秋の寒さも吹き飛ばす!品川国際映画祭5日目の様子をレポート!
11月6日(月)から11月11日(土)まで、品川インターシティ内セントラルガーデンにて「品川国際映画祭2023」が開催されました。
日本発アジア最大級映画祭「ShortShorts(ショートショート)」と国内外で移動式映画プロジェクトを行う「CINEMA CARAVAN(シネマキャラバン)」の映画界2大スペシャリストがコラボする唯一の映画祭です。映画に加えて、音楽ライブやキッチンカーなど多彩なエンターテインメントが集結する「品川国際映画祭」に、株式会社コントロールテクノロジーは協賛しています!今回は、品川国際映画祭5日目の様子を皆さんにお届けします。
オープニングセレモニーの様子はこちら!
雨を味方にしたMARTERの音楽ライブ
品川国際映画祭は、ショートフィルムの上映だけでなく、音楽ライブも楽しめるのがその魅力のひとつです。この日に音楽ライブを行ったのは、MARTER(マーテル)さんです。MARTERさんは、ロサンゼルス、ベルリンなど様々な海外の音楽や文化を吸収して自身のオリジナリティを確立しているミュージシャンで、メロディに独特の癒しと温かみが溢れています。
MARTERさんは、ジャズとR&Bを融合させたようなスタイルで演奏し、リラックスしたテンポながらもグルーヴに満ちたパフォーマンスを披露していました。あいにく雨天でのライブだったのですが、それが彼の演奏に情感を与え、イルミネーションも相まって心地よい空間を作り上げていました。
チーム万力「DEATH BIKE」を観て
品川国際映画祭は数々の魅力的なショートフィルムを上映しており、この日も8本の映画が上映されていました。
この記事で紹介したいのは、そのうちの1本であるチーム万力製作「DEATH BIKE」です。この映画は、芸人である永野さんのコント「俺の弟のバイクがあんた轢きたがってるぜ」を原作としており、永野さん持ち味のシュールな笑いが際立つ作品となっています。
物語のあらすじは、“ゲームソフトの貸し借りを発端とした、友人同士の虚勢の張り合い”と説明でき、一見子供じみた虚栄心を表現しようとしているように見えます。しかし、この映画はそのような人間の心情だけを表現した映画ではありません。「俺の弟のバイクがあんたを轢きたがってるぜ」というシュールな発言、永野さんが扉を叩くとバイクの音が鳴るというコミカルな脅しの方法、そしてその2つが合わさることで生じる独特の高揚感によって、単なる対話劇に終始しない不条理な面白さが表現されているように感じました。
本作品からわかるように、チーム万力の作品は少しクセがありますが、独自の感性によって観客に新たな視点を提供し、思わず笑顔になる瞬間を作り出しています。品川国際映画祭で上映したチーム万力の映画は無料で公開されていますので、本記事で気になった方は是非そちらをご覧ください!
映画とともに楽しむ絶品グルメ
映画上映と音楽ライブが行われたなか、それに彩りを添えたのがシネマグルメです。
イチ押しは「煮込屋赤ねこ」の目玉商品である、牛すじ煮込みです。23区唯一の酒蔵である東京港醸造の吟醸酒粕が贅沢に使われており、独特の旨味とまろやかさを加えています。じっくりと赤味噌で煮込まれた牛筋と赤身肉は、箸でつかむだけでほろりと崩れ、口の中で溶け合うような柔らかさです。野菜の甘みもしっかりと感じられ、煮込みの味わいをより一層引き立てています。
煮込屋赤ねこは、品川でテイクアウト店舗の営業と移動販売車で都内オフィス街での煮込弁当の販売をしています。寒くなってきたこの時期に、煮込弁当を召し上がってみてはいかがでしょうか。
イルミネーションの魔法で映画祭を彩る
品川国際映画祭に欠かせないのが、美しいイルミネーションの光です。キッチンカーの温かな灯りとアウトドアシアターの賑わいを前に、無数の電球が会場を彩り、訪れる人々を幻想的な世界へと誘います。映画のスクリーンが生み出す物語だけでなく、この光の演出は映画祭の魅力をより一層高めています。
セントラルガーデンのイルミネーションは2024年2月中旬まで開催されていますので、品川インターシティにお越しの際は是非イルミネーションを楽しんでみてください!
まとめ
今年の品川国際映画祭は、世界中からの厳選されたショートフィルムの上映だけではなく、「チーム万力」の作品の上映、上質な音楽ライブ、キッチンカーによるシネマグルメなど、様々なエンターテインメントが集結しました。映画ファンの方はもちろん、ふらっと訪れた人も含め、会場にいた人が満足したのは間違いないでしょう。
品川国際映画祭2023の様子を伝えるブログはこれにて以上になります。
皆様、お読みいただきありがとうございました!