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フィッティングの公式/2007.08.09

自転車は人間のカラダにあわせて快適に走れます。
それは値段でもなく性能でもありません。
快適に走れば性能を引き出せると言えますが。
カラダに合わせることを「フィッテイング」と呼びます。

このフィッティングに公式がある。
そういう気持ちになりたい。
答えを下さい。
でも、カラダを測定する場合を思い浮かべて
下さいね。
身長は大人になればあまり変わらないけど
体重は常に変わりますよね。
たまたま体重計で測れば同じ数値化もしれませんが
それでもカラダの中の変化は数値ではわかりません。

自転車のフィッティングで何が大事なのか。
まずおさらい。
自転車と人間の触れる部分。
靴を履き、服を着ていますけど
手足にお尻は自転車のパーツと接しています。
だからフィッティングとはこの三点の位置が
とても大事。

もちろん昔からフィッティングにおける理論が
ありました。
私も動画でその基本となる部分をご説明したことも。
でも正解はない。
なぜならば先ほど説明したようにカラダは常に
変化しているから。

今から15年位前の当時はその理論が沢山あって
機材が発展した時代。
皆さんが違う理論で話すし機材の正しさを
証明するために理論のゴールを求める。

理論の多くはプロ選手の成功。
もちろん一握りのプロ選手のカラダは
私たちのような一般人には真似ができない。
それでも筋トレ器具のようにそのモデルの
ような体形になることは基本的には
トレーニング手法や正しい筋トレ抜きには
あり得ない。

今は器具の正確度があがりかなり理論の
正しさを可視化できるようになっている。
それでも公式になることはないなと。
人間のカラダは変わるから。
その生命の不思議を支えることこそが
人間のカラダですし

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