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IT系のおっさんの投票先

どうも、おっさんですよ~!

明日(2021/10/31)の衆議院選挙、どこに投票しますか?

私は、基本的には自民党が立場としては近いですが、「えらぼーと」という政策のマッチングサイトで調べた感じだと、自民党と意見が合っているのは6割くらいです。今回、自民党は20問中4問で明言を避けているので、それでマッチ具合が分かりにくくなってますが、明言したらこっちだろう、というのを加味した場合、マッチ度は6割ぐらいということです。つまり、4割で私と意見が違うのです。

確かに6割というのは、他の政党との比較では、最もマッチ度が高いですが、集団的自衛権とか、共謀罪のあたりから「自民党ちょっとやり過ぎ」感があって、小選挙区で自民党に入れつつも、比例は別な所に入れる、という感じでやってます。今回もそうです。

ちなみに、集団的自衛権は通常の国であればOKだと思いますが、日本国憲法だと無茶なわけです。まずは憲法改正だろうというのが、基本的な考え方です。とは言え、憲法改正は難しいと考えたので、安倍さんによる解釈改憲により、それまでの政府・自民党の憲法解釈すらちゃぶ台返しにして、OKとした、ということです。これが、無茶その1です。

また、共謀罪のほうでは、たとえば、居酒屋で酔っ払いが、テレビの野球中継を見ながら「あのバッタークソだな、明日、マジでボコりに行こうぜ!」と言っただけでも、適用される余地が出て来ると思います。適用するかどうかのその時の政府次第です。今の法律だと、少なくとも、ボコるためのバットを購入するとか、それくらいの準備行為ぐらいはしないと、犯罪にはならないと思います。それがなしでも犯罪になりうるというのが危ういと思います。要するに、時の為政者が政敵を投獄したりとか、別件逮捕に悪用される危険性があります。共謀罪は、国際組織犯罪防止条約を批准するのに必要、というのが安倍さんの言い分ですが、共謀罪はそれを批准するよりもオーバースペックです。これが無茶その2です。

この2つの無茶が一時的なもので、安倍さんが居なくなったから、問題なくなったんならいいですが、既に新しい憲法解約、新しい法律、として成立してしまっているので、安倍さん不在でも、その効力が残り続けてます。

そのため、比例では他党に入れて、監視役を務めさせたい、というのが、おっさんの狙いです。

今回、比例で投票することに決めたのは、国民民主党です。なぜ、国民民主党なのか?を説明します。

まず、おっさん、基本的に憲法は改正すべきだし、憲法9条も改正して、自衛隊は合憲であることを明確にすべき、という立場です。現在の憲法では、字面通り読んだら、自衛隊は違憲のように見えます。でも、自分の国も守れないような国など、現実問題ありえません。日本国憲法の公布にあたっては、当時の日本共産党ですら、こんな自国も守れないような憲法は無茶だと苦言を呈しているほどです。それくらい、ありえない憲法なのです(今の日本共産党は記憶喪失)。

当初、GHQは中国が共産化するとは思ってなくて、アジアのパートナーは中国だと思っていたわけで、日本は、重要じゃないので弱体化してOKと考えていたので、こういう憲法を作ったのです。それに、GHQとしても「こんな憲法はありえないから、ほっといても、自分たちで改憲するだろう(ただの時間稼ぎ)」と踏んで、こういう無茶な憲法にしたというのもあるとは思います。

しかし、日本政府は、当初は戦後の予算不足を理由に、その後は、冷戦や、それの対応としての日米安保のおかげで、変な憲法でも、アメリカが守ってくれる体制になり、さらには、GHQによる戦後教育の普及などの影響で厭戦気分が高まり、社会党の台頭などもあり、改憲っていうのが話題にしにくくなってきて、今日に至っている、という認識です。

そういう経緯があって、本来であれば、さっさと改憲すべき憲法がずっと残ってしまっている、というのが、おっさんの現状認識です。

ですので、憲法改正反対とか、9条改正反対と明確に言っている政党に投票することは、おっさんはできません。これが、まず前提条件です。

そして、今回、もう1つ気になる争点が、緊急事態条項です。緊急事態に備えるのは大事だね!って思っちゃうかもしれませんが、大体、悪い為政者というのは、この緊急事態条項を悪用して、緊急でもないのに、緊急事態ってことにして、やりたい放題やってきたわけなんですよね。ヒトラーとかもそうです。確かに緊急事態に備えるのは大事ですが、悪用の危険性も高いんですよね。緊急事態って要するに、実質、憲法の効力を停止できるってことですからね。だから、憲法で規定すべきとまでは、おっさん、考えてません。憲法より格下の法律ベースで良いと思います。それに、日本は島国ですし、外国軍隊が攻めて来る場合も、まずは海を越えないといけないので、フランスとかドイツとか地続きの国と比べて、緊急事態に対して、対処はしやすいほうだと思うのです。そういうわけで、緊急事態条項については、慎重に考えてほしい、というのがおっさんの立場です。

今回、えらぼーとで見てみると、9条改正と緊急事態条項については、どっちも賛成か、どっちも反対、いずれかの政党ばかりです。でも、えらぼーとでは、政党の中の個人個人が賛成なのか、反対なのか、まで見ることができます。そして、国民民主党は、緊急事態条項については、それが半々くらいなんですよね。それに政党としての回答も、賛成とも反対ともはっきりとは書いてません。それで、強いて言えば、国民民主党が一番近いかな、と考えたということです。

ちなみに、維新だと、緊急事態条項については賛成。公明党は、反対ですが、そもそも、公明党は9条改正にも反対なので、先ほどの前提条件を満たしていませんから、公明党には入れられません。それに、公明党は私が入れなくても、与党を組んでる都合上、公明党の意見は聞かざるを得ない状況ですからね。あ、共産や立民は9条改正も、緊急事態条項も反対ですね。

そう考えると、入れて意味があるのは、国民民主党かな、ってなりました。

参考になりましたら、是非、マネしてみて下さい。

おっさんからは以上になります。




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