![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105506103/rectangle_large_type_2_445e9ca31c7b102344fec28a3c82fd66.jpeg?width=800)
今週の良かった新曲感想【5/8~5/14】
どうもです。
毎週恒例の新曲感想記事。5/8~5/14リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に自信をもってオススメできる曲を紹介していきます。読んでくださった方に1曲でも良き出逢いがあります様に。ではどうぞー。
#1『Spring Citrus』/ 柚子花
VTuberグループCharact、及び音楽事務所447 Records所属の柚子花の最新オリジナルEP。4/30のM3にして頒布され、早くもサブスク解禁。作曲陣にユニットépelerの絆みたいなモノを感じずにはいられないですね。
彼女にとって大切な楽曲「消失点」(エピソードはこちら)のリマスター含む幅広い楽曲が取り揃えられていて、むっちゃ良かったです。Twinfield作曲のTr.2「Secred sky」が特に好き。ポップに爽やかに弾けるリズムとエモーショナルに紡がれるメロディ、柚子花ちゃんの抜け感のある綺麗な歌声、バランス良く合わさっており、ひたすらに心地良い。更にそれをリミックスしたTr.4「Secred sky - Capchii Remix」も最高。r0y作曲のTr.5「ティアラサイン」もクールな新しい一面を覗けた様な気がして心掴まれましたね。
#2『ディスコテーク』/ 猫吹ケムリ
もくもく煙の個人勢VTuber猫吹ケムリのオリジナル曲第二弾。作詞作編曲:nogi。
ネオンに彩られた華やかな中華街をイメージさせるお洒落でキュートなディスコチューン。メロディは勿論、ケムリちゃんの多彩な歌声も相まって、何かいつの間にか癖になってリピートが止まりませんのよ。可愛い感じから、セクシーな感じまで幅広い表現力。
#3『Admit』/ VESPERBELLヨミ × HACHI
バーチャルシンガー KMNZ・VESPERBELL・HACHI によるコンピレーションEP『HARMONICS』から書き下ろし楽曲の3曲目MVが公開(因みに各種サブスク配信も近い内に)。今回はVESPERBELLのヨミ × HACHIのコラボで、作詞作編曲:*Luna!
*Lunaさんらしい直球で感情に訴えかけてくるメロディ、特にサビがつよスンギ…。バーチャル界でも生粋の歌唱力を持つ二人が力強く歌い上げてくれて、これこそ歌唱力パンチ。Cメロからラスサビまでも本当にヤバすぎて初めて聴いた時は感動で鳥肌モンでした。歌詞も含めて生きるパワーが湧いてきますね。いつか現地会場で聴ける日が訪れる事を祈ります。
#4『ロナ』/ 雨宮みやび
個人勢VTuber雨宮みやびの新曲。これでオリジナル曲は2曲目。作詞・作編曲:gaburyu。
何とも言えない至高の浮遊感、gaburyuさん特有のサウンドスケープに気付いたら引き込まれてますね。音作りが神がかってる。歌詞も"逆さに空を下り続けて"とか独特な表現ですし、境界線で揺れる切なげな感情を丁寧に表すかの様に、みやびちゃんも優しく繊細に歌い上げています。
#5『ダイヤノカガヤキ』/ 七海うらら
リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガー七海うらら。avexで新しく発足したオルタナティブレーベル「muchoo」よりメジャーデビューし、1st Singleをリリース。作詞・作編曲:夏代孝明。
癌と云う大病を経験するも、歌を始め好きなことをして生きていくと決意し、メジャーデビューまで辿り着いた彼女の人生の軌跡を表す1曲。"磨いてた命の輝き 信じたい"など、歌詞が本当に突き刺さります。キレの良いピアノの旋律が奔り、力強いジャズテイストも感じられますね。そんなメロディをリズミカルに乗り越なし、歌声の音域の広さにも毎度驚かされる。今後益々の活躍が楽しみです。
#6『my rule!』/ 健屋花那
にじさんじ所属バーチャルライバーの健屋花那の新曲。5月14日に誕生日を迎え、健屋爆誕DJ祭2ndにて初披露されました。作詞作編曲は我らがKOTONOHOUSE!!!
治安が最悪で最強。電音部での彼女(鳳凰火凛役)を聴いてきてるので、KOTONOHOUSEさんを召喚するのは文脈としても余りに強すぎる。可愛い歌声と攻撃力抜群のサウンドのギャップを始め、フロア激湧き必至の狂える要素しかないドロップ。現地で聴きたすぎますね。こっからオリジナル楽曲6ヵ月連続リリースである事も告知され、本当に楽しみです。
#7『ねんね♡ころりん』/ 比留間ねんね
フェネックのロリ系個人勢VTuber比留間ねんね。5/11に活動2周年を迎え、記念すべき初のオリジナル楽曲もリリース。作詞作編曲:まお猫。
良すぎる…っ!開幕から好き。初オリ曲と云う事でキャラ性を前面に出し、しっかり覚えて貰える様に中毒性もMAX。脳が蕩けてくる可愛いロリ系ボイスとピコピコキラキラサウンドの相性の良さたるや。少し捻りのある一筋縄ではいかない展開も推せますね、無限に聴ける。
#8『Blue Battlecry』/ カグラナナ
イラストレーターななかぐらとしてライトノベルのイラストや、VTuberのデザインを手掛ける一方、カグラナナとして2019年より自身もVTuber活動を始めた彼女の新曲。作詞:YUC'e(ゆーしえ) × カグラナナ、作編曲:YUC'e。5月12日の制服3Dお披露目配信で初披露されました。
ゆーしえさんなら間違いない。エモーショナルで輝きのあるスペーシーなシンセ、Future Bass的な緩急つけたエグイドロップ、ガチでカッコいい。こんな可愛い娘が歌っていい曲じゃないんよ(褒め言葉)。歌だけでなく、ダンスの方もキレ凄いし巧すぎてビックリよ。1stフルアルバムが今夏にリリース決定との事で、楽しみです。
#9『冒険の書』/ *Luna
同人サークル「BASYAUMA RECORDS」主宰、コンポーザー/ボカロPとして活動する*Lunaの新曲。歌い手ゆあるとのコラボは、1月にリリースされた「ΔV feat.ゆある」に続く、今年2度目。ジャケット及びMVイラストはイラストレーター爽々さんで個人的に好きな方なので嬉しかったり。
神曲です。色鮮やかで壮大なサウンド、青春系ノスタルジックなのにクソパワフルで胸を焦がしに来るこのメロディは*Lunaさんにしか出せんよ。2:08~とかチート級に良い。ゆあるさんの圧巻の歌唱力も相まって普通に泣けてくる。ストーリ性豊かな歌詞、子供から大人になって新たな挑戦をする全ての人に贈る最高のエールソングでした。改めて言います、神曲です。
#10『Not Without My Ghosts』/ The Amity Affliction
オーストラリアクイーンズランド出身のポストハードコア/メタルコアバンドの8枚目となるアルバム。20年以上のキャリアを持つ彼ら、2022年11月以降シングルカットされた曲から期待と不安両方ありました。
結果、驚きの方が強くて、まだ馴染めてないのが正直な処。バンド史上最もヘヴィな仕上がりと云う事で確かにブルータルで生々しくカッコよさはあるし、流石のメロディも魅力が詰まってはいるけど、圧倒的に虚無的な"泣き"が足りなくて、Amityで聴きたい音楽かと言われると首を傾げるライン。ダークで重厚な雰囲気を纏い、アグレッシブ且つエモーショナルなサウンドに乗せて激情的に歌い上げる中で潜む美しき感情。それが突き刺さる刹那があったのはTr.2「It's Hell Down Here」, Tr.4「Death And The Setting Sun」, Tr.6「When It Rains It Pours」, そしてダントツでTr.10「Not Without My Ghosts」ですね。フィーチャーリングゲストがいる楽曲が当りだった印象。でも、まだ聴き込みが足りないだけかもしれません。名盤『Let the Ocean Take Me』を越える事は絶対にないですが。
#11『Bad King』/ Sable Hills
2015年にVo.Takuya、Gt.Rictの兄弟を中心に結成されたメタルコアバンドの新曲。昨年は2枚目となるフルアルバムをリリースし、ベストアルバムにも入れさせていただきました。
MVが全てを物語っている様に最強ライブ曲。絶対に屈しない反骨精神の塊みたいな印象をリリックだけでなく、熱いメロディや勢いある展開など全てから感じます。身体中の細胞が疼き始め、堪えていた感情を剥き出しにさせるパワーが詰まってますね。6/11に控えているワンマンライブが益々楽しみになりました。
#12『Match My Misery』/ Advents
アメリカ合衆国ニューヨーク州メトロポリタンエリアを拠点とするメタルコアバンド、今年初の新曲。メキシコシティ出身のメタルコアバンドAfterglowをフィーチャー。
次々とエモーショナルなメロディを繰り出していくテクニカルかつ流麗なプログレッシヴなリフ、耳に残るサビメロ、ヘヴィなブレイクダウン、壮大なオーケストラアレンジと絡んでいく美しくパワフルなコーラス、全て完璧です。Adventsそろそろアルバム出してくれ~。
#13『Do Your Worst』/ Andromida
アメリカはピッツバーグを拠点にRamon Gutierrezによって立ち上げられたメタルコア・プロジェクトの新曲。ボーカルには南カリフォルニア出身のワンマンバンドDayshell(ex-Of Mice and Men)をフィーチャー。
いつも通りヘヴィリフが唸るグルーヴィーな、且つスケール感の大きいプログレッシヴ・メタルコアをプレイ。メロディラインに綺麗に激しくユニゾンしていくボーカルが堪らないです。光が差し込んで視界が徐々に開けていく様な清々しい終盤の雰囲気も好き。
―――以上、5/8~5/14はアルバム1枚、EP1枚、シングル11枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
その他何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
ではまた!
※先週の新曲感想はこちらから。
#ライブレポート
※今回は正確にはライブではないですが、イベントだったので記念に
【5/11 SCANDAL Line of サイン会@タワーレコード渋谷店】
![](https://assets.st-note.com/img/1683992956491-2R5Bo5MYyc.jpg?width=800)
【#Lineofサイン会】
— SCANDAL (@scandal_band) May 14, 2023
新曲「Line of sight」発売記念イベント
Line of サイン会全会場終了いたしました!
お集まり頂いた皆さまありがとうございました!
新曲やツアーの感想、皆さまの熱い想い、全て届きました!❤️🔥
大切に作ったこの曲が、もっともっと広く深く届いていきますように🌟
▽💌 pic.twitter.com/IzDpQufHVR
SCANDALニューシングル「Line of sight」の発売を記念して行われたサイン会に参加してきました。いやぁ…本当に幸せな時間で絶対に忘れられない想い出になりました。10年以上ファンやってるんですが、ずっとステージ上の存在だと思っていたし、メンバー1人1人と話せる日が来るなんて思いもしなかったので。今思い出しただけでも現実だったんか⁈と嬉しすぎて気持ちが舞い上がってます。
メンバー順々にサインを頂いていく流れだったので、それぞれに「中学生の頃からずっと聴いてます!いつも本当に有難うございます」とだけは絶対伝えました。驚きつつも喜んでくださって、TOMOちゃんは「大きくなったねぇ」と言ってくれましたw 本当にお互いに成長したなと感慨深いです。他メンバーもRINAからは「サイン会やって良かった」って言葉に泣きそうになったし、MAMIは服装で仕事帰りなの気付いてくださって、HARUNAは先週のライブの最高でしたねって話をして、なんばhatchnのライブも当てて行きます!って言ったので、何とかチケット握りたいです…。と云う事で、SCANDALとの想い出がまた増えて良かったです。一生付いていきます。
【5/13 MaiR メジャーデビューアルバム「未完星」発売記念 ミニライブ&トークイベント@AKIHABARAゲーマーズ本店】
![](https://assets.st-note.com/img/1683992988060-fFHCGrwRVy.jpg?width=800)
「ALIVE MUSIX」所属のVsinger "MaiR"のメジャー初となるアルバム『未完星』をVictor Entertainmentより4月26日にリリースし、それを記念したリリースイベントに行ってきました。
終始MaiRちゃんが楽しそうで自然と楽しくなる最高のイベントでしたね。前半はトーク。何を喋るか決めてこなかった様で、ノリで行われたコール&レスポンスや、挙手アンケート、旗揚げゲーム、全員でうねうねした謎の動きをさせられるなど、どれもこれもファンと久々に実際に出会えた喜びを露わにされていて、それがこちらとしても同じ気持ちで嬉しかったです。ガチでこんな感じ↓↓↓
#ゲーマーズにMaiR着陸 #めあーと pic.twitter.com/vAr8fR3mpF
— 雑種 (@_zassyu_) May 13, 2023
撮影OKの時間は、何故か謝罪会見風のノリになったり、普通にカワイイポーズしてもらったり。ここも良い意味で普通じゃない感じが楽しかった。んで、その後は真面目にアルバムのお話。こうやってアルバムを出せるのは凄い事で「みんな」がいるお蔭だと、MaiRちゃんが活動を続ける中での原動力がエンジンが、「自分」から「みんな」に変わったと語ってくれました(詳しくはこちらにも)。こちらこそMaiRちゃんのいるお蔭なので、お互いに感謝の気持ちを持ち合える関係が築けていて本当に素晴らしいなぁと。これからもMaiRちゃんが元気に活動続けてくれたら嬉しいなと思います。あと、初回盤のジャケットイラストにもいるオリキャラの未完星のみかん星人の説明もしてくれました。確かに謎ではあったので、ようやく解ってスッキリ。
その後はミニライブで3曲披露。「ギミギミ」「エコー」「疾奏」とアルバムから新曲を披露。この週の記事でも書いていた様に特に好きな曲だったので、最高でした。「ギミギミ」に関しては、サビでの振り付けも教えてくれて一緒に盛り上がる事ができましたね。「エコー」もこの日は我慢できましたが、涙腺に来るエモーショナルナンバーだなと改めて。「疾奏」ではファンの声もデカく、MaiRちゃんの熱いパフォーマンスを魅せてくれました。
もう2週間後に迫ったワンマンライブ。本当に楽しみですし、ファンとしても1人でも多くの方に来て欲しい。これを読んでる貴方。良ければ是非足を運んでください。よろしくお願いいたします!
![](https://assets.st-note.com/img/1684064661473-fZXgqLT9fp.jpg?width=800)
では今回はこの辺で。また来週お逢いしましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?