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千駄ヶ谷小学校交差点と謎ワード・努力義務

千駄ヶ谷小学校交差点は明治通りと原宿〜外苑を結ぶ通りとが交わる交差点。
近隣には藤井聡太フィーバーで沸いた「将棋会館」、
東郷神社と合体したような不思議な作りの高級低層マンション「ブリスベージュ神宮前」、
鳩森八幡神社などがある。


交差点の脇には名前の通り、千駄ヶ谷小学校があるが、ここ10数年は全校生徒が300人強くらいしかいない=1学年に50人くらい?
子供の数も少なく感じる。
いや、この辺の小学生は私立に流れるのだろうか?


余談だが、高木ブーが千駄ヶ谷小学校の卒業生らしい。

ここの交差点の特徴は自転車ラインの幅に余裕があることだろう。
学校の近くだからか。
原宿外苑中学校もすぐそばにある。



下の地図をご覧いただきたい。

水色の部分が自転車のラインだが、ただの矢印だけでなく、
車幅の半分ほどのスペースを割いて専用道路が敷かれている。
これだけ広ければだいぶ安心して自転車で車道に出られる。

とは言っても路上駐停車もいるので、
パーフェクトに安全かと言えば、そんなことはない。

この道路は元からの道路幅にゆとりがあったから、
こういう整備もできたのだろうが、日本のあちこちにある後からできた自転車道路は
ただ道路に書いただけなので、安全性に心配が残る。

ここ何年かの道交法の改正は結構ツッコミどころが多く、
それが大衆に理解されにくい原因だろう。
その国民の声が少しずつ届いて、また改善されていくことを期待する。

電動自転車モペッド電動キックスケーターのルール・免許も朝令暮改で、
最新版をしっかり理解できているのはどのくらいいるのだろうか?

そして自転車においてのヘルメットの「努力義務」という言葉。

これは責任を行政が取らない逃げの言葉だと思う。

そもそも努力と義務とは正反対に近い意味の言葉ではなかろうか?
努力なの?義務なの?

自転車の事故による死亡事故の大半はヘルメットで防げるから、
自転車のヘルメットが大切!だとか自転車に保険加入を推奨!とか
それはそれで分かるのだが、
その前に道交法の周知徹底啓蒙運動の方がよほど大事だと思うのだが。
近々自転車の取り締まりも厳しくなるそうだが、
そもそも警察官の数が足りていないので、実効性はどうだろうか。

我々がすることは
身を守るのは政府だけに頼らず、自分で学び、考え、実践すること。

それ一番な納得感があるだろう。
人のせいにする前に自らの頑張りを忘れないように(^^)

最後に久しぶりの現代と江戸の地図比較で今回はおしまい。

今は高級人気エリア

明治神宮の敷地はその昔、老中の井伊直弼、土地の広さが尋常じゃない。
東郷神社の池は江戸末期にはすでにあった。。。

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