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国産が目指すところ/2007.07.24

日本製。安心して使える。
デザインも秀逸。
過去の話ですね。
自転車にもそんな時代がありました。

ラッキーなことにその時代に仕事をされて
いた大先輩と直接話しができました。
今どきならYouTubeでライブやりたい。
刺激的な物語。
でも、その多くは過去の栄光。

スポーツ自転車の多くは輸入品。
デザインも良いしきちんとしたストーリーも
あるので国産を選びマニアはいないかな。

もちろん、日本がすごく景気のよい頃。
戦後からやっと立ち直って明るい希望という
将来が見えていた時代。
当時、この自転車を見つけた時に本当に
心が踊りました。

始めてホンモノをみた

そうなんです。
本物に宿っているデザインとか
どこかが破綻していない。
きっとデザイナーも本気出している。
マニア視点なのでわかりにくいけど
どんなものにもホンモノとニセモノには
大きな違いがあります。

もちろん、この撮影後にこの自転車に
再会していない。
一期一会」。
出会いが一回でもあれば満足。
脳裏のどこかに残れば。

こういうホンモノが作れなくなったのは
やっぱり日本人の価値観が変わったから。
こういうホンモノに価値を感じなくなった。

昔ながらの「メイドインジャパン」の良さは
すでに変わり果てている。
残念ながらそんな商品が生まれにくいい時代。
それでも魂まで失いたくないから無駄なものを
買わない、持たないくらいしかできないかな


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