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C2C Tech Knowledge Hub

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CtoCのプロダクト開発事例、テックノウハウについて発信します。
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#アプリ開発

C2C(CTOC)アプリの勉強:2サイドコンバージョンファネル(後編)

2サイドコンバージョンファネルのお話(後編)です、アプリグロースの主要KPIである流通総額は「単価×コンバージョン数」、コンバージョン数は、「ユーザー数×コンバージョン率」は前回お話ししました。 従来のECなどのコンバージョンであれば、縦のじょうごのワンサイドだけでしたが、これがCtoCになると蝶番のように両サイドからの下記のような2サイドコンバージョンになります。 前編までお話しした、ユーザーストーリーの主語は、サービス利用者とサービス提供者でしたが、プラットフォームの

C2C(CTOC)アプリの勉強:2サイドコンバージョンファネル(前編)

今回は2サイドコンバージョンファネルのお話です、アプリグロースの主要KPIである流通総額は「単価×コンバージョン数」で計測します。 コンバージョン数は、「ユーザー数×コンバージョン率」です。 コンバージョンファネルとは、ユーザーストーリがマネタイズへ到達するまでの階層とその転換率を示したじょうごのような図です。 C2Cは、サービス提供者とサービス利用者の2サイドのコンバージョン(マッチング)を考えなければなりませんが、原則はサービス提供者から準備します。理由はサービス提

CtoC革命でライフスタイルを変える

全く新しいCtoCの革命を起こす。 BtoBtoCが個人でもできる革命を起こす。 BtoCが個人でもできる革命を起こす。 全く新しいCtoCの革命を起こす。 今回は3のケースについて書きます。一人飯にも飽きたので誰か一緒にご飯食べてくれる人いないかな?インスタ映えする写真を撮ってくれる人いないかな?いつも大人気で行列ができるお店に誰か代わりに並んでくれないかな?ちょっとだけだれか荷物を預かってくれないかな?子供のお迎えお願いできる人いないかな?留守中のお花のお水や猫ち

リリース(アップデート)には必ず意味がある

アプリを自分でつくったことがある人(開発者)は当たり前であることが、アプリ開発を委託する人(非開発者)には当たり前でないことがたくさんあります。その逆も然りです。 この現実を前向きに受け止められる人だけがグロースするアプリを創造できます。この話は、決して開発者と非開発者のコンフリクトを書きたいわけではありません、そのどちらも必要であることを知ってもらいたいから書きます。 アプリのリリースやアップデートとは、開発者目線では、ソースコードの完パケ(ビルド)をappstoreや

C2C(CtoC)アプリの勉強:相互承認、相互評価

今、様々な業界でC2Cアプリサービスが立ち上がっていますが、私たちはそれを(C2Cアプリによる)業界革命と呼んでいます。個人端末のアプリを活用することで、従来の業界構造に大きなインパクトを与える消費行動の変化を起こすことができます。その変化のパターンは下記の3つに分けることができます。 BtoBtoCが個人でもできる革命を起こす。 BtoCが個人でもできる革命を起こす。 全く新しいCtoCの革命を起こす。 一つ目のBtoBtoCからの革命の当社の事例としては、地下アイ

C2C(CtoC)アプリの勉強:リーンキャンバスってなに?

私はC2Cアプリ診断師なので、毎日C2Cアプリ開発の相談が来ますが、その際にまず最初にお伺いする事は、ビジネスモデルが明確になっているか?です。 ビジネスモデルが明確がどうかは、具体的にはリーンキャンバスというものを描いてもらって整理・理解します。リーンキャンバスとは、リーンスタートアップがビジネスモデルを検討、整理するために使うフォーマットです。フォーマットには、アプリのターゲットとその課題、解決策(ファンクションとコンテンツ)、KPI、マネタイズ、サービスの優位性(差別

C2C(CtoC)アプリの勉強:〇〇版ウーバーってなに?

〇〇版ウーバーと聞いて、皆さんは何を想像しますか? ウーバーを使ったことがある人は、アプリで現在位置から近くにいる車を呼べて、目的地をセット後にアプリ内決済ができ、乗車中は地図で目的地に向かっていることを確認、降車後に評価を入れる。こんなサービスの流れが頭に浮かぶと思います。そして、使ったことがない人もなんとなく、あ〜アプリで車が呼べて便利なんだろうな。。。と想像できると思います。私たちは上記のようなユーザーの体験をカスタマージャーニー、ユーザーストーリーと呼んでいます。