると良いかもしれない。

あなたの受験に幸あれ。

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