中学 吹奏楽部の思い出

中学校の吹奏楽部での思い出を語ろうと思う。 大好きな音楽漬け だった 日々、仲間にも恵まれて本当に楽しかった。

ちなみに、、、
私 アルトサックス吹き、部長
同級生 7人(クラリネット、私、バリトンサックス、トランペット 、トロンボーン、ホルン 、ユーフォニアム)
部員数  最少人数 9人〜 最大22人

1年生のときの思い出

1年生で 吹奏楽部に入部した私。実は1年前まで兄が同じ学校でクラリネットを吹いていた。 顧問の先生も変わらず 、先輩方も私のことを知っている。
しかし!!私はクラリネットが吹きたくなかった!サックスが吹きたかった!!
そこで私が取った行動は、サックスの先輩に、「私はクラを吹きたくないんです!サックスがしたいんです!!!」とお願いしたのだ。 めでたく サックスになれたわけだが 後から先生と先輩は 大笑いしていたそうだ。

そんなこんなで始まった私の吹奏楽 人生。 一番最初に演奏した曲は 星野源の「恋」だった。
1年生からすれば最後の方にある「ウン、たったったったったた」→分かる人いる? が難しかった笑
そこで 先輩に 「どうやったらうまく吹けますか」と聞きに行った。 そこで帰ってきた答えが「歌詞をつけて歌うといいよ。」 だった。 とても 的を得ているのだが どんな歌詞をつけたらいいかわからなくて先輩につけてもらったら、放課後の練習でお腹が空いていたのか
「うん 、お腹空いたよ、うん 、何か食べたい、 うん 、お腹すいたよ 、ご飯!!」
だったのだ。さすが女子中学生、腹を空かせれば何を言い出すやら笑
この先輩はとても上手くて、優しくて面白かった。今の私があるのはこの先輩のおかげだ。今もたまに遊びに連れて行ってくれる。

ちなみに「歌詞をつけて歌う」という 練習法 はとても効果的である。
その後に生み出した歌詞といえば、
1年生のアンサンブルコンテストで「かっぱ寿司 かっぱ寿司 かぁぱ寿司」と言ってリズムを取ったり、6連符は「磯野カツオだ」と歌ったり、、、笑
極め付きは2年生の時のアンサンブルコンテストでファンファーレを吹く時に「アイスの実を食べたいな 、マックのチョコパイ 食べようよ」をチューニング室で大合唱した 笑
チョコパイはわかるけど、よく真冬に アイス の実なんて歌ってたなと 今更 思う 笑

2年生のときの思い出

2年生になって忘れられない出会いがあった。 1つ下の後輩だ。 下の学年はまとまりが悪く 自分が先輩として困ることも結構あったが、この子はとてもいい子だった。
この子のお兄さんチューバ奏者では私たちの先輩だったのだが、体験に来るなり、その子が一言。
「私チューバはしたくないんです!サックスが吹きたくて 入部しました!」
おいおい、どっかで聞いたことあるぞ このセリフ 笑
お兄さんから 私の話を聞いて真似したらしい。 ちなみに めでたくテナーサックスになった笑

その年のサックス パートは4人、
アルト 私
テナー 1つ上の先輩、1つ下の後輩
バリトン 同級生    だった。
なぜかお調子者としてキャラが通っているサックス パート、 文化祭の演奏では顔面ペイント 担当である。 先輩と話し合い、 青に塗ることに決めた 笑
その理由は
・「アラジンメドレー」でジーニーの仮装になるから
・YOASOBI「群青」をするから
  だった。
文化祭 当日、顔を真っ青にペイントして白いダボダボの衣装を着た私たち。 アラジンメドレーは大盛り上がりをした。
しかし、問題はここからだった。私たち4人でマイクを取り、 
「次の曲は…(顔を隠す)yoasobi で 「群青」!(満面の笑みで 青い顔を見せる)」とアナウンスをした。これが、見事に大スベリ笑笑
生徒会役員の正義感に駆られた笑い声を私は一生忘れないと思う。

3年生のときの思い出

3年生になる年に顧問の先生も変わり、部活も私自身も色々とあった ↓

この引退までの半年間の記憶はあまり楽しいものではないが、私の吹奏楽 人生においては 一番重要な部分だったのではないかと思う。

その中でも一番嬉しかった言葉が2つある。
1つ目が顧問の先生からの言葉 「この人は うちの武器ですよ。 それも 特攻隊。」実力主義の先生だったからこそ、まっすぐな 褒め言葉はとても嬉しかったし 頑張ろうと思えた。
2つ目はコンクールの講評用紙に書かれていた言葉「サックスのソロがとても素敵でした。 中学生と思えません。」。コンクールの審査員のサックス奏者の方からの言葉で、私自身大好きな方だったので、マジで嬉しかった!

あとは ちなみに面白い後輩がいる。 2つ下で 直属のアルトサックスの子なのだが、雨風にも負けない 唯一の男子部員である笑
なんと、11月に入って気温が10℃を下回る日もあるのにまだ夏服である!たまにいるよね、こんなやつ 笑
年上の女子の先輩と話すのが気まずいのか、彼の 同級生の友達の前では挨拶もろくにしてくれないのに、 1人であった時には嬉しそうに 「先輩 先輩!」 と駆け寄ってくるのがめちゃくちゃ面白い。


そんなこんなで 色々あった 中学の吹奏楽部、今思えば輝いてた日々だったな、と感じる。

最後に、思い出の曲を並べて終わろうと思う。これから吹奏楽に関わる全ての人に、幸せな音楽ライフを送ってほしい。

思い出の曲たち

1年生  恋 
    アミューズメントパーク組曲 サックス3重奏
    
2年生 アラジン メドレー

     群青 

    青春の輝き

3年生 ポロネーズとアリア 吹奏楽のために
    学園天国
    宝島

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