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アロマセラピーって…何?

そのまま訳しますと

アロマ=芳香、心地よい香り
セラピー=治療法

となり、植物から抽出した香り成分である「精油(エッセンシャルオイル)を使って美と健康に役立てていく自然療法のことをさします。


精油とは植物の香り成分を抽出したエッセンスです。「エッセンシャルオイル」とも呼ばれます。
花や葉、果皮、根などを蒸したり、皮を搾ったりして抽出します。
精油1kgを得るために、ラベンダーなら花穂を100~200kg、ローズなら花を3~5トンも必要とします!
大量の原料植物から、ほんの少ししか採れない貴重なエッセンスなので、本物の精油のお値段は高価になります…

巷では色々な「アロマグッズ」をお見かけしますが、あまりにも安価なものは天然100%の精油ではない可能性が高いと思います。
本物の植物の作用を期待してアロマセラピーをされるのであれば、まずは精油選びが1つポイントです。


使い方としてはいろいろな方法があります。

①芳香浴
②吸入法
③顔や身体のトリートメント
④手作り化粧品
⑤アロマバス
⑥生活の中での様々なアイテム…

などなど…もっとありますが!
生活の中での様々な場面で活用することが可能です🌱


そしてわたしは、心とからだ共に健やかな状態であってこそ健康であり
心とからだは、切り離して考えることはできないと思っています。

なので、アロマセラピーに於いて一番重要視しているポイントは

心とからだ両方向からのアプローチでバランスを整え、未病に対応できること

になります。

精油の香りは鼻から脳へダイレクトに届き、視床下部に作用し自律神経のバランスを整えてくれます。
自律神経のバランスの乱れがひき起こす体への不調は近年たくさん報告されています。
「体の不調」という目に見える「病気」になる前に、日常のセルフケアとして取り入れることが可能です。

また、全身のアロマトリートメントを行うと、皮膚からも精油の作用を吸収することができます。
そして優しいタッチのトリートメントは、自律神経調整をさらに促してくれます。
もちろん疲労している筋肉へ直接アプローチすることで、体自身の疲労回復にも働きかけることができます。

もちろんアロマセラピーだけで医療は完結しません。
西洋医学を否定するつもりもありません。
けれど、わたしは長く西洋医学(現在、主に病院で行われている医療)に携わり、西洋医学だけというのは限界があると感じています。

西洋医学は「未病」に対応しきれない病院が殆ど…
(あくまで私の現場での感想です!統合医療を行っておられる病院もあります。が、薬ではないので、アロマセラピーをしていても自費診療になっています…。)

精油は「漢方薬に似てる」と思います。実際、東洋医学の医師もそのように話しておられました。漢方薬も保険適応になるまで大変だったご様子でした。
ただ精油は、漢方以上に「効果」となると再現性に乏しい面があり今の日本では「薬」として認定は難しいようです。

ヨーロッパの方では医師の処方箋で薬局が精油を処方するという国もあります。
日本でも、いつか医療現場で広く普及して「統合医療」として第一線でアロマセラピーが活躍してくれる日が来ますように…

そして「病気にならないようにセルフケアをする」というスタイルが浸透して欲しいと思っています。
そこに化学薬品ではない、大地に育まれた自然の力、エネルギーを使うことができたら素晴らしいと思いませんか?☺️
私の理想の未来です✨


アロマセラピーも歴史が深いです🌱
紀元前4〜5世紀頃、古代エジプトで神事の際に薫香として使われたり、ミイラを作るために使われていました。
「イエス・キリスト生誕時に乳香と没薬が送られた」という事は、アロマを習った人であれば有名な話だと思います。

アロマも占星術も深い学問ですね。
そして、アロマと占星術にもつながりがあります。
その学びも深め皆様に還元していきたいと思っています★


⚠️精油には禁忌のあるものや使用方法がありますので、使用の際はご注意ください。


今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました🍀

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