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手軽さとの違い/2007.10.02

10年以上前のデジタルカメラ。
今のスマートフォンのカメラと比較しても
比べ物にならない。
特に暗所。

当時少しビビっていたのは
目で見た明るさよりも少し明るかった。
そんなカメラが存在していました。
もちろん、プロ仕様の機材の50万くらい。
その前はデジタルカメラそのものが
まだフィルムカメラに太刀打ちできず。

きちんとした画像表現にはまだ使えない。
そんな時代も過去。
今ならスマートフォンですら当時の
カメラ性能を遥かに凌駕している。

カメラには手軽さが求められている。
自転車と同じように。
撮りたい被写体があればあまり準備も
操作もいらずにシャッター押すだけ。

当時はブログタイトルにしたように
当時のデジタルカメラは手軽さとの
かい離がすごかった。
思ったような写真を撮りたければ
高価な機材にそれを使い切る技術が
不可欠。

いまなら静止画だけでなく映像すら
手軽に撮影できる。
だからプロ並に撮れる。

イエイエ。
プロの準備は全く違います。
準備こそ全て。
機材の違いでなら出来た作品が
商品になりえない。

私も20年前はプロメカニック。
工具は市販品を使っていた。
技術もマニアと比較して飛び抜けて
凄かったわけではありません。

全ては準備から。
マニアは準備すら楽しいかも。
時間をかけて。
でもプロは時間をかけてもそれは
全てシンプルな作業。

スポーツ選手の身体の動かし方も
同じかもしれません。
なんであれで凄い記録がでるのか。
それは動きがすべて理論に基づいている
からでは。

気軽さと仕事は相反します。
気軽く見えるけど気軽く仕事を
しているわけではないから

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