CureApp(キュア・アップ)

『ソフトウェアで「治療」を再創造する』ために、実際に医療現場にて処方される「治療アプリ…

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『ソフトウェアで「治療」を再創造する』ために、実際に医療現場にて処方される「治療アプリ」の研究開発製造を行う株式会社CureAppの公式noteです。CureAppの日々の取り組みや社員インタビューなどをお届けします。 https://cureapp.co.jp/

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前例は、自らつくる 〜 医師 兼 エンジニアとしてスタートさせたキャリア、その10年後の姿〜

CureAppの創業者の1人でもあり、現在開発統括取締役を務める鈴木晋。 医学生時代よりプログラミングを習得し、その技術を活かして医師兼エンジニアとしてCureAppの開発を牽引してきた。創業10年目を迎える今、ここまでの軌跡について聞いてみると「医師 兼 エンジニア」という枠を超えた新たな側面が見えてきた。 鈴木晋(開発統括取締役) 岩手県生まれ。慶應義塾大学医学部在学中にプログラミングを習得し、卒業後は医師免許を取得しながら、ゲノム解析の研究室とWeb制作会社にてソフト

    • 血圧が高い方のための人間ドックの受け方

      暑い日が続き、心身の健康の大切さを改めて実感する季節に突入しました。7月12日は、公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会(*1)によって制定された「人間ドックの日」。日本で人間ドックが初めて組織的に行われたのは今から約80年前。人間ドックの「ドック」は病院という意味の俗語もあるようですが、一般的には船を点検・修理するためのドック(dock)に由来し、人間も定期的にドックに入る必要がある、という考えから生まれた言葉と考えられています(*2)。高血圧が原因となる重大疾患も、人間

      • 7月12日は人間ドックの日!お酒の飲み方を見直すきっかけに

        飲酒は多くの身体疾患の原因となり、緊急の治療を要する状態になることがあります。既に飲酒に伴って生じる問題が重篤である場合には、医師にご相談ください。 7月12日は公益社団法人日本人間ドック・予防医療学会によって制定された「人間ドック」の日です(1)。病気の早期発見や予防のためには、定期的な健康チェックが欠かせません。飲酒は高血圧、肝障害、様々ながんなど多くの身体疾患の原因であることが分かっており、飲酒習慣のある方にとっては、人間ドックの受診が生活習慣の見直しを行う絶好の機会

        • 酷暑が予想される今年!暑い日のお酒、実はこんなに危険かも?

          CureApp宋医師が解説する夏の飲酒のリスクとその対策 夏が近づいてきました。BBQやビアガーデンなど、お酒を美味しく感じる季節になりついつい飲みすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。しかしながら、夏の飲酒には危険がたくさん潜んでいます。今年の夏も平年より高い気温が続く見通しで酷暑が予想されます。そこで今回は、夏に起こりやすいアルコールによる健康被害を避けるために気を付けたいことをCureAppの社員で医師の宋が解説いたします。 東京で毎年1万人が救急搬送される危険

        前例は、自らつくる 〜 医師 兼 エンジニアとしてスタートさせたキャリア、その10年後の姿〜

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          高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策!

          なんとなくダルい、気持ちが沈みがち・・・梅雨の時期の気象病“梅雨だる” 高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策! 梅雨を楽しく快適に過ごすため“梅雨だる”回避の秘訣となる生活習慣をご紹介!! 梅の実が熟す6月頃になると、日本列島は(北海道と小笠原諸島を除いて)梅雨と呼ばれる雨季を迎えます。 最近はジメジメした日が続きますが、関東では梅雨入りは例年より少し遅くなりそうです。 この時期は、なんとなく気持ちが沈みやすい、体調が優れない、血圧が安定しないといった症状

          高血圧対策に重要な生活習慣の修正こそ、梅雨だる対策!

          宋医師が解説するガイドラインの概要と「減酒治療」の最新のアプローチ

          令和5年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業において、アルコール健康障害に関する新たなガイドラインが令和6年3月に公開されました。アルコール健康障害を持つ方には、治療が必要と思われる状況にもかかわらず医療機関につながることができていない、いわゆる治療ギャップが存在することが知られています。新たなガイドラインは、この治療ギャップを埋め、アルコール健康障害の早期発見から治療、回復までの一連の切れ目のない取組を推進するため、医療従事者が知っておくべき内容を網羅した必見の内容となってお

          宋医師が解説するガイドラインの概要と「減酒治療」の最新のアプローチ

          専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント

          5月17日は世界高血圧デー 専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント ~ 最大の敵「塩分」をツールで手軽にコントロール ~ 毎年5月17日は世界高血圧デーです。 2005年に世界高血圧リーグにより制定され、2008年には日本で「高血圧の日」と定められました。高血圧症は、脳卒中や心疾患を引き起こす危険因子であるにも関わらず、自覚症状がほとんどなく、健康診断で医師から指摘を受けてもどこか他人事のように捉えてしまう人もいます。せめて一年に一度、高血圧デーには自分の血圧を見つめ直し、身体

          専門医に聞く、高血圧のウソ・ホント

          「World’s Best Digital Health Companies 2024」にCureAppがランクイン

          Newsweekに公開された世界の優れたデジタルヘルス企業リスト「World’s Best Digital Health Companies 2024」にランクイン! CureAppは、Newsweek社とStatista社が選ぶWorld’s Best Digital Health Companies 2024に当社がランクインしたことをお知らせいたします。 World’s Best Digital Health Companies 2024とは  米週刊誌Newsw

          「World’s Best Digital Health Companies 2024」にCureAppがランクイン

          内科診療所に通院する人の約2割が危険な飲酒をしている可能性! 他者から心配された経験がある人はアルコール依存症を疑った方が良い!?

          <5/15は国際家族デー!家族と一緒に考えたい「減酒」という選択肢> 当社社員の宋医師が、飲酒に関する最新論文を解説 毎年5月15日は国連が定める「国際家族デー」です。ゴールデンウィークにお酒を飲み過ぎ、ご家族から心配された方もいらっしゃるのではないでしょうか?過度の飲酒はがん等の重篤な疾病発症の身体的リスクだけでなく、対人トラブルなどの行動面でのリスク上昇にも繋がります。ぜひ5月15日の「国際家族デー」を、家族と一緒に飲酒について考える機会にしてみてください。  そこで

          内科診療所に通院する人の約2割が危険な飲酒をしている可能性! 他者から心配された経験がある人はアルコール依存症を疑った方が良い!?

          厚生労働省による日本初の「飲酒ガイドライン」が2月に公開!! その飲み方、実は治療が必要かも!?お酒と上手に付き合うためには

          2024年2月に厚生労働省から「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」(*1)が発表され、お酒との付き合い方に改めて注目が集まる中、減酒治療アプリの研究開発を行うCureAppは2024年3月に減酒治療に関するメディアラウンドテーブルを開催いたしました。その内容から抜粋し「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」の背景や解説を中心にお話しします。 *1 厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/content/122

          厚生労働省による日本初の「飲酒ガイドライン」が2月に公開!! その飲み方、実は治療が必要かも!?お酒と上手に付き合うためには

          「塩対応食堂」3日間限定OPEN! ~5月17日は世界高血圧デー~  減塩でおいしい料理を提供するイベントを開催

          この度、株式会社CureAppは、高血圧治療における「生活習慣改善の重要性と正しい知識」を広く認識いただくことを目的とした高血圧啓発イベント「塩対応食堂」を、有楽町駅前広場(東京都千代田区 有楽町2-7-1)にて、2024年5月9日(木)~11日(土)の3日間で開催いたします。 「塩対応食堂」は、来る5月17日の世界高血圧デーを前に、高血圧症の方、およびそのご家族や関係者、そして健康に関心のある多くの生活者の皆さまに、高血圧治療における「生活習慣改善の重要性と正しい知識」に

          「塩対応食堂」3日間限定OPEN! ~5月17日は世界高血圧デー~  減塩でおいしい料理を提供するイベントを開催

          全国にいるCureAppメンバー 地域間の壁を感じずに仕事ができる秘訣とは

          CureAppは以前よりリモート業務を推進していましたが、新型コロナウイルスの影響によって、よりリモート業務がしやすい仕組みの構築や環境が整備されました。 リモートでの業務が可能なので、以前よりも全国各地に住んでいる多種多様なバックグラウンドを持つメンバーを採用することができ、確実にCureAppの人材強化へとつながることになりました。実際にメディカル本部の社員20名のうち、6名が関東圏以外のメンバーとなっています(2024年3月時点)。 では、リモートによるCureAp

          全国にいるCureAppメンバー 地域間の壁を感じずに仕事ができる秘訣とは

          第5回 IP BASE AWARD スタートアップ部門 奨励賞受賞〜CureApp開発担当者と知財担当者が授賞式に参加〜

          〜医療領域での知財戦略とITソフト領域での知財戦略を融合させた知財活動を評価〜  CureAppは、第5回 IP BASE AWARD スタートアップ部門にて奨励賞を受賞したことを受け、当社開発統括取締役と知財チーム担当者が3月1日に行われた授賞式に参加しました。  IP BASE AWARD とは、特許庁・知財功労賞の登竜門として位置づけられており、今回で5回目を迎えます。スタートアップの知財活動および知財支援活動を奨励し、スタートアップによる知財活用や支援者による知財

          第5回 IP BASE AWARD スタートアップ部門 奨励賞受賞〜CureApp開発担当者と知財担当者が授賞式に参加〜

          【掲載情報一覧】NASH*(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリの治験開始について

          先日当社が発表したNASH*(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリの治験開始について、下記媒体メディアにて掲載いただきましたのでお知らせいたします。 日本経済新聞(2/20 オンライン版):肝炎治療のアプリで最終治験 Answers News(2/21):CureApp、NASH治療アプリのP3開始 日刊薬業(2/21):NASH治療アプリ、国内P3開始 ミクスonline(2/21):CureApp NASH治療アプリの国内第3相臨床治験開始 食事・運動療法を「アプリ

          【掲載情報一覧】NASH*(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリの治験開始について

          未だ治療法のない生活習慣病 NASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリの治験をCureAppが開始

          〜世界初※のアプリによる治療法確立を目指す〜  CureAppは、「NASH*(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリ」について、2024年1月より治験(国内第Ⅲ相臨床試験)を国内にて開始したことをお知らせいたします。  当社は2016年よりNASH治療アプリの研究開発を進め、2022年からはサワイグループホールディングス株式会社とともに治験の実施に向けて取り組んで参りました。今後も世界初のアプリによるNASHの治療法確立を目指して参ります。 ※自社調べ ・調査年月:202

          未だ治療法のない生活習慣病 NASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリの治験をCureAppが開始

          第5回 IP BASE AWARD スタートアップ部門 CureAppが奨励賞を受賞

          〜医療領域での知財戦略とITソフト領域での知財戦略を融合させた知財活動を評価〜  株式会社CureAppは、特許庁がスタートアップと知財専門家の双方を繋げるために開設した知財コミュニティポータルサイトIP BASEが主催し、スタートアップ知財エコシステムへの取り組みを後押しすることを目的に開催された第5回 IP BASE AWARD スタートアップ部門にて奨励賞を受賞したことをご報告いたします。  CureAppでは、創業期より知財活動に取り組み、治療アプリ開発のパイオニ

          第5回 IP BASE AWARD スタートアップ部門 CureAppが奨励賞を受賞