自由には責任が伴う！のなら・・・

仕事をしていると自由には責任が伴うなんてことを言われたりする。
なんとなく名言っぽいけども、自由には責任なんてものは無い。
なぜなら自由だから。

では逆に、自由じゃなければ責任はないのか？という話はどうだろう。
自由じゃない、忙しくお仕事をしている人たちはみんな責任が無いのだろうか。
そんなはずない。だったら忙しく仕事をするなんてバカバカしくてやってられない。

どうも日本には、自由とか、気ままとかっていうのは抑止したくなる性分を持ち合わせている。おれが小学校に通っていた時代の学校教育や家庭の教育でもそういう部分って存在していたような記憶がある。

「ギターがほしい」だなんて、ギターを弾くなんて不良のすることよ！
とか、
「髪の毛を染めたい」だなんて、あなたはヤンキーなの？黒髪が一番よ！
とか、
まあ本人の自由意志というものはなんとかしてへし折ってやろうっていう力が働くようである。どうしても子供や自分のまわりにある自由というものに対して敵対心があるようだ。

かくいうおれも、学生のころはギターではなかったけれど、ベースが欲しいなんていうと否定されそうだったので、勝手に買ったし、バンドだって勝手にやってた。
髪の毛だって勝手に染めたし、バイトだってビリヤード場だったり、家庭教師だったり好き勝手に自分で決めて自由にやってた。

そうか。

つまり、一つ言えることは、自由に責任が伴うのではなく、選択には責任が伴うっていうこと。つまり自由と選択がすり替わってしまっている。
「自由という選択」をすることで、そこにはちゃんと「責任」が発生しているんだよっていうことを教えてあげる必要がある。

自由に生きたい。いいと思う。そのために生まれる責任は果たさなければならないが、人間として生まれてきた以上はそうでありたい

選択には責任が伴う。

この言葉とともに今日はねます。