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不動産は金融商品じゃない

こんにちは。コレクティブな暮らしを実践中のくぼです。

コレクティブな暮らしってどんなんよ?と思った方はこちらを
読んでみてください。


先日、不動産関係の知り合いと話をしている中で、
「不動産は商品として考えられている」ということが話題になりました。

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投資用不動産って

投資用不動産という言葉がある通り、不動産はたしかに金融商品・投資
という目的で売買されます。

不動産投資とは、利益を得る目的でマンションや戸建て、アパートや店舗などの不動産を購入し、賃貸することでインカムゲイン、時には売却することでキャピタルゲインを得ながら、資産の増加を目指す投資手法です。
https://www.kenbiya.com/article/beginners.html
不動産投資と収益物件の情報サイト健美家 より

そういう商売の仕方をしているので、それを否定するつもりはありません。

でも、不動産が存在する限り、そこに誰かが住み→暮らすことになります
ということは、少なくとも、
まったく手のかからない金融商品(株とか債券とか)ではない
ということです。

手をかけないといけない金融商品

不動産は、誰かが使う・住む・暮らすということを前提に作られているはずです。それはどの不動産でも(ビルでもマンションでも)そうだと思います。

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誰かが使うのだから、メンテナンスが必ずどこかで必要です。
そのメンテナンスを使用者・入居者に任せるということでもいいと思います。でも、オーナーがやらないということは、他の人がやっているのです。

それをサービスで買う=管理会社にしてもらう、ということももちろんいいと思います。サービスで買うということは、費用がかかります。
不動産を買って、何も手をかけないということはできないはずです。

不動産がある限り、そこに誰かが住み、暮らします。

暮らしがそこにあります。そこで誰かが寝泊まりし、ご飯を食べたり、テレビをみたり、友人を呼んだり、毎日の暮らしがあります。オフィスには暮らしという言葉はしっくり来ませんが、そこを利用されてビジネスが回るはずです。

オーナーはその暮らしを一緒に維持してくれるパートナーだと思います。
オーナーがその物件を所有しているからこそ、借りることができて、暮らす(使用する)ことができる。
だから、不動産は単なる金融商品だと思えないのです。

そういうことも含めて、投資用物件を売買してほしいと思っています。
誰かが使うという前提で考えたら、買っておしまい、毎月家賃が入って、安定した収入が得られる、という考えだけで購入ということにはならないはずです。というか、ならないようにしてほしい。

世の中にはたくさんの不動産があり、それを取り扱っている不動産会社があります。そこで働く営業マンも本当にいろいろ、たくさんの方が不動産に携わっています。でも一概に不動産屋さんと言っても、いろいろな種類の不動産屋さんがいます。
私は、賃貸管理を経験している不動産屋さんですね。なので、売買・投資取引については勉強中。

不動産は、タイミングとご縁

物件だけではなく、担当営業マンとのご縁もあります。
ぜひ、家を買おうかな、投資用で賃貸にしてもいいし、という考えで不動産投資を考えることがあれば、
「単なる金融商品ではない」ということを考えてもらえたらと思います。
賃貸で貸さなくても、あなたが住むことになる不動産です。

それぞれの方にとって良いご縁があって、
その方にとっての良い暮らしとなりますように。

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