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自転車観光で「オススメルート」は専門家に任せておけば安心だしたくさん訪れる伝説

自転車業界にまつわる伝説を紹介します。
ただし「ほぼ都市伝説」ですのでご了承下さい。


一方通行プロフェッショナル

コンサルタントという仕事にもよくあります。
ご自身の法則をクライアントに伝えるタイプ。
もちろん、それも仕事ですし受取る側がそれを
受け入れて仕事が改善されるならコンサルタントの
仕事は効果あります。
でも、ほとんどの場合それで改善されません。
なぜ。法則や決めごとでは働く「人間の行動が
変わらない
」からです。

停まるビジネスの欠如

自転車は移動手段の一つ。
だからこそ移動よりも停まる、停める場所は
不可欠です。
シェアサイクルはもちろん、自転車ならば。
でも多くのルートガイドには走るルートや
順番しか記されていません。
理由は簡単。
コースガイドを作る際に停まらないから。
作業として停まる必要がないのです。
でも、ガイドを使う自転車観光客にみなさんは
停まります。

オススメに求められるハードルの高さ

専門家も自転車に乗り始めた時は10キロでも
楽しさを感じたはず。
徒歩とは違い景色がどんどん変わりますし。
でもいつしか距離は延びます。
乗ることが最高に楽しいのです。
結果的にはその10倍の100キロのオススメが
出来てしまいます。
東京-横浜が約40キロ。往復しても
まだそのオススメルートが終わりません。

自転車ライド完結型

もう一つ専門家は自転車が好きな方が多いです。
自転車が好きなのでずっと乗っていたい。
オススメが自転車から降りなくても楽しめる
ルートが完成します。
そのルートを元に走りだすとどうなるか。
走りながら景色を楽しみ、
スタート前に食事を準備するか、
コンビニで簡単に済ませてしまいます。
もちろん、自転車観光にありがちな
イベントならそれもいいのかも。

自転車観光の本来の姿

自転車観光で地元に利益を提供するなら。
地元オススメの食べ物や体験をしてもらい
地元の宿泊施設で非日常を体験してもらう。
そもそも観光ってそれだったはず。
それなのに自転車観光ビジネスは自転車という
移動手段の良さを活かせていません。

停まるビジネスの可能性とは

停まる。つまり自転車は移動して降りたらとっても
世界が広がります。
自転車観光はその降りてからのビジネスの可能性は
むしろ「無限大」と言えます。
唯一の問題はアルコールだけ。
良い時代もありそれを許容されていた時代も
ありましたがそれは過去です。
もちろん、飲んだら乗るなはクルマと同じ仲間。
厳罰が待っているしそもそも乗り手に危険があります。

ガイドツア−の限界

日本にも自転車ガイドツア−はあります。
インバウンドも含めてこれからもっと
自転車観光の可能性を大きくしてくれる存在です。
ガイドの皆さんもとても勉強されていてまさにプロ。
だからそれを利用するのも悪くありません。
でも、自転車は一人で移動出来るのです。
ソロキャンプも流行りましたが自転車も
自分だけの贅沢な時間がもてる道具です。

オススメから何が生まれるのか

国内の自転車観光におけるガイドに
残念なことがあります。
ガイドを読んでそのままのルートを走ることに
楽しみがあるのでしょうか。
観光地を巡るルートには行った実績はありますが
それはSNSでの観光証明だけでは。
ルートには物語や体験があればこそ。
10人がそのルートを使えば「10の物語」が
作れる仕掛けが必要では


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