久し振りの約束『日記：2024.3.25』

行きたくないやりたくない。

楽しくないからつまんないから。

私は行く前から、やる前からいつも嫌だと逃げようとする。

でも行ってみたら、やってみたら楽しい。こんな現象、名前付いてるかな。

付いてなかった。
青木まりこ現象みたいな名前付いてるかと思ったら、それはストレスだと書かれていた。

なんでもかんでもストレスで片付けないで欲しい。

私の場合、百発百中で楽しい。やだなーと呟いてドアを開けた瞬間にもう楽しい。

それはなぜかと考えたけれど、私が自分のことしか考えていないからだ。

行きたくない飲み会。
行きたくないの元凶になっていた人から遠ざかって座った。話を遮ってその人より興味深い話に持っていった。

ずっと前に約束していたデート。
相手よりも自分が気に入っている服を着た。面白くないと思わないように、つまらなさから逃げるように動いた。

そんな日々を繰り返しているおかげで、初めて行く前やる前からでも楽しめる構図を作り上げることが出来るようになった。
もうここまで慣れてくると、相手を楽しませることさえ容易だとも思えてくる。

だが私はいつだって、行きたくないしやりたくない。

今だってそうだ。明日早く起きて新しいハローワークに向かう予定だけど本当に嫌だ。なんなら今日行く予定だったけど勝手に延期にした。

どうせ行ったら楽しいよ？とどこかの信号がピカピカと私を照らしてる。少し眩しい。

でも嫌なものは嫌だ。嫌だと言うことで、自分からハードルを下げているのかもしれない。でも明日だけは行かないとダメだ。相談員さんと約束してしまったからだ。

この半年間、誰とも約束をせずにここまで過ごしてしまった。何時からの仕事に間に合うように、何限の授業に間に合うように、という簡単な縛りも私には無かった。

だから久しぶりの約束。今回は守らなきゃ。守って報告するまで、私はめげてはいけない。

私はそこまで、廃れてない。