新米デザイナーが選ぶワタシ的ナイスデザインTOP3!
こんにちは!広報担当のオクモトです。
私は普段グラフィックデザインや、Cuestudio(キュースタジオ)が施工した事例の撮影などを行っている新米デザイナーです!
8月に引き続き、イケてる!面白い!と思ったデザインをご紹介しようと思います!
1位 「最初の晩餐。」味の素
新聞掲載日2013年3月24日。企画・制作は電通。
「消費者が選ぶ広告の賞『第53回 消費者のためになった広告コンクール』で、計86点の入賞作品が発表されました。新聞広告部門では、味の素の『最初の晩餐。』が最優秀賞に当たる経済産業大臣賞を受賞。」(引用:はてなニュース https://hatenanews.com/articles/201310/16454 )
誰もが知っているレオナルド・ダ・ヴィンチの名画「最後の晩餐」をオマージュしている作品。面白いですね!また、キャッチコピーである「最初の晩餐。」というのもインパクトがあります。赤ちゃんの離乳食の広告ですが、甘さ、苦さ、酸っぱさなどたくさんの味覚に出会いながら成長してほしいという企業側の意図が感じられました。さらにそれぞれの味覚にそれぞれの表情があり、視覚的にも伝わりやすいと感じました。
この広告は新聞広告であり、新聞を読む世代であるお父さんお母さんや、おじいちゃんおばあちゃんに届き、ターゲット層を意識した広告だと感じました。この広告を見て、味の素の離乳食に興味を持った消費者も多いのではないでしょうか。
ちなみにレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」はこちらです。
すごく似ているというわけではありませんが、キャッチコピーがあれば伝わりますし、キリストと弟子たちが赤ちゃんになって表現されているとかわいさもありますね(笑)
2位 YKM SPORTのショッパー
第2位はこちら!ショッパーです。
ショッパーとは言ってしまえば、店舗で購入した商品を自宅まで持ち歩くためだけに商品をしまう袋ですが、そこにユニークさを施したショッパーは面白いと思いました。スポーツ用品店ならではの縄跳びのデザインで、持ち手の紐がロープになっています。
置いても、持っていても成立するのは素晴らしいですね。
このように面白いデザインのショッパーは他にもたくさんありました!
持ち歩くのが恥ずかしいデザインもありますが、くすっと笑ってしまうようなユニークなものがたくさんありました(笑)気になった方はぜひこちらのサイトを見てみてください!
一時的に持ち歩くものでもかわいいデザインや、面白いデザインが施されていると楽しくなりますね。それこそデザイナー精神のように感じました。
3位 フランスの眼鏡屋「Keloptic」の広告
世界的な広告賞である「One Show」2014年受賞作品。代理店はY&R Paris。
「フランスに存在する『Keloptic』という眼鏡屋は、ノンバーバルデザイン手法を使った広告を作成し注目を浴びました。
右のコピーには『Turning impressionism into hyperrealism.』、翻訳すると【印象主義から超写実主義に変わる】と書いてあり、『印象派のやわらかいタッチの絵画がリアリティのある明確な描写(写実主義)に変わってしまうほど、kelopticの眼鏡をかけるとくっきり鮮やかに物を見ることができるようになる』という宣伝をデザインと短いコピーで表現しています。」(引用:ideaLump https://idealump.com/service/lab/5 )
言葉を用いなくても広告の意図がわかるのはすごいと感じました。おそらくキャッチコピーなど何もなくても、これがメガネの広告であるということはどんな人にでも伝わるのではないでしょうか。印象派であるゴッホの絵を写実的に変えることで、今まで見たことのないデザインになっています。またもともとの作品はゴッホの自画像ですが、ぴったりとはまっており、ゴッホはこんな顔だったのかもしれないな~と想像を膨らませることができました。
眼鏡をかけるとよく見えるようになるというのは当たり前ですが、それを一目で伝えられている点が素晴らしいと感じます。また、さりげなくあるキャッチコピーにも惹かれました。
まとめ
第2回目となる「新米デザイナーが選ぶワタシ的ナイスデザインTOP3!」でしたがいかがでしたでしょうか?
今回選んだ作品は少し前の作品です。自分が知らないだけで、面白いデザインは世の中に溢れているのだということを改めて感じました!
自分が気に入った作品について調べてみると面白い発見があるので、みなさんもぜひ自分だけのお気に入りを見つけてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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