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労務 【求人】

こんにちは!CFOの吉岡です。今回は、労務ポジションの求人のお話です。私は2018年10月にみんなのマーケット(当社)に入社しました。前職は投資会社で、足掛け14年間勤めていました。投資の仕事も面白かったですが、一桁パーセントの成長の世界から何倍という成長率の世界を知ってみたくなって当社に転職しました。
私の話は皆さん興味無いので、これくらいで良いでしょう!

みんなのマーケットの労務と言えばやっぱり「人事労務は保健室の先生じゃない。」という記事ですね!皆さんお読みになりましたでしょうか?まだお読みになっていない場合はぜひ読んでもらいたい!当社の社員への向き合い方がよく分かる記事です。

みんなのマーケットの労務が分かる榎本さんの記事

さて、どう思いましたか?
私が労務として特に大事だと思う榎本の言葉を記事から抜粋しましょう。

人間関係の愚痴とか恋愛の話をしてくる人が全然いないなぁと気づいたんですよね

人事労務は保健室の先生じゃない。

はい。そういう会社です。
私が年寄りだからそういう話をしてもらえないわけではありません!いや。それもあるかも知れません!しかし、これが当社のカルチャーなのです。

人事労務は忙しくないほうがいいんですよね。相談されない方が、健全な状態なんじゃないかな

人事労務は保健室の先生じゃない。

労務が自分から「大丈夫?」と社員の愚痴や不満を聞き出すケースは往々にしてあると思いますが、当社はそのような行為を労務に求めていません。

相談が人事労務に来るのではなく、色々な人とコミュニケーションを取っていく中で、解決策や答えを導き出し、周囲の人との関係を深めながら学び続けていく方が絶対楽しいと思うんですよね

人事労務は保健室の先生じゃない。

これが答えです。社員は互いに仕事の話をして関係性を深めていきます。結果的にプライベートでも仲良くなれたら素晴らしいことですが、それはあくまで一生懸命に仕事に取り組んだ結果の副産物です。そして、自律したメンバー同士のコミュニケーションを通じて、自ら問題を解決することを目指しています。

当社の労務って面白いと思いませんか?「社員に相談されない労務」をしてみたいと思った方はぜひこの先を読み進めてください。


募集の背景

労務担当の増員を考えている背景は、幾つかあります。
1つ目は、属人化を防ぎ冗長化を図りたいという事です。ドキュメント化は進めていますが、それでも担当者の休暇などが発生した場合には対応に難儀することもありました。労務の場合、言語化の難しい個別の判断がどうしても属人性を招くことになるので、暗黙知を明示化する努力も必要ですが、少なくとも経緯を共有できるチームにしていきたいというものです。

2つ目は、現状回している労務業務そのもののレベルアップです。ルーチンを見直し、より効率的にしていくことと、まだ対応しきれていない助成金や福利厚生の制度導入を行っていくことです。

3つ目は、当社事業の拡大に即した管理体制の高度化への労務としての対応です。例えば、当社としてグループ会社も増えてきているため、そのシェアードリソース的に機能できるチーム力を備えられるようになっていきたいと考えています。

これらを実行できるチームにするため、継続的に労務メンバーを募集していきます。

一方で、社内リソースが少ない状態ではありますが、日々の業務については滞りなく運用することは出来ています。理由は3つあります。

1つ目は、社労士、アウトソーサーと連携していること。
2つ目は、紙を徹底排除していること。
3つ目は、社員が協力的であること。


なかでも、3つ目が非常に大きいと思っています。締め切りのあるものは必ず守ってくれます。例えば、間違った勤怠を付けたら上長が業務ミスとしてカウントするなど規律があります。こうしたカルチャーがあるため、勤怠〆は3営業日で完了出来ています。労務のルーチンの効率性は、社員の協力的なサポートがあって成り立っている側面は大きいと思っています。そのため、非常に仕事がしやすい環境だと思います。

カーライル出身の吉岡CFO50歳🐵(社員には「じいじ」と呼ばれ愛されている)

チームの紹介

入社後にイメージしやすいように、ここでは、所属いただくチームの紹介を行います。労務担当の方は、コーポレート本部・管理チームの所属となります。管理チームは、経理、財務、企画、採用や労務などの管理機能を担っています。

人事に関すること

・採用:採用オペレーション、研修など
・労務:勤怠・給与計算、福利厚生、安全衛生、規程等

管理・企画に関すること

・経理、出納、内部統制、ガバナンス
・情報システム、資産管理、購買など
・中計・予算策定、KPI管理、資金調達
・法務、IR、事業開発

担当領域は個人レベルでは違えど垣根無く連携しています。関連して、よく候補者の方々から面接で部門間連携のしやすさについて質問を受けることがあります。そもそも当社の場合、部門間連携といった意識は薄いように思えます。部門の違う担当が協働する場合も個人ベースで声をかけあって自然に連携が生まれているので、その様な制約を感じないのかもしれません。

メンバーのバックグラウンドは多様です。コンサルティング会社、投資会社、メーカー、インフラ、スタートアップ等多様です。元デイトレーダーもいます。

業務の特性からして、プロフェッショナルであることが求められます。自身の守備範囲は、他の業務に与える影響も大きいです。なので、常に影響範囲を広く考えて欲しいと思っています。また「自分にはできない」と言ったら、それで会社として動きが止まってしまう性質の業務もあります。迷ったら「タフ」で「面倒くさい」選択肢を取ってもらいたいと考えています。

元デイトレーダーは僕です!お金を増やすのが好きなので経営企画をしています!

具体的な業務内容

既述の通り、日々のルーチンは労務アウトソーサー、社労士と連携の上進めています。以下具体的な日々の業務内容です。

1. 給与計算

  • 基本給・賞与・各種手当、社保、源泉税の計算

  • 給与振込処理

  • 地方税、年末調整対応

2. 社会保険の手続き

  • 健康保険・厚生年金保険の手続き

  • 雇用保険の手続き

  • 労災保険の手続き

  • その他社会保険の手続き

3. 労務管理

  • 就業規則・社内規定の管理・改定

  • 労働契約書の締結・管理

  • 勤怠・出退勤・休暇管理

  • 安全衛生管理、健康診断、予防接種など

  • 求人票作成・管理(採用担当と連携)

  • 労働基準法遵守、各種厚労省対応

4. 人材管理

  • 新入社員研修の実施

  • 異動の手続き

  • 人事評価制度の運営補助

5.その他

  • 従業員の福利厚生の企画・運営

  • 各種書類の作成・保管

  • 従業員・組織データ管理

  • 入社研修

  • SaaS管理

  • 労務オペレーションの改善・DX

メンバーの日常

月末月初は、勤怠、契約更新、給与計算と支払いなどで業務量は増えますが、既述の通り仕組化を進めているので、極端に特定日の業務量が集中する傾向は少ないと考えます。

個別の従業員からの問い合わせがある場合、チームメンバーや社労士にも確認の上対応を進めています。また、週に何度か出社して、健保や各自治体からの郵送物に対する対応などを行っています。

コーポレート本部では、毎日12時から15分程度、パルスチェックというミーティングがあります。そこでそれぞれの業務報告を簡単に行いつつ、問い合わせなど口頭で聞いた方が早いものなどを解決していきます。「パルスチェック」なので脈拍を図るという意味で、皆さんの顔合わせをする意味合いもあります。

基本テキストベースのやり取りですが、個別の問い合わせはハドル(Slack上の通話機能)や、Google meetを使って会話をしています。もちろんオフィスメンバーは普通にフリースペースや自席の周りで打ち合わせをしています。

また、全社で業績共有を毎月行っています。リモートの人もいるのでZOOMを使って行っていますが、出社している社員はその後ピザを頼んで昼食を取るなどしています。

なお、夜に「飲み会」もありますが、事前に日を決めて日程調整して会を開くというよりはSlackで「今日飲む人!」という感じで希望者が勝手に参加するカルチャーです(参加するもしないも自由です。ただし、パソコンを紛失するようなことがあってはならないので飲み過ぎには注意しましょう)。

仕事の大義

当社の労務業務で目指すものについて、当社のバリューステートメントと結びつけて私の考えを述べたいと思います。

当社のバリューは、「顧客利益第一」「出力最大化」「引力に抗う」という三つです。そのうち、少し聞きなれない「引力に抗う」という独自性のあるコンセプトについて私なりの解釈を説明します。この「引力」とは、企業や事業が成長する過程で自然と生じる傾向であり、具体的には「複雑化」と「均質化」という形で現れると考えます。

「複雑化」は、本質から逸脱し、場当たり的な対応を重ねることでルールが形骸化し、非効率なパッチワークのようになってしまう状態を指します。この結果、事業のスピードが損なわれることにも繋がります。「均質化」は、他社など外部の事例を単純に模倣することで、独自性が失われることを意味します。

これらの問題に直面することは、成長する企業にとって避けられない課題である前提としたうえで、これを意識して対抗策を講じる(=「抗う」)ことが重要だと考えています。

労務管理の面でも、「複雑化」に抗う姿勢が大事だと考えています。単なる流れ作業にならず、従業員が成果を出しやすい環境を整えることに目を向けることが必要です。労務の榎本も記事で言っていましたが、従業員に感謝されることを目的とするのではなく、全員が共通の大きな目標に向かって効果的に進むことが本質であると考えます。

なので、理想としては、労務が自然と従業員に受け入れられるほど無理なく機能すること、もっと言えば、最終的に誰からも感謝されないぐらい当たり前の存在になれたら理想だと思っています。例えば従業員の生活環境の変化に対応した届出など一つとっても、事務手続きの自動化を推進し、セルフサービスの世界を整えていきたいと考えます。当社の労務はそれを目指して欲しいと思っています。

出社について

ジョブ型・在宅コースを選んでいただくことも可能です。なお、週のうち数日はオフィスに来社をしていただきます。保険証などの郵送物への対応も必要です。さらに、働いている経営層や従業員を知っていただきたいです。ですから、オフィスに来て皆と交流して欲しいと考えています。

働き方についてです。勤務時間は、5時~22時の間(コアタイムなし)のフルフレックスです。コーポレート本部の場合、昼の12時から15分程度、毎日パルスチェックというチーム会を開催していますので、出席いただく必要はあります。ご家庭との両立をされている方ももちろんいらっしゃいます。日中、途中抜けをされてまた戻ってくるなど、他のチームメンバーの負担を増やさず、連携を崩さず自律してやっていただいています。

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給与について

給与は原則として、現年収に基づき同等額からのスタートとなります。例えば、現年収が400万円の場合、45時間の固定残業代を入れて年収400万円となります。実力に応じて相談もさせていただきます。

「誰からも感謝されない労務」を目指す当社って面白いと思いませんか?労務業務の変革を楽しむことのできるメンバーの応募を待っています。

↓「社員に感謝されたい労務」の人は絶対に押さないでくださいね↓