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サッカーとバスケを行ったり来たりして、スポーツ観戦のちょうどよい距離感を考えてみた

なんか、2024シーズンのJリーグもはじまっちゃいそうです。
5月まではバスケも並行して観ているので、ちょっと競技間の違いのあれこれをつらつら書いて整理してみようかと思います。

もしかすると、お読みいただいている皆さんと感覚がズレている部分もあるかもしれませんが、いちにわかファンのひとり言ということでご容赦くださいませ。


リーグフォーマット・メディア

勝っても負けても

どちらでも。
勝ってほしいけど、まあ負けるときもあるので。
それよりも大事なのは、期待感を持ち続けられるかかなあと思います。

バスケって、流れが悪いととことんヒドイ試合になる。と個人的に感じてます。
そのまま負けるとそれはそれはガッカリな感じなのですが、それよりも大事なのは、「なぜ負けたか」「どう修正するか」「次への光は見えたのか」みたいなフィードバックがほしい。

もちろん、自分でもそういう整理は頭のなかでするものの、やっぱり第三者の視点というか、メディアのコンテンツが欲しいなあと思うときがあって。
具体的には、記者会見の報道もそうですが、佐々木クリスさんみたいな、その試合で気になったポゼッション取り上げる解説みたいなのが欲しい。前者はメディアの役割ですが、後者が圧倒的に足りないんじゃないかとも思ってます。個人的には、各クラブの解説でそこそこ詳しく突っ込みできる解説の人がいたらいいなあと願ってみたり。自分が素人なので、他人任せですみません…。でも、もう少しバスケを競技として観たいので、やっぱり解説は欲しいところ。

それなのに、あとにも触れますが、メディアのコンテンツ供給が圧倒的に少なくて、ガッカリしたまま翌日を迎えても、なんのフィードバックもなくて、「結局あの試合ってなんだったんだ?」みたいに不完全燃焼で終わることが少なくなかったかなあという感じです。
こういうものがないと、「結局気持ちで負けたんじゃ…?」みたいな、少々精神論みたいな方向性に行ってしまって、なんだかビミョーなウィークデイを過ごすことになるのも悲しい…。

(一応補足しておくと、メディアの取り上げ方は地域差があるので、私の懸念が当てはまらないチームもあります。要は、報道が果たすべき地域の人々に情報を届ける役割はクリアしていても、ファンが知りたいのはそれ以上のことなので、若干役不足でもあり。それから、そもそも問題として、クラブ側がHC・選手コメントをレポートしないところもあるので、もしかしたら私の考えすぎなのかも…。)

そういう意味ではサッカーだと、ある程度のカテゴリであれば、地上波に限定しなければコンテンツ量は保証されている印象です。有名どころですけど、こういう専門のものも、長くからやってますし。
あとは課金するか、どうするか(汗)

欲張りかもですが、バスケも番記者というか、専属ライターいたらいいなあ。とはいえ、バスケはどちらかというと、SNSに注力している印象なので、オールドメディアは需要ないのかなあ…。

(2024/3/23 追記)
今さら感じたのですが、個人的にサッカーって試合終わった後に何日も「あー、これってやっぱこうなんじゃない?」みたいな、考察的なことを延々としているような気がしていて。

メディアの供給は受けて、「ふむふむ」ってなるのですが、「やっぱこの選手がポイントだから、うまくいかなかったんじゃない?」とか、自分なりの観方もどんどん出てきてしまって、いつの間にか次の試合のプレビューはじまっていて追い付かん、っていうループを繰り返し続けているような気がします。

だから飽きないんでしょう、たぶん。(ただ、自分の考察は刺されるレベルに低い内容なので、世には晒しませんが…汗)

わかりやすいバスケ、わかりにくいサッカー

なんかこれ、あるかも。
ライト層をうまく取り込んでいるのがバスケとすれば、対して長い時間をかけてナーチャリングしていくのがサッカーでしょう。
決してファンになるまでのリードタイムを早めることが、目標達成の近道ではないので。

それでもほんと、サッカー、わかりにくい。
戦術しかり、スタジアムの滞在しかり。選手も多くて覚えられない(汗)
でもまあ、そのわかりにくさがむしろ、文化なんじゃないかとも思う。

逆にバスケは、(もちろん競技や戦術の奥深さは理解しているものの)一般的にはわかりやすさで売っている。
もし私が競技者だったら、もう少し深掘りできるかもしれないけど、正直そんな能力ないので、どうしたって奥深さを求めるのにも限界があって、なかなか「勝敗云々だけではない、その先」、つまり内容の深みに向かえていない。
たぶん今、バスケの観方は踊り場状態です。
とはいえ、もしかすると次項への期待感が薄れてきてしまっているのが、踊り場状態の原因かもしれませんが…。

伸びしろへの要求

伸びしろを要求しやすいのは、サッカーかも。

要は、若手への期待感はサッカーのほうが格段にあるなあと。
なぜなら、登録人数もざっとバスケの3倍だし、キャリアのスタートも大卒に限らず、高卒(ユース)も多いので。
結局、「育成」好きな私としては、少ないプレータイムでしのぎを削るバスケの若手を観るよりも、下のカテゴリーにレンタル移籍してのびのびやってるサッカーの若手を観たほうがいいのかもと感じたこのごろ。

たとえば、この選手の育成計画なんかはまさに、そんな雰囲気を感じるわけです。(今シーズンは、レンタル元もレンタル先も同カテゴリなのですが、まあ気にしない。どっちかというと、編成差から来るレンタルですね。)

オフシーズンは長すぎてもアカン

これも自分が悪いのですが、バスケだと他チームにあまり関心が持てないこともあって、コンテンツ量を他チームに分散できませんでした。

そうすると何が起きるのか…。
極端にコンテンツ量が少なくなるオフシーズンを耐えられなかった…。
オフシーズン、実に5か月ですから、正直長すぎる印象です。
そんなわけで半ば逃げるように(?)、サッカー観てました。

サッカーって結構、オフシーズンも2か月くらいで少ないし、そのオフシーズンもあっという間に新体制発表会やキャンプで忙しなくなるし、ある程度ファン・サポーターが一定数いるからか、クラブもメディアもコンテンツ供給が安定していることもあって、安心して観ていられる感じで。
そういうわけで、バスケ以外にも興味関心を分散させて、うまくバランス取ってきました。

「現地」の意味

ちょうどよい現地観戦の頻度とは?

バスケ、シーズン通して10試合も行ってないのですが、それでも多かった。
理由は単純。

バスケって他のスポーツ会場ではなく、コンサートに例えるとしっくりくると思っていて、実はワタクシ、コンサートがあまり得意ではないのですね。
それは、疲れるから…。

音で疲れちゃうのか、結構へとへとになってしまうのです。ほんとは音楽好きなのに、コンサートには行かないのって、そういうことなんだなあと今さらながらに気づいてみたり。
だからもう、来シーズン以降は、3か月に1度くらいの「季節の時候」くらいの感覚で行くのがちょうどいいかなあと思っています。
やっぱりにわかファンだったなあという感じですね(汗)

あとは、サッカーが基本的に現地派ではなく、配信派というのも大きいかもです。
これは私がへとへとになるという意味ではなくて、応援しているチームが近くにないので、単純に距離的な問題で現地はほとんど行かないというスタンスになってしまうから。

家族とのコミュニケーションツール

最初は自分が行きたいから行く、という感じでしたが、段々とバスケと距離を取るようになってからは、「家族が行くなら行くか」というライトな感じに。
応援していたのは地元のチームだったので、さくっと観に行けるのも大きかったし、終わったあとにあーでもないこーでもないの相手になってくれたのは良かったなあと。

案外サポーター気質だった

らしく、結局は一体感を感じられるから現地観戦する、という構図になるらしい。なるほど。

これは自分もよくわかっていなかった、ある意味で内面に気づいたこの1年でした。
もともと現地観戦もあまり行かず、そしてコロナもあって、なかなか「空気感」を感じられずにいたのですが、やっぱりこう、「自分はこの応援しているひとたちの一員なんだ、コミュニティのなかにいるんだ」って安心して思えるかがポイントだなあと。

これは、競技関係ないなと思っています。
誰が応援の音頭を取るか、どんなカルチャーかというのはとにかく、どのコミュニティが気に入るかは結構大事だったみたいです。

といっても、私はサポーター「気質」なだけで、サポーターではないですので、あしからず。
このノリでサポーターと呼ぶには恐れ多すぎるので…汗
基本的に、にわか野郎か、ファンでもサポーターになれないファンです。

「推し」ってなんだ?

推しがいないのは、おかしい?

「推し」ってなんだ?って考えちゃったんですね。
いつもながら、考えていることがわけわかめなのです(汗)

この記事みて、なるほど、なるほど。

萌えと推しの違いとして、萌えが内なる感情によって対象に接するのに対して、推しでは活動として対象に何かを与えたり、一緒に何かをしたりすることを重視する、という特性がある。

おそらく自分は未だに、「萌え」の世代かも。
なんとなく「推し」ということに恥ずかしさを感じるしなあと思っていたら、そうかそういうことかと。
だから、自分の好きなものって、自己完結型でいいんだな、と思い。
それと、シンプルにサッカーは「推し」的なオキニ選手をピックアップできなくて、このままではふつーに「何股かけてるんじゃい!」みたいな状況になってしまうので汗、ほんとの意味でチームという「概念」を応援してます。
バスケは当初、「個推し」的な選手が「箱推し」チームに移籍してきてしまったので、カオスな感じになってましたけども笑、今はしっかり「箱推し」への融合を果たしました。
なので、つまるところ「箱推し」なんですね。まあ、なんだかんだ「推し」行動はしています(笑)

あっ、でも、ユニフォームなんかは特定の選手のナンバー&ネームにしたりもしますよ。
言ってることと、やってること、矛盾しまくりです(汗)
ただ、他者へ「推し」まくりたいわけではないので、そっと応援します。自分が応援していることを認知してもらうのには興味がないので、むしろ自分が買ったグッズの収入の一部が選手に分配されてほしいくらいの感覚でよいです。それで彼らを押し上げられたら、本望です。そんなもんでいいです。

アイドル視される選手?

なんとなくバスケ選手に対して思っていたことで。
アリーナはコンサート的な舞台装置であるのも原因かもしれないですが。
不思議なことに、選手の振る舞いもなんだかショーマンというか、アイドルっぽいし、ファンもそれを求めるようになるから、どうしても選手に対して「あるべきファンサービス」を求めてしまうのかも。
そう考えるとなんだか、アリーナって「魔境」ですね。

私も潜在的にそのように求めていたようで、実際にショックな(というか、なんとなく虚しくなる)出来事があってから、しかもそれが一度ではなく二度起きてしまったことで、応援している意味を失いかけそうになり、サッカーに流れて行って正気を取り戻したというのもありますが(汗)
そんなことでサッカー観始めたら、もともとファンサービスを求めない性格というのもあって、あまりバスケ選手に「あるべき論」を感じなくなりました。

というのも、サッカー選手って基本的にクールキャラのイメージで、試合日は客席とピッチとの距離感もあってファンサービスらしいファンサービスがあるわけではないし、どちらかというとサポーターとの「魂のアイコンタクト」的な要素で勝っても負けてもコミュニケーション取っている印象なので、もし自分からファンサービスを求めに行くなら練習日なんですよね。
しかも、練習に行ったとて、ファンサービスを求めるかどうかなんて自分次第で、私は基本的にサインもらいに行かないタイプですから汗、「ああ、このくらいの距離感でいいんだ」ってことにようやっと気づいたわけです。

バスケは練習を公開していないので、試合日は曜日関係なく(?)ある意味で「決戦の金曜日」なわけですけども、ファンサービスの度合いって選手によってまちまちなので、あまり過度な期待は持たないほうがよさそうだなあと。

ただ、全体感持ったはなしをすると、島田チェアマンも「一流のエンターテイナーは所作も一流」みたいなはなしをしていましたから、スポーツ選手としての一流というよりも、エンターテイナーとしての一流を求めているなら、ある意味リーグが要求しているわけなので、クラブ側は一定のガイドラインというか、最低限の「あるべき論」はあってもいいのかなあとも感じました。
(もちろん、リーグとして目指すなら、という意味合いなので、現状への批判というわけではないものの、とはいえファンサービスの温度感が同じチームでも選手間でまちまちなのは気になるなあと思ったりしてます。)

変わらないこと

グッズはほどほどに

この感覚は競技問わず、自分にとっては大当たりでした。
グッズってなんだかんだ、中身がわからないガチャガチャとか、福袋とか、限定商品とか、いろいろ出ますね。
そういう誘惑(?)はあっても、基本買わない性です。
たいてい、ユニフォームとタオルくらいは買っておくか、ぐらいですね。

ただ、シーズンプレビュー&レビューみたいな、書籍の商品はにわかな感じで観ているチームでも買います。記憶じゃなくて、記録にしておきたいので。
うーん、書籍だったら見境なく買うかもですね(汗)
今のご時世、むしろ書籍に残るコンテンツのほうが希少なので、個人的にはありがたいし、文章とか、写真との構成でしか語れない世界観もあると思ってます。

ちなみに最近は、こんなの買いました。しかもたまたま発売日に東京にいたので、東京のど真ん中の本屋で買ってきました(笑)
東京のチームだから、平置きではなかったけど、何冊か入荷してましたよ。
過去のスクラップまとめなのですが、結構かっこよかった。

やっぱりマスコットは平和

まあ、そうっすよね。
家族もたいてい、マスコットは好きですね。
我が家で安定の人気を誇る、このお方々…笑

(どっちもマスコットなんだよなあ…。どうしたらいいんだ…。)

そして私も含めて家族は最近、ルンさまに夢中…。ああ、J1…。
味スタもいいけど、やっぱりこの舞台になった国立も…行きたいんだルン(笑)





とまあ、こんな感じでございました。
結局、サッカーのほうがいいとか、バスケのほうがいいというものよりかは、「頻度」と「距離感」の問題だったような気がします。

コアサポーター(ブースター)の皆さまには申し訳ないですけども、複数チームを「掛け持ち」しつつ、各チームは年1~2回くらいのペースで観に行けたらいいかなあくらいの温度感がよいのかなあとも思いました。

思えば、サッカーで応援しているプライマリーチームはそんな感じですし、そもそも一度も現地観戦したことないので、そりゃあ現地観戦ってぜいたく品なんですね。あくまでも私にとっては、なのですが。

万人に当てはまるかはともかくとして、マーケティング観点で考えると、シーズン10回以上のコア層を増やすのは大事なものの、なかなかコア層にまで成長してもらうのは難しい部分もあるので、むしろシーズン2~3回来訪するライト層をいかに増やしていくかが、自分の経験も含めて集客のポイントだなあと思いました。

なので、こんな感じで、てきとーに過ごして行こうかなあと思ってます。

【番外編?】

多摩川渡っても、ヘアバンドに惹かれる?

今まではごく一般的なはなししかして来なかったのに、急に超断片的すぎるはなしで恐縮ですが…。

J1・東京Vの深澤選手とB1・川崎の益子選手、似てるよ…。
どうなってるんだよ…。(おい…笑)

たまたまX(旧Twitterなるもの)で通りかかったら、益子選手が晴れてプロ契約の報が流れてて、「あ、この選手3人制の世代別代表のひとだ」って思い出したのと同時に、似てるヘアバンドつながりで深澤選手が急に脳裏を駆け巡るという…。

(この写真はちょいと似てないかもしれないけども…って思ったけど、もはや似てるものと信じ込んでるから、ループから抜け出せない…)

別にヘアバンドだからいいってわけじゃないけど汗、なんかお互いを観るとお互いがフラッシュバックしてしまうよ…。

困ったなあ(汗)
B1・川崎の試合観るか…。(おい…汗)
(というかもはや、観ている自分…汗)
そんな感じでバスケ観るとたぶん、サッカー観たくなる…はず(?)
そしてまたサッカー観たら、バスケ観たくなるのです…(?)

という、謎ループが生まれることが判明いたしました(笑)

うん、これは結構大きな収穫だ(?)
なんでって、家族から「(東京Vの)森田選手って、(横浜BCの)河村選手に似てない?」ってあるとき言われても、「?」って感じの態度だったので(笑)
ピンと来ないものはピンと来ないけど、「おー、似てる」って思うと急につながってく…(謎ループ発動…笑)

(あとは、J1・東京Vの染野選手と、B1・仙台の渡部選手も似てる…。その心は、どちらも万能スコアラーなのです笑)

という、新手の観方を発見しましたとさ(汗)

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