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技術力を底上げするコードレビュー会の仕組みを大公開!

こんにちは。クランチタイマーです。

noteではクライアントの皆様に向けて、品質向上や業務改善のために行っている取り組みとその成果についてお伝えしています。

本日は、その取り組みの一つとしてコードレビュー会をご紹介します。

コードレビュー会の概要

コードレビュー会の目的

コードレビュー会にはコードの保守性・効率性の向上などさまざまな目的がありますが、クランチタイマーが重視しているのは組織全体のパフォーマンスの向上です。

社員以外の外部委託のメンバーも含めて、プロジェクトやチームを限定せず開催することで、クランチタイマーの開発に関わる全メンバーが互いに学び合えるスキルアップの場になっています。

実装に悩んだ際にはより良い解決策を考えアイデアを出し合ったり、「こうしたら上手くできた!」というベストプラクティスの共有を行っています。

また、経験値が高いメンバーをアサインすることで自分の専門分野以外のことに対しても深く学ぶことができ、技術の向上に繋がっています。

開催内容

コードレビュー会は毎週開催していますが、大きくは

  • お客様からご要望いただいた内容の共有

  • その週の担当レビューイが自由テーマで発表

この二つの題材に分けて、隔週で行っています。

発表では普段開発している中で迷ったことなどを相談したり、逆に上手くいったことのアウトプットをしたりしています。

フルリモートワークで普段会うことはほとんどありませんが、チームやプロジェクト問わず、和やかな雰囲気で気兼ねなく議論できています。

開催時の様子

その日の担当であるレビューイが進行していきます。

開催時の様子

レビューイが実装に悩んでいる内容があれば

  • どういった問題点、要件があったか

  • どのように対応したか

をもとにそれぞれ話し合い、ベストな実装方法を全員で検討します。

経験が浅いメンバーでも、他のレビュワーの解決法を知る前に自分で考えることを心がけ、主体性を持って知識やノウハウの吸収に臨んでいます。

またこのコードレビュー会は、お客様からのご要望をチームで共有し合うという目的もあるため、

  • チーム内でレビューしたものや、社外でレビューを受けたものについて

  • お客様にどのような理由で指摘を受けたか

  • 同じ指摘が起きないためにはどうすればいいか

を話し合い、共有することで同じようなご指摘を受けることがないように徹底しています。

修正が必要になった内容や開発する際に迷った箇所は個人で抱え込んでしまいがちです。

しかし、それらをアウトプットをすることで、個人にとどまらずメンバー全員のスキルアップに役立っています。

メリット

コードレビュー会のメリットには、以下のようなものが挙げられます。

  • ミスをした人や指摘を受けた人が指摘内容を理解して他の人に発表することで、その人自身の学びにもなり、チーム全体が同じミスを防ぐことに繋がる

  • 経験が少なく実装が手探りになる開発でも、知識や経験があるメンバーからの助言によって知識不足を解消できる

  • 普段関わることのない別のプロジェクトについても理解でき、コミュニケーションが活性化される

  • 積極的に意見交換することで、お客様に提案できることの幅が広がる

  • 自分が思いつかなかったアドバイスを得られて、早いスピードで成長できる

  • 普段使ったことのない言語に触れることで刺激になり、新しい言語への理解を深められる

このようにコードレビュー会では非常に多くのメリットが得られており、お客様に提供するサービスの品質向上にも強く繋がっています。

おわりに

本日は品質向上と業務改善の取り組みの一つとして、コードレビュー会をご紹介しました。

クランチタイマーでは組織全体のパフォーマンスを高められるよう、日々継続的な改善に努めています。

今後もお客様に信頼される企業となるべく様々な取り組みを行い、その内容をnoteで発信してまいります。

クライアントの皆様、そして社内での業務改善の取り組みをご検討中の方にぜひご覧いただけると幸いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。