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ふかんメカニック/2007.05.30

当時はプロメカニックの仕事を少し違う立場で
みていた時代。
レースの頃は他人の作業を確認する余裕もなかった。
だからこそ撮影現場で新たな学びがあったのです。

当時よく言われていたのは

何か特別なテクニックを紹介したい

残念ながらそんなものはあまりありません。
作業環境においてレースはいつも制限のある
仕事場。
ああ、この環境ならこれを使うか。
パーツの壊れ方とレースまでの時間で
やむを得ずこの作業をしたというケースは
ありますがほとんどの場合は野球でいうところの
内野手が「ゴロをグローブの真ん中で手を添えて
さばく
」みたいな動作です。
そこには基本しかない。

もちろん、自分だけの作業順序はあります。
こうしたほうが「私にとってスムーズ」。
それが積み重なるとすでに脳がその動作を覚えてしまい
何も考えなくてやれるようになります。

当時のブログの時思ったこと。
他人は結構違う手順でやられているな。
それって他人のやり方を否定しているのではなく
そのやり方を取り入れてもいいかもと思えるから。

あの頃は自分の作業を沢山撮影してもらいました。
その中で自分だけの特別なやり方をあえておこなわず
だれでもやれやり方で撮影です。
あの頃から作業の幅は確実に広がりました。

自転車の組立やメンテナンスで他人否定している方を
沢山みてきましたがなんだかやり方そのものが時間が
かかりかつ、成功率が少ない方が多めだったな。
自分を否定はしませんが他人の技術とか知識を学ぶことが
結果的には+になることが多いのに

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