福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター

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【研究員インタビュー】研究員就任のきっかけと、在来知研究の今後 - 高田陽さん(後編)

 福岡大学シチズンサイエンス研究センター(CSRC)には研究員制度として、シチズンサイエンス(市民科学)に関わる研究をしている学外の研究者が参画できる制度があります。今回はCSRCの研究員として、長崎県対馬の養蜂家に伝わる「在来知」をテーマに、ある知識が生産され、広がっていくプロセスはどのようなものなのかを研究している、高田陽さんにお話を伺いました。後編では当センターの研究員として、また市民大学「対馬グローカル大学」の運営としてどんな活動をしているのか語っていただきます。

    • 【研究員インタビュー】対馬の養蜂にまつわる「在来知」から知識生産プロセスを明らかに - 高田陽さん(前編)

       福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センター(CSRC)には、シチズンサイエンス(市民科学)に関わる研究をしている学外の研究者が参画できる研究員制度があります。今回はCSRCの研究員として、長崎県対馬の養蜂家に伝わる「在来知」をテーマに、ある知識が生産され、広がっていくプロセスはどのようなものなのかを研究している、高田陽さんにお話を伺いました。高田さんがどのようにして市民科学に関わる研究に携わるようになったか、研究の中で発見した興味深い事例や今後の展望について語っていただき

      • DeSci.Tokyoでの刺激(4/15-16)。素晴らしかった。

        どうも。シチズンサイエンス研究センターの森田です。4/15-16でDeSci.Tokyoというイベントに参加をしてまいりました。 https://desci-tokyo.jp/ プレイベント含め最高でした。企画・運営をされた皆さまに本当に感謝申し上げます。 海外・国内から新しい研究の仕組みや在り方を模索するお話を伺い、そしてその実践者の皆さんと出会い、刺激だらけでした。 イベントレポートというまでのものではありませんが、シチズンサイエンスや経営学的な観点に引き付けたと

        • ChatGPTに海外のシチズンサイエンスの事例を教えてと聞いてみた。

          海外の事例も代表的なものを載せたいなと思っていた矢先にこのAIブーム。それなら教えてくださいよと聞いてみたら、ホントに代表的なものは教えてくれたので載せておきます。 ①eBirdまずは最も有名なeBird。近年の生態学に係る論文でもここにあるデータを用いて分析しているものはよく目にします。 2021年にはeBird Japanもオープンしていますので、英語だと抵抗があった方でもより気軽にシチズンサイエンスに参加できるようになっています(モバイルアプリまで準備されています!

        【研究員インタビュー】研究員就任のきっかけと、在来知研究の今後 - 高田陽さん(後編)

          シチズンサイエンスって?市民の色んな関わり方を事例と併せましてご紹介。

          センターのnoteが始まりましたという記事からだいぶ時間が経ってしまいました。その間、「もう少し具体的な事例も踏まえながらシチズンサイエンスについて知りたい」という声もいただきました。 ということで、今回はシチズンサイエンスにおける市民の関わり方について、具体的な例を示しながらお伝えしてみます。 シチズンサイエンスにおける市民の関わり方シチズンサイエンスは以下のような定義がされています。 市民が研究者と関わりながら行う研究なんだなというニュアンスは伝わりますでしょうか。

          シチズンサイエンスって?市民の色んな関わり方を事例と併せましてご紹介。

          福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターのnoteが始まりました。

          福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターのnoteへようこそ! センター長の森田 泰暢と申します。 まずはnoteの自己紹介的な記事から。 シチズンサイエンスとはまず、キーワードとなる「シチズンサイエンス」とはなんぞや、ですね。こちらも様々な定義はありますが、本センターのHP(簡易的でスミマセン)では下記を掲載しています。 大学や研究所に勤務して研究する人を「職業科学者(職業研究者)」と表現しています。シチズンサイエンスとは職業科学者ではない人が関わる研究および知的

          福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターのnoteが始まりました。