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商売への第1歩『日記:2024.4.12』

最近「商売」についてよく考える。考えるといっても、専門知識を身に付けたり商売人について学んだりするのではなくて、私と商売がどうしたら繋がるかをただぼーっと頭上に浮かばせるのだ。


私は小説を、脚本を書きたいのであって、それを仕事にしたいという気持ちがなさ過ぎる。

それは何にでも言えることで、前職で何かを売り捌く時も「必要じゃないものを売っても仕方がないし、欲しくないなら買って欲しくないし」と思いながら販売していた。販売意欲はいつまで経っても生まれず、店員と客という関係は得意ではあったが好きではなかった。

今も一緒だ。
物書きをしたい。私の作品が日の目を浴びて仕事にしたい。常に仕事のことを考えて、好きな仕事で生きている人間になりたいと思ってきたし、言ってきた。
けれど、いつか評価されたら良いし読みたい人が読んでくれたらいいと心の奥底では考えているみたいだった。

私は今のこの恵まれた環境の中で伸び伸びと執筆をしている時間が続けば良いのにと思ってしまっている。


私は学生時代から、私をマネジメントして欲しいと思っていた。

私は0から1を生み出すのが好きだし得意だ。だから課題が1つあったとして、アイデアが脳内から溢れ出て会議室を埋めつくしてしまう。

だが、実現出来るかは別問題だった。思い付くものが1だとしても、1を10にも100にもしていくのが組織だから、私がどれだけアイデアを出そうと受け入れてくれる人は少なかった。

私は私の1を100にしてくれる人がずっと欲しかった。「これは現実的に無理」「これなら少し工夫すればいける」「あなたはこれは出来ないでしょ?こっちならあなたのペースで出来るから」と言って欲しいのだ。

物書きになりたいと思っている今でもそんな人が現れることを期待していて、私の作品は絶対商売になるからと言って欲しいと思っている。

でも現実はそう甘くない。そもそも私自身の作品をそんな人に見てもらうくらい、有名にしないといけないのだ。
でも苦手だ。私の苦手分野だ。欲しくないものを欲しくない人にあげるのが苦手だ。望んでもないのに押し付けるのが苦手だ。

だから、商売になる為の第1歩として、待ってみようと思う。


カクヨムのプロフィール欄を変えてみた。自分が何をしているか、どんな物語を書くか。なんでも良いけれど、プロフィールを見る人は意外と多いみたいだから気にして作ってみた。

商売をするにも、そもそも店が入りづらい雰囲気だと商売をする以前の問題だと気付いた。だから入口だけでも入りやすくしてみようと思った。

明日は他のサイトのプロフィールも変えてみよう。入口を飾る所から、私は商売を始める。

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