見出し画像

ボディー曲線/2007.08.26

自転車を前面、つまり前から見る人は
少ないかもしれません。
いや買うなら横ですよね。
マニア領域」です。
でも前から見るとその自転車の設計が見えます。
かなりわかりにくいですが。

自転車って車と違いのはボディーに
カバーがない部分。
むき出しなんです。
加えて取付けるパーツもほぼ共通。
だからこそ違いは少ない。
でも中心にある「フレーム」のカタチこそが
各ブランドの違い。
もちろん横からのほうが「設計思想」が見える。
そう思うかも知れませんが実は前から見る方が
わかりやすい。

当時は海外の展示会にも積極的に行って
いましたのでそういう違いをまざまざを
見せつけられました。
その時にフッと気付きます。
ああ。「前から見る」と違いが明白なんだ。
自転車は人間の力が主なので前からの風は
大きな抵抗になります。
車ならうまくボディーが除けてくれますが
自転車は人間がその風力を受けます。

さてそんな自転車ですがデザインにも流行りと
廃りがあります。
どっちが良いかというよりも流行りは繰り返す。
なんでもそうですね。
なぜか。

人間は飽きる動物なんです

そうそう。
一定の流行を作ると必ず飽きる人がいる。
みんなと同じだとつまらない。
商品の質も機能も変わらないのに


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?