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小さな世界から『日記:2024.4.16』

今日は一日中フォトグレイを作っていて、気付けば夜になっていた。

部屋の掃除、洗濯物の整理、来週の旅行の準備、履歴書の記入、小説の執筆。やることはたくさんあったのに、今日出来たのは透明のフォトグレイと小説の執筆。私はやっぱり楽しいと思う方向にしか進めない。


目の痛さの正体は、やっぱり電子機器の使い過ぎだった。今日一日コピーした画像をひたすら水で溶かして擦っていて、スマホには目もくれなかった。だから目が全く痛くなかったし、やはり原因がそれだと思うと私は本当にスマホ依存症なのだと少し落ち込んだ。

だが日記の投稿とSNSの投稿にはスマホが必要なので、それだけはこなしたい。それ以外は出来るだけ左手にスマホを収めるのはやめよう。そんなに友達から連絡が来ることもないし。

私はスマホから離れる生活をしないといけないのだ。


自分の作品や存在を知ってもらうためには、とことん書き続けるべきだと気付いた今日この頃。私は楽しく書き続け、楽しく投稿することが出来ている。

夜中に投稿内容を考えることがあるが、それはネタを常に溜めているからである。

外に出た時に思ったこと、SNSを見ている時にぐっときた言葉。日常に溢れる物をメモするという行動を続けてもう1年以上経つ。

だが仕事をやめてからは、ネタを収集するのはほとんどSNSからである。
誰が考えたのか分からない名言、芸能人のコラージュ動画から考えたこと、妄想小説の良いフレーズ。スマホという小さな世界から、目で見て吸収してきた。私の「何かを思い、メモする」技術は、スマホを通して磨き上がったのだ。


目が痛くて、スマホを手放したい今。私に必要なのは情報収集ではなく、出来るだけ多くの小説を書くことだ。

アイデア用のメモ帳はパンパンで、いつだって私の拾い集めてきた世界が広がっている。むしろそこに行けば思い付くものもたくさんあるのかもしれない。
だがなぜかそこに向かえない自分がいる。自分が作り上げてきたメモ帳を使って、本当にいい物が作れるのかと不安なのかもしれない。

私はここ最近ずっと、覚悟と底力が足りないと思って生きている。小説を書き始めるまでの時間がとにかく長いし、書き終わろうとする気持ちも弱い。そんなんではいけないと分かっていながらも、私なんてと思ってしまっている。

目が痛い今。私に無駄にSNSを眺める時間はない。とにかく書き続け、とにかく投稿し続けよう。そして私をちらっと見かけた人に魅力的だと思ってもらえるようにしよう。

立ち止まっている人より、走り続けている人の方が格好良く見えるはずだ。

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