CureApp(キュア・アップ)

『ソフトウェアで「治療」を再創造する』ために、実際に医療現場にて処方される「治療アプリ…

CureApp(キュア・アップ)

『ソフトウェアで「治療」を再創造する』ために、実際に医療現場にて処方される「治療アプリ」の研究開発製造を行う株式会社CureAppの公式noteです。CureAppの日々の取り組みや社員インタビューなどをお届けします。 https://cureapp.co.jp/

マガジン

記事一覧

写真を撮って血圧入力ができるAI新機能を追加

CureApp HT 高血圧治療補助アプリ発売から2周年 「これまでも、これからも」進化を続け 写真を撮って血圧入力ができるAI新機能を追加 株式会社CureApp(キュア・アップ /…

第4回 SaMD産学官連携フォーラムにて治療アプリの現状を発表

経済産業省と厚生労働省が最先端のプログラム医療機器(SaMD: Software as a medical device)の実用化を促進する施策として、昨年9月にDASH for SaMD 2(Digital Transfor…

辛い気持ちを紛らわせるお酒の飲み方は危険!

<9月10日~9月16日 自殺予防週間> CureApp宋医師が飲酒とメンタルヘルスの関係を解説  9月10日は世界自殺予防デーです。2003年に世界保健機関 (WHO)と国際自殺予防学…

日本初(*1)の減酒治療アプリ 販売ライセンス契約をサワイグループホールディングス株式会社と締結

株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太、以下、当社)は、サワイグループホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井…

高血圧の方のための、知っておきたい台風対策

厳しい暑さが続いています。気象庁の発表によると、10月にかけてこの厳しい残暑は続くようです。暑さだけでなく、前線による秋の大雨、これに加え局地的なゲリラ豪雨にも注…

8月21日は「治療アプリの日」 高血圧治療および治療アプリに関する調査データを発表

医師および患者さんの9割近くが生活習慣修正の必要性を感じているが、 生活習慣指導が上手く行っていると感じている医師は4割未満 株式会社CureApp(キュア・アップ / 本…

<飲酒は乳がんのリスクを高める⁉>医師が飲酒と乳がんの関係を解説

ピンクリボンとは乳がんについての正しい知識を広め、検診やセルフチェックなど、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える活動の世界規模のシンボルマークです。 日本…

夏の正しい血圧コントロールのススメ

健康被害も報じられるほどに、記録的な猛暑が続いています。8月にかけてはまだまだ厳しい暑さが続くようです。暑い日にはいつもより特に発汗する機会も、その量も多く、脱…

その1杯が救急搬送を招く!? 酷暑の今年だからこそ急性アルコール中毒にご注意を!

CureApp宋医師が夏の飲酒リスクと対策を解説  今年の夏は連日危険な暑さが続いております。全世界で熱中症関連のニュースが飛び込んでくる中、7/26に4年に1度の祭典であ…

前例は、自らつくる 〜 医師 兼 エンジニアとしてスタートさせたキャリア、その10年後の姿〜

CureAppの創業者の1人でもあり、現在開発統括取締役を務める鈴木晋。 医学生時代よりプログラミングを習得し、その技術を活かして医師兼エンジニアとしてCureAppの開発を…

血圧が高い方のための人間ドックの受け方

暑い日が続き、心身の健康の大切さを改めて実感する季節に突入しました。7月12日は、公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会(*1)によって制定された「人間ドックの日」…

7月12日は人間ドックの日!お酒の飲み方を見直すきっかけに

飲酒は多くの身体疾患の原因となり、緊急の治療を要する状態になることがあります。既に飲酒に伴って生じる問題が重篤である場合には、医師にご相談ください。 7月12日は…

酷暑が予想される今年!暑い日のお酒、実はこんなに危険かも?

CureApp宋医師が解説する夏の飲酒のリスクとその対策 夏が近づいてきました。BBQやビアガーデンなど、お酒を美味しく感じる季節になりついつい飲みすぎてしまう方も多いの…

高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策!

なんとなくダルい、気持ちが沈みがち・・・梅雨の時期の気象病“梅雨だる” 高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策! 梅雨を楽しく快適に過ごすため“梅雨だ…

宋医師が解説するガイドラインの概要と「減酒治療」の最新のアプローチ

令和5年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業において、アルコール健康障害に関する新たなガイドラインが令和6年3月に公開されました。アルコール健康障害を持つ方には、治…

専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント

5月17日は世界高血圧デー 専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント ~ 最大の敵「塩分」をツールで手軽にコントロール ~ 毎年5月17日は世界高血圧デーです。 2005年に世界高…

写真を撮って血圧入力ができるAI新機能を追加

CureApp HT 高血圧治療補助アプリ発売から2周年 「これまでも、これからも」進化を続け 写真を撮って血圧入力ができるAI新機能を追加 株式会社CureApp(キュア・アップ / 本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太以下、当社)は、2024年9月でCureApp HT 高血圧治療補助アプリ(以下、CureApp HT)の発売2周年を迎えました。 当社はCureApp HTを利用されている患者さんの利便性向上を目指し、血圧入力の新機能としてスマートフォンの

第4回 SaMD産学官連携フォーラムにて治療アプリの現状を発表

経済産業省と厚生労働省が最先端のプログラム医療機器(SaMD: Software as a medical device)の実用化を促進する施策として、昨年9月にDASH for SaMD 2(Digital Transformation Action Strategies in Healthcare for SaMD 2 プログラム医療機器実用化促進パッケージ戦略2)を公表しました。 今回、経済産業省、厚生労働省、AMED(Japan Agency for Medical

辛い気持ちを紛らわせるお酒の飲み方は危険!

<9月10日~9月16日 自殺予防週間> CureApp宋医師が飲酒とメンタルヘルスの関係を解説  9月10日は世界自殺予防デーです。2003年に世界保健機関 (WHO)と国際自殺予防学会(IASP)が共同で開催した世界自殺防止会議の初日を最初の世界自殺予防デーとして、世界的に自殺対策に取り組む責任があると決意表明された日です。日本では、自殺対策基本法に基づき9月10日〜9月16日を自殺予防週間と定め、啓発活動を推進しています※1。  日本では令和5年に2万人以上の方が自

日本初(*1)の減酒治療アプリ 販売ライセンス契約をサワイグループホールディングス株式会社と締結

株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太、以下、当社)は、サワイグループホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井 光郎、以下、サワイグループ)と減酒治療アプリ(以下、本アプリ)の販売ライセンス契約を締結したことをお知らせします。  本契約締結により、サワイグループは日本におけるアルコール依存症を適応とした本アプリの独占販売権を取得いたします。また、本契約に基づき、販売ライセンスの対価および販売金額に応じたマイルストーン

高血圧の方のための、知っておきたい台風対策

厳しい暑さが続いています。気象庁の発表によると、10月にかけてこの厳しい残暑は続くようです。暑さだけでなく、前線による秋の大雨、これに加え局地的なゲリラ豪雨にも注意が必要な時期です。さらに心配なのが、毎年日本列島に大きな被害をもたらす台風です。主に7〜10月にかけて発生する台風は、8月に最も多く発生し、9月に最も多く上陸します*¹。台風の時期は様々な気象要素から体調に悪影響を及ぼしやすいと言われており、土砂災害、洪水、暴風、高波などの防災だけでなく、高血圧の観点からも台風への

8月21日は「治療アプリの日」 高血圧治療および治療アプリに関する調査データを発表

医師および患者さんの9割近くが生活習慣修正の必要性を感じているが、 生活習慣指導が上手く行っていると感じている医師は4割未満 株式会社CureApp(キュア・アップ / 本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太以下、当社)は、8月21日に制定した「治療アプリの日」にちなんで、今までに実施した医師および高血圧患者さんに対する高血圧治療および治療アプリについての調査データを解析し、発表いたします。 【調査サマリー】 高血圧治療における生活習慣修正について ■医師・患

<飲酒は乳がんのリスクを高める⁉>医師が飲酒と乳がんの関係を解説

ピンクリボンとは乳がんについての正しい知識を広め、検診やセルフチェックなど、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える活動の世界規模のシンボルマークです。 日本では毎年9万人以上の方が乳がんの診断を受けており、日本人女性がかかるがんの中でもトップです。さらに、乳がんの罹患率は年々増加し続けています。乳がんは誰にでもリスクがあり、確実に予防できる方法はありませんが、飲酒が乳がんのリスクを高める可能性があることが分かっています。 そこで、今回は女性のアルコール問題に着目し、女

夏の正しい血圧コントロールのススメ

健康被害も報じられるほどに、記録的な猛暑が続いています。8月にかけてはまだまだ厳しい暑さが続くようです。暑い日にはいつもより特に発汗する機会も、その量も多く、脱水症状や熱中症にも注意が必要です。対策としては、一般的に水分と塩分の補給が推奨されていますが、日頃から減塩を意識する必要のある高血圧の方にもあてはまるのでしょうか?お薬や、日頃の生活習慣においても血圧を上手にコントロールするために気を付けるべきポイントがあります。今回は、夏の正しい血圧コントロールの考え方について解説し

その1杯が救急搬送を招く!? 酷暑の今年だからこそ急性アルコール中毒にご注意を!

CureApp宋医師が夏の飲酒リスクと対策を解説  今年の夏は連日危険な暑さが続いております。全世界で熱中症関連のニュースが飛び込んでくる中、7/26に4年に1度の祭典である夏季オリンピックがパリで開幕となりました。ビールを片手にスポーツ観戦することを楽しみにしている方もいらっしゃると思います。しかし、夏は急性アルコール中毒のリスクが高まることが分かっています。悲しい事故が起こらないように、夏を楽しんで過ごすためには、お酒の飲み方に気を付ける必要があります。そんな夏の飲酒の

固定された記事

前例は、自らつくる 〜 医師 兼 エンジニアとしてスタートさせたキャリア、その10年後の姿〜

CureAppの創業者の1人でもあり、現在開発統括取締役を務める鈴木晋。 医学生時代よりプログラミングを習得し、その技術を活かして医師兼エンジニアとしてCureAppの開発を牽引してきた。創業10年目を迎える今、ここまでの軌跡について聞いてみると「医師 兼 エンジニア」という枠を超えた新たな側面が見えてきた。 鈴木晋(開発統括取締役) 岩手県生まれ。慶應義塾大学医学部在学中にプログラミングを習得し、卒業後は医師免許を取得しながら、ゲノム解析の研究室とWeb制作会社にてソフト

血圧が高い方のための人間ドックの受け方

暑い日が続き、心身の健康の大切さを改めて実感する季節に突入しました。7月12日は、公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会(*1)によって制定された「人間ドックの日」。日本で人間ドックが初めて組織的に行われたのは今から約80年前。人間ドックの「ドック」は病院という意味の俗語もあるようですが、一般的には船を点検・修理するためのドック(dock)に由来し、人間も定期的にドックに入る必要がある、という考えから生まれた言葉と考えられています(*2)。高血圧が原因となる重大疾患も、人間

7月12日は人間ドックの日!お酒の飲み方を見直すきっかけに

飲酒は多くの身体疾患の原因となり、緊急の治療を要する状態になることがあります。既に飲酒に伴って生じる問題が重篤である場合には、医師にご相談ください。 7月12日は公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会によって制定された「人間ドック」の日です(1)。病気の早期発見や予防のためには、定期的な健康チェックが欠かせません。飲酒は高血圧、肝障害、様々ながんなど多くの身体疾患の原因であることが分かっており、飲酒習慣のある方にとっては、人間ドックの受診が生活習慣の見直しを行う絶好の機会

酷暑が予想される今年!暑い日のお酒、実はこんなに危険かも?

CureApp宋医師が解説する夏の飲酒のリスクとその対策 夏が近づいてきました。BBQやビアガーデンなど、お酒を美味しく感じる季節になりついつい飲みすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。しかしながら、夏の飲酒には危険がたくさん潜んでいます。今年の夏も平年より高い気温が続く見通しで酷暑が予想されます。そこで今回は、夏に起こりやすいアルコールによる健康被害を避けるために気を付けたいことをCureAppの社員で医師の宋が解説いたします。 東京で毎年1万人が救急搬送される危険

高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策!

なんとなくダルい、気持ちが沈みがち・・・梅雨の時期の気象病“梅雨だる” 高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策! 梅雨を楽しく快適に過ごすため“梅雨だる”回避の秘訣となる生活習慣をご紹介!! 梅の実が熟す6月頃になると、日本列島は(北海道と小笠原諸島を除いて)梅雨と呼ばれる雨季を迎えます。 最近はジメジメした日が続きますが、関東では梅雨入りは例年より少し遅くなりそうです。 この時期は、なんとなく気持ちが沈みやすい、体調が優れない、血圧が安定しないといった症状

宋医師が解説するガイドラインの概要と「減酒治療」の最新のアプローチ

令和5年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業において、アルコール健康障害に関する新たなガイドラインが令和6年3月に公開されました。アルコール健康障害を持つ方には、治療が必要と思われる状況にもかかわらず医療機関につながることができていない、いわゆる治療ギャップが存在することが知られています。新たなガイドラインは、この治療ギャップを埋め、アルコール健康障害の早期発見から治療、回復までの一連の切れ目のない取組を推進するため、医療従事者が知っておくべき内容を網羅した必見の内容となってお

専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント

5月17日は世界高血圧デー 専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント ~ 最大の敵「塩分」をツールで手軽にコントロール ~ 毎年5月17日は世界高血圧デーです。 2005年に世界高血圧リーグにより制定され、2008年には日本で「高血圧の日」と定められました。高血圧症は、脳卒中や心疾患を引き起こす危険因子であるにも関わらず、自覚症状がほとんどなく、健康診断で医師から指摘を受けてもどこか他人事のように捉えてしまう人もいます。せめて一年に一度、高血圧デーには自分の血圧を見つめ直し、身体