四の橋交差点とイラン大使館
明治通りの古川橋交差点から渋谷方向に一つ、名前のある交差点として出てくるのが、
四の橋(しのはし)交差点。
古川沿いに1から5まで順に橋の名前が交差点に付されている。
一の橋、新一の橋:麻布十番
二の橋:仙台坂の下
三の橋:桜田通りの三田に抜ける
四の橋:明治通り沿いで、南麻布の住宅街から坂(薬園坂)を降りたところの一つ。
五の橋:交差点名は「光林寺」だが、古川には五の橋という橋がかかっている。
(現在、五の橋は長期間の工事で通行止め)
この四の橋交差点は先ほども述べたように南麻布の住宅街から薬園坂を降りてきて(一方通行)明治通りと交わるところだが、
この薬園坂の途中にイラン大使館がある。
イラン大使館の壁にはイランが誇る有名な遺跡、観光地、街のイラストが描かれており、旅情をインスパイアしてくれるので、ついつい目線がその壁画に移ってしまう。
しかしイランは核開発問題、アメリカとの対立感など不安定な要素も多い。つい最近では、イラン前大統領の乗ったヘリが墜落し死亡したり、トランプ前大統領の暗殺未遂事件でも関与を仄めかすなどまだ緊張感は無くならない。
ただイランとは不思議な国で大統領が一番権限を持っているのではなく、最高指導者はあくまで宗教指導者=国家元首。
初代最高指導者のホメイニ師(86歳没)に至ってはイラン紙幣の7種類に肖像画として描かれている。
それだけ宗教が国に根ざしている。
一方で日本とイランの関係で見るとそんなに悪くないのもまた不思議。
欧米諸国とは緊張関係が続いているが、日本とイランの関係においては2019年には国交90周年を迎えている。
時代を遡れば、イランの原油輸出入において日本の出光佐三による貢献が大きい。
https://japan.mfa.gov.ir/jp/generalcategoryservices/16149
イランの政治についてはここでは触れず、
旅として見てみると、ペルシア文化は個人的に魅力的である。
シルクロードの次にペルシアは好き。
ペルシア猫、かわいいし。
街を散歩していて、ペルシア料理屋を見つけるとふらふらっと近づいてしまうことがある。
(でもまだ入っていない)
新橋のシャンディーズ(SHANDIZ)が特に気になっているペルシア料理店。
。。。
うむむ、今回は交差点の話はほとんどなく、イランに思いを馳せる記事になってしまった。
交差点東京の著者(わたし)の悪い癖
なんでも旅関連に結びつけて考えてしまう。。。
でもこの癖、自分自身でそんなに嫌いではないので、直す予定はないかな(笑)
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