見出し画像

私には私しかいなくて『日記:2024.2.17』

今日の記憶があまりない。
起動時間が極端に少ないからだろうか。14時から日付変わって2時。12時間。そんな少なくないか。

昨日、初めてシナリオを刷って郵送した。

何かを書く時は大抵自宅の学習机の上にあるパソコンを使用するから、家から出ることも、運動することも特にない。

また運動する日は、どこかに出掛けたり、雪掻きをしたり、執筆の時間ではなくただ生きている時間になる。

執筆と運動の両方をこなした昨日を得たからこそ、今日の行動が自分になんの影響も無かったことを示している。


私は常日頃、作品に助けられている節がある。それが理由で、ドラマや映画をよく観ると言っても過言では無い。

ドラマは夢がある。
登場人物は大体、夢と希望に満ち溢れているか、どん底を経験してこれからのし上がるか、ごく普通の生活に何かしらの兆しが見えるかのどれかだ。

現在放送中で、私がお気に入りのドラマに、脚本家を目指す主人公がいる。
前季では絵描きを目指す人もいた。お笑い芸人、役者、漫画家など、夢を追うたくさんの人間がいた。

娯楽と共に死んでいきたいと思う人がドラマには溢れている。

彼らは目指すべき場所に立てるまで、学び、動き、磨いていく。私はそんな人が好きだし、自分にも希望が持てるからドラマが好きだ。


だが、本当にいるか?とも思う。存在しないものをぼーっと見てる時間な気もする。

私は大学を卒業してもうすぐ1年になる。同い年で大学生だった人達は、社会人になって1年になるし、専門学生や高卒の友達は社会人歴がもっと長い。彼らは知らない道を経験しながら必死に働いて、自分のお金で食べていけている人だっている。

私の周りに、私みたいな人はいない。
私の目に映る人達の中に、私がいない。

多様性多様性と言われる時代。なんだってお金になる世界になってきている。多くの人達が通ってきた人生のイベントも、価値観も、どんどん変わって、自分が自分でいられることに意味を持って来ている。

でもそんな人、どこにいるんだろう。私の周りには、働くために生きている人がたくさんいる。生きるために働く人が少ない。
現実は厳しいと知っているからか、好きなことは二の次と割り切れているからだろうか。

だから上京という言葉があるのかと気付く。

周りと違う劣等感や、夢を語りたい叶えたいという野望が、今居る場所からの旅立ちの理由になるのだろうか。
同じ考えの人が、同じく同じような野望を持った人達が都心にいると考えるのか。

尊敬という言葉では表せない。私は今の状況を全て投げ打って上京するという考えはどうしても生み出せない。

私は、今の私も、将来なりたい自分も好きだからだ。好きで好きで、今のままこれからも日々が過ぎていけばいいとも思っているくらいだ。恵まれているこの環境を存分に楽しみたい。

夢1本でやるという気持ちがない訳じゃない。でも今の自分も捨て難い。今の経験があるからこその自分だといつでも思っているからだ。


今の私と将来の私、どちらも納得するような生き方をしたいと、日々足掻いていたいのだ。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

527,181件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?