C2C(CtoC)アプリの勉強:相互承認、相互評価
今、様々な業界でC2Cアプリサービスが立ち上がっていますが、私たちはそれを(C2Cアプリによる)業界革命と呼んでいます。個人端末のアプリを活用することで、従来の業界構造に大きなインパクトを与える消費行動の変化を起こすことができます。その変化のパターンは下記の3つに分けることができます。
BtoBtoCが個人でもできる革命を起こす。
BtoCが個人でもできる革命を起こす。
全く新しいCtoCの革命を起こす。
一つ目のBtoBtoCからの革命の当社の事例としては、地下アイドル(IDOS:開発中)とファンのマッチングです。youtuberやshowroomerというフリーランスの職業が認知、成立したのはここ数年で起きましたが、我々はさらにファンミーティングなどのアクティビティを個人でダイレクトに繋ぐC2Cを展開しています。youtubeやshowroomはネット上のメディアやマーケットプレイスに対して、C2Cアプリはアイドルとファンを繋ぐ構造改革なのです。ネットでのライブ配信は急速に双方向化していますが、私たちの革命はリアルC2C、つまり実際にミートアップしてのアクティビティを含んでいます。その際に重要なキーワードがあります、それは「相互承認」「相互評価」です。
コスプレイヤーとカメコのマッチングで考えてみましょう。通常、カメコはコスプレイヤーやモデルを選べても、コスプレイヤーはカメコを選ぶことはできません。(本当はいやでも排除することが難しい)。同様にアイドルもファンを選ぶことは難しいです。私たちの革命は、コスプレイヤーがカメコを選ぶ、アイドルがファンを選ぶこともできるという、相互承認のモデルがベースにあります、つまり相思相愛、互いに承認しているからこそ、より緊密な経済的約束が行われやすくなるのです。そして、アクティビティの後に評価を入れることで、集合知による低評価の排除、高評価の適正単価向上が実現できます。さらにアプリ内のデータ(トランザクション)が貯まれば溜まるほど、業界の評価経済が出来上がっていき、広告宣伝による従来の業界マーケティングが革命的に変化することになります。
もう一つ当社の事例として「社長メシ」をご紹介します、これは従来、学生を採用したい社長さんが、新卒学生採用支援会社に会社説明会などを企画、集客してもらい、学生の面接を紹介するサービスを、C2Cアプリで行うものです。アプリから社長さんが学生をご飯に誘うわけです。ここにも「相互承認」「相互評価」のベースモデルが組み込まれています。一緒にご飯を食べるわけですから、そもそも気になったり、いいなと思わないと成立しないモデルに加えて、互いに相互承認しているので、その後の採用、就職に繋がる可能性は高くなります、また、相互評価は社長・学生共に、就職活動、採用活動の一つの目安となり、社長からすれば多くの学生から高評価をもらうことでより質の高い学生を採用できるのです。学生からすればより多くの社長から高評価をもらうことで、たくさんの社長さんからご飯に誘われる確率が上がるわけです。
BtoBtoCの他の事例としては、電気や設備・内装などの施工会社と工事発注会社、派遣や転職エージェントなどがあります。
ではみなさん、二つ目のBtoCからの革命はなんだと思われますか?
実はこのパターンが世の中を一番大きく変えています、例えば、パラレルワーく、フリーランス、クラウドワークス、シェアリングエコノミー、隙間時間、などなど、相互承認、相互評価以外にも数多くのトレンドを内包する革命なんです。話したいことが山ほどあり、長くなりそうなので、続きは次回お話しさせていただきます。
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