【続いてる写経 1268日め】自分史上初めて、"戦国武将"にハマる
生涯ないと思っていたことの一つは、「戦国武将」にハマることでした。
日本史は苦手だし、どうやって受験を乗り越えてきたのか分からないほど、未だ年代とかの把握も怪しいく知識うろ覚えです。
そんなワタシが、最近戦国時代と戦国武将モノを追っています。
戦国武将に興味をもったきっかけは、なんだったのか?
振り返ると段階が3つありました。
第一段階:わが子の”信長推し”を知る
まず、わが子が中学時代、歴史の授業を受けた後に、
「信長、カッコいいよね〜、絶対信長だよね〜、
信長生きてたら日本変わったのにね〜」
と感想を漏らしていたことです。
その当時、堺屋太一さんの本『歴史からの発想』も読んでおり、
織田信長の日本史上の稀有な革新性を知りました。
うちの子、いいところに目をつけてたのね
と親バカ感想を持っておりました。
第二段階:コミック『信長のシェフ』にハマる
その後アプリでたまたま『信長のシェフ』を読み始めました。
平成時代のフレンチシェフが、突然戦国時代にタイムスリップしてしまい、料理の腕前を武器にし生き延びていたところ、信長に見出されるというもの。TVドラマ化もされた作品です。
これが、めっぽう面白い!
主人公ケンの機転と蘊蓄が生かされた料理と、史実を絡ませたストーリー展開にうなりまくるのでございます。
この作品を通じて、”戦国時代”がやっとワタシの頭の中でイメージとして構築できたのです。
第三段階:高野山で武将のお墓を巡る
そして最後の一押しは高野山。
高野山の奥の院には、有名な戦国武将のお墓が軒をつらね、菩提寺が宿坊を営んでいるのです。
武将に興味がないワタシにも、自然とその歴史はついてまわりました。
6月にお世話になった持明院さんには、貴重な「お市の方」の肖像画(複製)が飾られておりました。
お市の方は織田信長の妹君で、浅井長政に嫁いだものの、長政の謀反により織田家に娘を連れて戻ったのです。
その当時並ぶものなき美女だったと言われてます。
同行メンバーは、「お市の方だ〜!」と盛り上がってました。
しかし、持明院宿泊時のワタシの知識はあまりにも浅く、ピンときてなかったのです。
もう少し知っていれば、一緒に感激できたかもしれません。
高野山から戻り『信長のシェフ』を再読しました。
浅井長政が切腹に向かう場面で、平成から来た主人公ケンは手向として、次のようなセリフを言います。
「自分は遠い未来から来た者で、これからしばらく太平の世がやってきて
260年と続く戦のない世の礎を作るのは浅井の血を引く三人の娘である」
え?そうなの?(全然わかってない)
むむ。。今の自分では、仮に戦国時代にタイムスリップしても何の知識もなくて、何も言ってあげられないわ…。
焦りが。。
加えて高野山では戦国武将やそれに続く大名家のことを知っていると、さらに楽しみが増すことを痛感したのです。
そんなわけで、主に小説とコミックから日本史学び直しをしております。
何にハマっているかは、また別の日に。
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