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平和な戦い/2007.07.09

スポーツも戦いのひとつです。
でも戦争とは大きく違います。
だからレース/競技が終われば戦いません。
戦争は戦前はもちろん戦後という大変な歴史が
ありますが。

実は多くのスポーツは「戦争を無くす意図」もありました。
ツール・ド・フランスが国別対抗だったことを
ご存知の方も少ないかと。
オリンピックは現代に逆に「国別対抗」のイメージがありますが
そもそも個人参加だった事実は既に風化しているのでは
無いでしょうか。

スポーツがビジネス化していく過程の中で様式が
変わることはこれまでも何度も起きてきました。
それでもスポーツも戦いではあるけどその基本的な部分を
間違えると結局「争いを冗長」していく。

レースの中で学んでいくことの一つは
戦うからこそ戦争をイメージするものを
排除しなくてはいけないのです。

国別対抗を助長しない自転車レースの意義は
とても深い。
当時、海外レースは楽しみから進んでいった
憧れの存在でした。
それでもレースメカニックという生の体験があり
学びの中にそれを強く感じました。

自転車レースに限らずスポーツ競技は
平和な戦いであるべきだしそれを超えることは
ありえない

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