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◯天堂 堂主 澤田清恵の過去・現在・こだわり

〇天堂 堂主 カドル株式会社代表の澤田です。
2016年にカドル株式会社を立ち上げ、今年で8期目になりました。
8期目の節目に、経営者・ビジネスリーダーのための「真の影響力を研き上げるためのビジネス道場」〇天堂を開く運びとなりました。
〇天堂の詳細に関しては、次回の記事でお話しさせていただければと存じます。本日は、私がどのような想いで、キャリアを重ねてきたかを紹介させていただきます。

会社を立ち上げたきっかけ

「カドル」は英語でハグする、寄り添うという言葉で、クライアントに寄り添うことで人と事業をつなぐ、人事分野の戦略と実行の支援が主な事業です。
私自身、もともと、おせっかいおばちゃんみたいなところがあり、社員数が何人であっても「顔と名前を知った上でサポートしたい」との思いで仕事をしてきました。
人事という仕事は、人を表面的なスキル・経験という尺度で判断し、画一的に事業へつなぐものではありません。
「社員1人ひとりの価値観やキャリア観を大切にしたい」
その信念が私の行動におけるこだわりになり、社員の皆さん一人ひとりの強みや生き様、大切にしている思いを重視して丁寧なヒアリングを心がけておりました。

ソフトバンクの成長とともに培った人事での経験

キャリアを振り返ってみると、新卒で日立グループSIerの人事部門に5年勤め、約2年間、フリーの採用コンサルタントとして独立、新卒の人材紹介モデルを立ち上げ、採用難易度が高い職種の採用支援をしておりました。独立と同時期に結婚し、採用だけでなく、もっと人事の専門性を広げ深めたいという想いから、その後、ソフトバンクへジョインしました。
このソフトバンクの人事の経験は私のキャリアの原点であり、様々なことに挑戦してまいりました。一見、無理難題と思われるような、当時、ギネスにも登録できる?と言われていた、新卒の3,000人大量採用/育成のプロジェクトチャレンジ。育児休暇明けは管理職としての復職。この時は、背中には息子・右手にはiPhone・左手にはiPad・懐には志を携えて、仕事も家庭も子育ても自分のやりたいことを諦めずにキャリアを重ねてきました。
社員数が約500人だったころからグループ3万人へ成長する15年の間、人と事業を繋ぐプライスレスな経験をさせていただきました。「修羅場越え心ときめく新天地」「ピンチピンチチャンスチャンスランランラン♪」自身の成長に大切な様々な薫陶を得たのもこの時期です。
その後、2015年にソフトバンクを卒業後、2016年にカドル株式会社を創業、人事一筋30年間のうち、20年間は事業会社で人事の責任者を経験し、残りの10年は起業して現在に至ります。
このような経験から、人材の入社から退社まですべて把握・経験しているだけでなく、人事制度の構築・運用まで、ワンストップかつオーダーメイドでお悩みに応えられるところが強みと自負しております。

カドルの強みはクライアントの潜在ニーズや潜在課題を引き出し芯を食う実践的な課題解決を提供すること

カドルの事業においては、6割が採用支援・人事制度構築・人材開発のコンサルティング支援です。企業規模はスタートアップ・ベンチャーから大企業までと幅広く、また支援スタイルも、経営者とのエグゼクティブコーチングからボードメンバー向けのシステムコーチングまでと、状況やご希望に応じてカスタマイズしてのご提供をしております。
お客様は企業規模、業態業種様々です。人事分野をトータルでサポートさせていただく企業様もあれば、短期間のトレーニング(面接官トレーニング、評価者トレーニング)、講演(ダイバーシティ&インクルージョン、心理的安全性)までご要望にあわせてお届けしております。
どんなご相談にもいちからカスタマイズするところが弊社の大きな強みです。パッケージ化された組織支援では解決に至らない部分をきめ細やかにフォローできる点でお客様からご好評・ご支持をいただいております。

カドルのこだわりは中・長期支援・本質的な課題解決

弊社のこだわりの点は、一次的な対処療法ではなく、いわゆる漢方薬的なアプローチだと考えております。中・長期間、クライアントに寄り添い、組織の課題を根本的に解決するべく寄り添い伴走しております。
おかげさまで2022年のトレーニングに関する eNPS℠(Employee Net Promoter Score:推奨度。エンゲージメントを数値化したもの)は満点をいただきました。貴重なありがたい機会を大切に、お客様の期待値を超えることをやりがいとしてきたことが奏功したかもしれません。

お客様との向き合い方、大切にしてきたこと

弊社の事業を一言で表すと、誤解を恐れずに言えば「危険物処理班」です。
ある程度の規模の企業は、数千万円かけて人事制度を作ります。しかし、作った制度が難しすぎて運用できない、制度が思うように機能していないとお悩みになる企業が多い様子です。他にも、経営と現場がうまく噛み合わず、離職が増え組織が成り立たなくなり、藁にもすがる思いで弊社へお越しになるお客様もいらっしゃいます。
非常時に駆けつけ、力をあわせて立て直しをサポートさせていただく。そのようなイメージを持っていただくと良いかもしれません。
これは、冒頭申し上げた「お節介」が深く関係しています。単に人事制度や仕組みを作っても、運用できなければ絵に描いた餅。あくまでも運用がつつながく回って初めて、仕組みとして上手くいっていると判断します。また、人も組織も生ものなので、ローンチしてすぐに完璧な制度や仕組みとして機能することは少なく、0次検証や、社員からのフィードバックを取り入れて、定期的に見直し改善していく必要があります。運用がつつがなく回って初めて、ゴールという感覚があります。

人の悩みの根本はその人自身にある

経営者のみなさまの中には「ミドルマネジメントに課題がある」とお考えになることが多いものです。しかし、コーチングでよくお伝えする大前提「相手を変えたければ自分から変わる」は組織にも当てはまります。
シャンパンタワーの法則のとおり、下までシャンパンが均一に注がれないのは上部に問題があるからなのです。まず職場の基盤を整えた後、表層的な課題=ミドルマネジメントの改善を入り口に、根本的な経営の変化を促す施策・関わりを進めていきます。
人間は自分の想像を超えることはできません。ですが、想像したことは実現できます。人間には外的環境の変化が起きても自分を一定の状態に保とうとするホメオタシスという機能が備わっています。その枠を超えるアプローチをすれば、自分の想像以上の結果につながります。

組織から個へ、長期的な伴走を実現する新事業「◯天堂」

お客様の「いま」のお困りごとに対応しながら、事業戦略とアラインした人事戦略を立案し、外部環境も考慮しながらアジャイルで伴走する。経営者の視点を増やし、打ち手の幅を広げ、組織を根本からの変容に向けて、伴走することが、私のビジネスにおけるあり方です。
このような想いで人事に携わってきた私ですが、多くの経営者、ビジネスリーダーのみなさまの支持いただきました様々なスキルとあり方を、もっと多くの皆様に共有し、ビジネス発展のご支援をしたいと考えるようになりました。それが、「真の影響力を研き上げるためのビジネス道場 ○天堂(まるてんどう)」です。

次回は◯天堂について詳しくお話します。お楽しみに!

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