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風邪のひきはじめに葛根湯

冬も近づき、薬局にも風邪薬をもらいにくる人が増えてきた。

風邪はこじらせると本当に厄介だ。一週間体のだるさが続いた挙げ句、熱が下がった後も咳が続いたり声枯れを起こしたりする。

小学生の頃は風邪をひくと学校を休めると大喜びしたものだが、働き出してからは本当に敬遠したいものの一つになった。

かく言う私も、ここ数日寒気と喉の痛みが現れて、「ヤバい」と思った次第だ。
しかしそんな時は葛根湯を飲んで水分を摂り、布団をかぶってぐっすりと睡眠をとることをオススメする。
風邪は、ひき始めをしっかりと見極め対処すれば悪化せずに済むのだ。


その昔、風邪の原因がウイルスだとはよくわかっていなかった時代、先人たちは病の原因を邪(じゃ)のせいだと考えた。寒さ(寒邪)が体の外から攻撃してきて、その攻撃に負けてかぜをひいてしまうのだ。

葛根湯は汗をかくことで邪の外からの攻撃を吹き飛ばす効果がある。飲んでみると分かるが、数時間後にぶわっと体が暑くなる。

続けて飲む必要はなく、寒気がなくなればすぐに服用を中止して良い。

ここ数年、わたしが風邪をこじらせていないのはこの葛根湯のお陰が大いにある。
いつも助けられている。

皆さんも是非、試してみてください。ちなみにドリンクタイプがおすすめです。

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