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実録!スタートアップの採用のリアル vol.5 〜ベストなスキルの方が採用できた?!編〜

採用活動をされている企業のみなさん、

「この採用、ちょっと色々あったな…」
「ぶっちゃけ、厳しいな…」
「ちょっとミスマッチだったな…」

という経験はありますか?

企業と求職者どちらが悪い、ということではなく、シンプルに合わなかったり、最終的に思った通りの結果にならず、お互いが残念な思いをしたことは、少なからず起きるのではないかと思います。

誰を採用するのか?
誰を採用しないのか?

これは採用活動をしている人事にとって、とても重要なテーマだと思います。

実際に数社にインタビューさせていただいた体験談をシリーズ記事にまとめました。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

こんなぴったりの方がいるなんて!

IT系の事業を行なっているD社。
エンジニアの採用の際、やや特殊な言語での開発だったため、対象となるスキル・経験を持っている人がなかなかおらず、採用に苦戦していました。

そもそもなかなか応募がこないし、応募が来てもスキル不足が多く、内定を出せない状況。

しかしある時、スキル・経験としても申し分ない方からの応募がありました。

「こんなにぴったりの方がいるなんて…!ぜひうちに来て欲しい!」

人事も、採用予定の部門長も大喜びです。

条件も十分にマッチしたため、すぐに選考を進め、無事に入社決定となりました。

入社後に分かった認識の違い

しかし入社して気づいたことは、自社の事業への理解やコミットがとても薄いということ。

その方が最も興味を持っていたのは、福利厚生や自分のやりたいことでした。

やりたいことがあったり、自分の待遇を気にすることは大切ですが、事業を進めていく意識があまりなかったために、期待していたような結果とはズレが発生しはじめました。

もちろん、その方のキャリアやスキルアップは考えてほしいし、応援するつもりでしたが、あまりに事業のことを考えていないのは、チームとして同じ方向を向いて頑張れないな……となっていきました。

そして、結果が伴わないため、処遇も当初伝えていた形にはできず、最終的には短期間での退職となってしまったのです。

面接のときに“ついつい”やってしまったことに気付く

振り返ってみると、面接のときに原因があったのかも、と感じたそうです。

あまりにスキル上魅力的な人だったので「ぜひうちに来てください!」と丸め込んでしまった感じがありました。

きちんと双方が納得する形で採用を決めたいと思っているものの、あまりになかなか採用ができていないと「もうこの人で決めてしまいたい…!」という気持ちになるのが人事の心というものです。

技能の部分は履歴書や面接ですぐに分かりますが、事業の考え方とのマッチングや、何を大事にして仕事をするのかという部分にずれがあると、もったいない結果になってしまうことが多いと思います。

きちんとお互いが何を求めているのか、どういう部分の優先度が高いのかを、きちんと言語化して認識を合わせていくことはとても大切ですね。


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